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『タイガー&バニー』23話感想

友情の痛み……?
…………それは確か、タイガーが仕事辞める理由をしっかりと話さないでバニーが拗ねだしたのにイラっとして逆ギレした末の平手打ちだったよーな。
タイガーはなにか、友情の捉え方からして間違っているのだろうかもしかして。
……なんか、バイソンさんとの親友設定にも、致命的な思い込みがあるのではないかという疑惑がここに来て発生。
で、まあ、タイガー、100%告白、だよねそれですが、物語の要素としての“男の友情・女の友情”って割と好きなのですけど、少し焦点合わせるこうなってしまうのが、時代の難しさなのか何なのか。時代の責任にするのもどうなのか。それともこちらの頭が少し腐ってきているのか。
でも台詞おかしいと思う、タイガー(笑)
散々引っ張った末に、肝心の記憶の取り戻し方は微妙でしたが……脚本というか、演出が悪かったというべきでしょうが。
ずっと悪ふざけしていたのに、ここに来て斎藤さんの頭にスピーカー乗せてしまうというのも、微妙。貫き通す覚悟ないのなら、ああいう悪ふざけは最初からしない方が良かったのでは。
ブラックタイガーの中身は、ベタにアンドロイドで、一応、バニー父母の話とも微妙に繋がりましたが、やはりそう来るなら、伏線が足りない。圧倒的に足りない。
NEXT差別にしても、アンドロイド技術の背景にしても、もっとたっぷり伏線を引いておかないと、物語として意味を成す形が弱すぎます。
4クール作品ならともかく、2クール作品なら、頭から伏線引いておくぐらいの事はやってほしい所。
マーヴェリックさんの思考の転がり方は、もうすっぱり“その場の都合”ですし。
いきなり、アンドロイドサイコー!、てもう完全に意味がわかりません(^^;
で、そこから、極めてベタな、人の心がうんたらかんたら、になってしまったのもちょっと減点。ベタだから減点、なのではなく、ベタの使い方が減点。この作品はここに来て、個々のキャラストーリーを深められなかった、という点が非常に悪い方に出ました。実質しっかりと、キャラの心理に触れたストーリー出来たの、ブルーローズと折紙サイクロンぐらいなわけですし。
ただ、基本的にこの作品は、ある程度他のヒーローを添え物にして、タイガー&バニーの主役二人に焦点を合わせるという構成で面白く作っていたわけで、そもそも他のヒーローには重心が無かったわけです。
それはそれで正解だった。
だというのに、このクライマックスに来て、その流れから理想論的にヒーローズの物語に広げられると思ったのが甘い考えで、欲をかきすぎた、という印象。
それをやるならしっかりと段階を踏むべきでしたし、無理矢理に別のルートに入ったようになってしまいました。
あと僅か(残1? 2?)、そこそこ面白くまとめてくれるとは思いますが、いやすみません参りました、というような脚本の大逆転にも一応期待。
余談1:赤鼻博士における、宮本充のキレ系悪役演技というのは新鮮。
余談2:顔アップ多用で、そこの作画は全体的に頑張っていたのに、ベンさんと斎藤さんだけ露骨に適当で泣けた。