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『碧の軌跡』、現在3章(特にネタバレはないです)

割と、ささやかな恋話、というのが好きなので(重苦しいのはいらない)、前作からこつこつとフラグを立てていた顔無きNPC達が、あちらこちらで進展したりしなかったり、を見るのが楽しい。
一押しはパン屋のオスカー×ベネットなのですが、オスカーはロイド団員ばりの戦闘力らしいので、果たして何とかなるのか、ならないのか。
この辺り、顔無きNPC達の日常の物語を積み上げる事で、クロスベルという場に対する愛着をプレイヤーに持たせ、警官である主人公達の心情と同期を図る事で、モチベーションの一助にする、という手法と手腕は実に巧み。
生活空間における人々を描く、という点では『白き魔女』辺りからそういう指針でやっていたようですが、その辺りが会社として蓄積されているのでしょう。
このゲームはとことん、老舗の味、というのを感じるのが好き。
それから今回珍しく、サブゲームの「釣り」をちょっと熱心にやっています。
もともとあまり、RPGのサブゲームとしての釣り、てそんなに好きではなかったのですが、今作は、場所・餌、の関係で、釣れる/釣れない、がデジタルだったりで割とわかりやすくて良い。
ご褒美もちゃんとあるし。