前から気になっていた『戦場のヴァルキュリア3』(SEGA/PSP)を始めてしまいました。
一体幾つゲームを梯子しているのか、という質問には、ノーコメント(おぃ)
物語は、架空のヨーロッパにおける征暦1935年、大陸の覇権を争う二つの大国の間に戦争が勃発し、その間で戦場となった小国、ガリア公国が舞台。士官学校を首席で卒業し、将来を嘱望された軍人であった主人公クルトは、ある事情から懲罰部隊に転属される事なる。ガリア正規軍422部隊、通称“ネームレス”。名前を奪われ、互いに番号で呼ぶ事を強制された彼等に与えられるのは、決して表に出せない過酷な任務ばかり。絶望的な戦いの中、一筋の希望を持って、クルトはその部隊を率いる事になる――という、アクション要素を盛り込んだシミュレーションRPG。
冒頭、真面目で堅物でエリートなイケメンが転落していく姿に、胸のドキドキが止まりません。
これは恋ですか?
いいえ、病気です
自分の趣味のアレさ加減はさておき、めっきり声優に疎い昨今ですが、主人公クルトを演じる中村悠一(『マクロスF』の主役?)は渋めの二枚目声で割と好きかもしれない。『ダンボール戦機』のダメなオトナ達の一人である、もみあげ二枚目も、中村悠一の声の力でけっこう誤魔化されているしなぁ。
あと配属された懲罰部隊で信望を集めているキャラの声が桐本琢也で、桐本琢也といえば『∀ガンダム』のヤーニ軍曹(後に少尉)大好きだったのですが、あのだみ声とはうってかわった落ち着いた喋りと声で、どこがどう同じ声優なのか今もって納得いきません(笑) 調べたら韓国ドラマの吹き替えとか結構やっているみたいですが、声優も凄いけど、富野の声優眼はやはり恐るべし。
そして、ヤーニ声がガリアに所属している、と思って、一人でちょっとニヤニヤしてみる(ミリシャの機械化部隊は、海の向こうのガリア帝国の侵略に対する為という名目で、グエン様に組織されたのだ!)。
ゲームの方は、感覚を掴むまで、しばらく苦労しそう。
なにしろ1章の3面で、主人公が5回ぐらい死にました(^^;
ユニットの行動を手動で操作するというのがシステムの大きな特徴なのですが、調子に乗って突出すると、すぐに撃ち殺されます。敵を確実に射殺できる間合い(命中力の問題)と、相手の攻撃にどのぐらい耐えきれるか、それから相手の反撃精度及び気付かれずに忍び寄れる角度、の感覚が覚えられるまで、これがなかなか難しい。
イメージ的には『イデオン』のクライマックスな感じを想像していただきたいのですが、あれより人数は遙かに少ないですが、ぴゅんぴゅん弾が飛んできて、がんがん人が死んでいきます(※ゲーム的には「瀕死」)。
白兵戦、怖い。