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『宇宙刑事ギャバン』感想5

第9話「美しい人形スパイ」
冒頭、細菌研究所のファイルキャビネットを漁っているダブルマン(笑)
ファイルを小脇に抱えて逃げてきた所を、研究所の異変を感知したギャバン(警察無線を傍受していたり、宇宙刑事も色々と大変)と戦闘になるが、ギャバンのレーザー攻撃を跳ね返すシールドを使い、逃走に成功する。
マクーが狙っていたのは、7年前に開発された、特殊な細菌、バシラスX−0。しかしその細菌の発見者である杉本テツヤ博士は、細菌の危険性を恐れ、その資料を封印。自らも過去を捨て、塚原テツと名前を変えて暮らしていた。
優秀な調査力であっさりと、博士が理科の教師として暮らしている事を突き止めたマクーは博士を呼びだし、
「手付け金として1億円」
で、バシラスX−0の培養を依頼する。
博士が断ると、「娘が居たな」と、脅迫を匂わせるダブルマン。
まず金。
その後で、脅迫。
この辺りが、仁義ある宇宙犯罪組織マクーの素敵な所
でも面倒くさくなると、こそ泥はやります。
深夜、博士の書斎を荒らすダブルマン。
木刀で襲いかかる博士
ダブルマンは娘の寝室に飛び込むと、「人形操り」の術で、娘の大事にしている人形と同化。その姿で自由に動ける所を見せつけ、博士を再び脅迫します。脅迫に屈した博士が、書斎で西洋人形と語り合っているシーンは非常にシュール。というか、この場面がやりたかっただけで脚本書いたとしか思えません。
一度は承知しかけたが、やっぱり駄目だ、とやにわに人形を床に叩きつける博士。
博士は、精神状態がぶれすぎ(笑)
物音に気付いて駆けつけた妻に「人形に悪魔が取り憑いた!」と宣い、夜中に庭に穴を掘って人形を埋める博士。
もっと遠くへ捨ててこい
……いやま、それだとホラーにならないからなのでしょうが、しかしそもそも、魚人系のダブルマンが乗り移っている所を見せてしまっているので、既にホラーが成立しないという矛盾(笑)
ホラーにするなら、なぜ人形が動いているのかはわからないようにしておかないとなぁ(^^;
と思ったら、朝になると埋めた筈の人形を娘が抱いて食卓に……まではお約束だったのですが、博士がそれを取り上げて床に叩きつけると、やおら起きあがった人形、目からビーム。
鉄板のホラー展開でもなんでもなかった(笑)
結局もう、人形に取り憑いた意味は全くなかったレベルで、直球な脅迫。
家族を人質にとられ、やむなくバシラスX−0の培養を始める博士でありましたが、偵察していたミミーからの情報によりマクーのアジトに向かった烈により助けられるのでありました。
今回は、ベムモンスター登場せず、魔空空間がなかなか発動しない、と戦闘ちょっと新機軸。多分、ドン・ホラーが昼寝していた。


第10話「人間クラッシャー部隊を撃破せよ!」
フリップでドン・ホラーにプレゼンするダブルマン(青)。
そういえば天才塾の時もこんな説明をしていたな……さすがマクー、首領自ら営業会議に出席です。
正直マクーは、下手な戦隊相手だったら相当いい感じで世界征服を進められると思うのですが、なにぶん、宇宙刑事が無双すぎる。
そのギャバン抹殺の為、運動能力に優れた人間を集め、改造手術を施す事で「人間クラッシャー部隊」を作成しようとするマクーは、各地でスポーツエリートをスカウト。ダブルマンの変身したスポーツドクターの肩書きで、彼等の訓練を開始する。
甥っ子の野球選手が、その話を受けたという小次郎の話を聞く烈。
「高校生が160キロのスピードボールを投げられるようになると思うか?」
「冗談じゃないよ。プロでもせいぜい150キロだぜ」
なぜか、地球のプロ野球に詳しい(笑)
捜査活動の一環としての地球文化の情報収集…………というよりは、ミミーといちゃいちゃ野球観戦デートしているんだろうなぁとしか思えません。コム長官も、「パパ、お小遣いが足りないの」とか言われたら、すぐさま裏帳簿から工面しそうだし。
怪しんだ二人はスポーツドクターと選手達の元を訪れるが、ランニングに出た彼等の姿を見失ってしまう。
彼等は、魔空ロード(魔空空間の技術を応用か?)に連れ込まれ、ニジチョウモンスターの鱗粉を浴びる事で、マクーに洗脳されてしまうのであった!
ロードから自宅に帰ったスポーツエリートの学生達は、突然次々と暴力的になり、「こんな飯が食えるかぁっ!」と食卓をひっくり返す。
……あれ?
大先生、上原正三大先生、数話前にやったネタと、90%被っているんですが先生?!
また竹刀振ってスパルタしているし。
ちなみに今回のダブルマンの好きな台詞は、「腰が据わってない!」です。
その後、虱潰しに運動施設をあたっていたギャバンの強襲を受け、正体を現したスポーツドクターダブルマン。学生達は解放されたかに思えたが、しばらく後、一斉に家出をしてしまう。山奥で、本格的な戦闘訓練を受ける彼等。再び助けに現れる烈だが、逆に洗脳された彼等に襲われてしまう。
メリケンサックで襲ってくるボクサーとか、鉄球投げてくる野球選手とか、槍で突いてくる陸上選手とか、阿呆らしいプラス烈が反撃できない、という事で割と面白い戦闘だったのですが、集団に殺陣つけるのが大変だったのか、すぐにいつも通りの怪人+構成員との戦闘になってしまったのは実に残念。
今回は、ダブルマンが最後のチャンバラで命乞いしてくるという新機軸。勿論隙をついて襲ってくるのですが、さくっとギャバンダイナミックの露と消えました。
ネタが出なかったなら、誰か、他の脚本家に頼もうよ、大先生(笑)
しかし次回はちょっと、重要イベント発生ぽい予告。