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バンバラバンバンバン

東映特撮感想祭、その他軽く。
◆『秘密戦隊ゴレンジャー』#1
冒頭、河原でサッカーしている男達に突如襲いかかる、黒十字軍。
何事か、と思ったら、国際防衛機構イーグルの、関東支部であったらしい。
どう見ても遊んでいたようにしか見えないのですが、訓練だった模様。
蹴り上げたサッカーボールに、飛来した黒十字のマークが突き刺さる演出と、その後の容赦ない惨殺シーンに至る流れは格好いい。
そして立て続けに、イーグル東北支部・九州支部・関西支部・北海道支部、が黒十字軍の奇襲により全滅。それぞれたった一人だけが、生き残ります。
この一連の襲撃シーンが格好いい(特に毒ガス仮面は秀逸)だけに、次のシーンになると、何故かそれぞれレンジャーに変身して武器の練習をしていて、どこからともなく走ってきたアカに「合格だ!」と上から目線で言われるという展開がちょっと勿体ない。まあもともと、レンジャー要員のエリートだったとか、そういう理解でいいのかもしれませんが、この間に色々あったのは脳内妄想で補うにしても、「不合格」だったらどうするつもりだったのだろうアカ(笑)
で、戦隊の集合場所が何故「スナック・ゴン」なのかと思ったら、1970年代頃の「スナック」は、今イメージする、女の子の居る飲み屋、というよりは、軽喫茶、というものであったらしく、作中では単純に「喫茶店」ぐらいのイメージで捉えておくべきみたい。
これでついでに、『ジャンボーグA』(73年)で、PATの基地内に「スナック・PAT」がある謎が解けました。PATは頭おかしいから、基地内にスナックあっても平常運転だな、とか思っていてごめんなさい(笑)
それぞれスナックに集まるメンバー(ここでキのカレー大食い披露)、「一人足りない」「大丈夫だ」。スナックの奥の扉を抜けて地下の秘密基地に向かうと、何故か先回りして、ギター弾きながら佇んでいる新命明(宮内洋
宮内洋しか許されない所業です。
この後も続く、アカとアオの妙な心の通じっぷりは、今なら即刻ネタにされるレベル。……や、当時からあったかもしれませんが(ライダーのスーツ姿のカップリングとかある業界だしなぁ)。
私まったくそちらのケはありませんが、妙に通じ合うアカ(短髪ワイルド、というか日活ヤクザ)とアオ(長髪優男)、そのアオのヘリコプターに同乗する気さくな感じのキ(太マッチョ)、そこにとっぽい坊ちゃん風のミド(長髪やや女顔)がどう絡むのか、と波乱を感じさせる人間関係で、今年の冬はゴレンジャー本が席巻しても驚かない(おぃ)
◆『秘密戦隊ゴレンジャー』#2
冒頭のナレーションでさらっと、
「イーグルの科学陣の力で、ゴレンジャーに転換」
……「転換」、「転換」ってなんだろう。もう元には戻れないタイプかしら。


あらゆるものを砂に変える「サンドビーム」を奪った黒十字軍は、人類とその作り出した文明全てを砂にする作戦を決行。その為に、子供を人質とし、サンドビームを開発した博士に、更なる改造を行わせる。黒十字軍の計画を察知したボスの指示により、ゴレンジャーは作戦の阻止と博士の救出の為に動き出す。
ボス(声だけ)がやたらに黒十字軍の動きに詳しいのは、イーグルのスパイが黒十字軍に潜り込んでいるからな模様。
1話から黒十字軍は、世界征服の前提にやたらに人類を根絶したがりますが、宇宙人か何かなのか。
物語は色々あって、ロケットに積み込んだサンドビームを人工衛星に設置し、宇宙から地球を砂の星に変えようと目論む武者仮面とゴレンジャーが激突。
戦闘中にサンドビームを撃ってくるのですが、改造されたサンドビームは、何故か、当たった所が爆発するようになります
……あれ? いろいろ、台無しですよ?
ゴレンジャーのアクションはそれぞれのスタイルを見せる感じでなかなか秀逸なのですが、「いくわよ!」と叫んでから投げるモモの小型爆弾の威力が、超凶悪。
リアルに這いずって逃げる武者仮面の目の前で、文字通り跡形も残らず吹き飛ぶ構成員とサンドビーム発生装置という絵は、黒十字軍にトラウマを残すレベル。
ゴレンジャーストームに使う変なボール(ドッジボール型爆弾、らしい)も取り出すし、今回はクライマックスで高性能小型ミサイルとやらを平然と取り出すし、モモレンジャーは、全身武器庫
ゴレンジャーの必殺技ゴレンジャーストームは、モモの取り出した爆弾をゴレンジャーが次々にパスし(蹴り飛ばしてパワーを込めないといけないのかと思ったら、2話では単純に投げ渡していた)、最後にアカが「フィニッシュ!」と蹴り込む(どうやら1話冒頭のサッカーはこの練習?だった模様)のですが、逃げまどう怪人にぶつかった瞬間に
ドカーーーン
と割と洒落にならないレベルの爆発が起こる、大変酷たらしい必殺技です。
……ああ、ゴレンジャーの爆発が全体的に派手に見えるのは、久々に、リアル火薬だからかなぁ。
爆発に関しては、リアル火薬の良さというのは捨てがたい。
全体として、視聴者をワクワクさせよう、という仕掛けが満載かつ真っ直ぐで、ストレートに楽しめます。思った以上に面白い。
◆『人造人間キカイダー』#1
ちょっと辛い出来。
特に、サイ怪人が残念すぎた。
通りすがりのトラックを破壊して喜んだり、採石場の大きな石に突っ込んで喜んだり、逃げたキカイダーを追って「俺の能力(走力?)は900キロ!」とか叫んで一生懸命走ったり、崖っぷちで戦って「追い詰めたぞ!」て喜ぶのできっと回避されて逆に落とされるのだろうなぁと思ったら、その通り見事に落ちたり。
そんなバカ怪人なのに、光明寺博士の息子をさらおうとする時だけ、光明寺博士の姿に化けてさらおうという搦め手を使おうとする辺り、謎。
雑魚戦闘員の殺陣がちょっと独特で、面白いです。
アンドロイドっぽさを意識したのか、わざと動きを制限するようなキカイダーの構えなど、も東映着ぐるみ芸の伝統を感じさせますが、バトルが面白いかというと、微妙。……まあ1話はホント、サイ怪人が馬鹿すぎたのですが。
シルエットで紹介されたダーク破壊軍団(怪人部隊)は、一部、凄い弱そうな名前のが居るのですが、ちゃんと出てくるのかは気になる(笑) 「サソリホワイト」とか「ピンクタイガー」とか。
あと、作品の出来とは関係ないですが、元のフィルムの問題か、ここまで公式チャンネルで見た動画の中で一番、音量レベルが安定していないのが、地味に辛い。プロフェッサー・ギルとか、音量最大ぐらいにしないと、何喋っているのかよくわからない(^^; 他にも、ジローのギターの音にかぶせたサイ怪人の台詞とかが聞き取れないのは、技術的問題かなぁ。
……ああ後、ジローがあんまり格好良くない(笑)
せめてその、おでこの上にサングラスかけるの止めてくれ!