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『ダブルクロスリプレイ・デイズ』1巻(加納正顕)、感想

ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・デイズ(1) 若君・覚醒 (富士見ドラゴン・ブック)

ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・デイズ(1) 若君・覚醒 (富士見ドラゴン・ブック)

ダブルクロスリプレイ・デザイア』のGMの新シリーズという事で、楽しみにしていた1冊。
声優・岡本信彦、参加!というのがウリらしく、プリプレイからやたらに持ち上げているのが(事情はわかるものの)、声優個人に興味がないと少々引っかかりますが(『タイガー&バニー』の折紙先輩だけわかる)、プレイが始まると気にならなくなります。
ただF.E.A.R.は長年の蓄積がありますが、近作だけ見ても、大竹みゆ(『アリアンロッド・サガ』)、師走トオル(『ダブルクロスジェネシス』)、若林直美(『デザイア』)、などと強烈なゲストプレイヤーが続出しているので、あまりハードル上げると本人も大変な気は少々。
でまあ、その上がったハードルに対し、強烈な飛び膝蹴りを入れてくる所から始まる、そんなリプレイ。
物語としては王道を目指す、というコンセプトだそうで、わかりやくPC1押しのリプレイでもありまずはそこに焦点を、という手堅い作り。一方で少々変則的な構成という事もあり、プレイヤー間のやりとりは、1巻の内はまだ少し手探りのまま、といった感じ。どうしても比べてしまいますが、『デザイア』シリーズが1巻からかなり飛ばしていたのに比べるとごく普通の滑り出しで、2巻以降でどう転がっていくかに期待。
で、来月はこの『デイズ』シリーズとリンクして展開する『ナイツ』シリーズのスタート、という事でこちらも楽しみ。
矢野さんGMのリプレイを読むのも久しぶりな気がする。