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『電磁戦隊メガレンジャー』感想3

#5「キメるぜ! これが裏技バトル」
アイネットメガレンジャーの母体組織)の上層部から、ギャラクシーメガの運用について注文をつけられる久保田博士。
「高校生達に任せておくのは大いに不安」
うんまあ、それは確かだ。
「彼等はギャラクシーメガの能力を使い切ってない」
…………いやいや、過去2回、秒殺だったじゃないですか(笑)
そんなわけで、戦闘用プログラムの専門家(高須クリニックの院長似)が派遣され、ギャラクシーメガは自動操縦プログラム(980MB)で運用される事に(MO出てきた!)。「ギャラクシーメガは操縦者とともに成長していくロボットなんです」と反論する久保田であったが、聞き入れてもらえない。それどころか、プログラムの運用テストをメガレンジャーに見せたところ、レッドとピンクに「これで楽できる」と言われ、落ち込む羽目に。
その頃ネジレジアでは、ギャラクシーメガへの対抗策が練られていた。回収したカメレオンネジレの肉片の中から、メガサーベルの破片を発見するヒネラー達。その破片をネジレ獣の細胞に組み込む事で、メガサーベルに対抗可能なネジレ獣、エビネジレが誕生。
ギャラクシーメガをおびき寄せる為に、国立火山研究所を襲撃するエビネジレ。
なんだかよくわからないが、制御システムを破壊されて、火山が噴火寸前に!
この時代の人類の科学は、火山活動を制御できる模様(笑)
巨大化したエビネジレと火口付近で戦闘を開始するギャラクシーメガであったが、メガサーベルを跳ね返すエビネジレの皮膚、という、想定にない事態に自動戦闘プラグラムが対応できず、大ダメージを受けてしまう。
「ショックアブソーバーが破損しました!」「衝撃がまともに来るぞ」って言って、攻撃受けると司令本部みたいな所で火花散って大変な事になってしまうのがギャラクシーメガの素敵な所です。
「勝つ確率は0%だー」と一目散に逃げ出す高須院長似の博士。
ここで、「100人以上の隊員が乗っているんです! 彼等を見捨てるんですか!」と詰め寄る久保田が格好いい。やっぱり、ギャラクシーメガの開発コンセプトとは間違っているとは思いますが(笑) 更に、手動操縦を可能とする為に自動操縦プログラムを解除するべく、退避する隊員達の制止を振り切り、火花散り衝撃が次々と襲い来るギャラクシーメガ内部をコックピットへとひた走る久保田。
なんとかコックピットへ辿り着きプログラムを解除するも、エビネジレのとどめの一撃がギャラクシーメガに襲いかかる!
あわや、というその瞬間、間一髪間に合ったメガレッドの操縦により、ギャラクシーメガは敵の攻撃を回避。
「来てくれるって信じていたよ」
「嘘つきやがれ。もう駄目だーってびびってたくせに」
「いやー…………そんな事はない」
「おっさんの為じゃなく、こいつの為に来たんだぜ」

この辺りの会話から、“久保田博士とメガレンジャー”の関係が、後に向かって出来上がっていく、今シリーズ序盤の重要回。
そして今週のギャラクシーメガ無双の時間。
金的蹴り×4

髭を掴んで頭突き

そのまま叩きつけ

ジャイアントスイング


「滅茶苦茶な戦い方だな」
「喧嘩にプログラムも何もあるもんか」
久保田、すぱこーーーん、とレッドの頭をはたく
「いってー」



サーベル電磁鞭

引き寄せて、火口へ投げ落とし
今回も操縦代わってから無傷でした。
合掌。
一つこの話のポイントになるのは、久保田博士とメガレッドのやり取りが、ロボットのコックピット内という事で、斎藤暁とスーツアクターのやり取り、になっている事で、勿論アフレコは若い役者さんがあてているわけですが、この時点ではスーツアクターの方が全然演技できるという都合上、間接的ですが一時的にベテラン同士の絡み、が成立しているという事。久保田がレッドの頭をはたく所と、それに対するレッドの動きなど、実にいい。
これが多分大きかった。
ここまで4話ぐらい、やぶ睨みみたいな演技が多かった久保田博士(まだどういうキャラになるか模索中だったとおぼしい)も、この回を経て一気にキャラ立ちし、名バイプレイヤー斎藤暁というキャストを得て、熱い情熱を秘めた気のいいおっさんキャラとして、非常にいい演技を見せてくれる事になります。
最後に、自動操縦プログラム持ち込んだ博士があっさりメガレンジャーを認めるくだりに若干のなんだかなー感はあるものの、良エピソード。
#6「やったね! 爆走デジタンク」
今回の見所は、それぞれ私服で登場の中、一人だけ制服のブラック
以上。
……いや、前回が嘘のように、玩具CM回にしても酷い出来。
武上標準としてはこんなものだと思いますが、もう少し何とかならなかったのか。
とりあえず、新型エネルギー発生装置を都心のビルに設置しないように。
今週のギャラクシーメガ無双。
小パンチ×3

キャンセル乱舞技

必殺剣
秒殺。
自動操縦プログラムにしようって言い出した人は切腹して詫びるレベル。
余談ですがアイネットのいい所は、一人ですが黒人隊員を配置して何となくワールドワイドな雰囲気を出している所。演じているのは確か、大河『秀吉』で、信長の従者の弥助を演じていた方。