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『電磁戦隊メガレンジャー』感想13

第23話「なんでだ! オレのたまごはネジレ獣」
自室で一人焼肉をする男、健太
夏休み、バイトしている焼肉屋に向かっている途中で、一抱えもある巨大な奇妙な卵を拾った健太。図書館で調べてそれが恐竜の卵ではないかと考えた健太が炬燵で卵を温めると、中から水棲原人みたいな生物が誕生する。健太はその生物に「ユッケ……ビビンバ……」と考えて、「コムタン」と名付けて可愛がる。
その頃ネジレジアでは、ビビデビが石化光線を放つアンコウネジレを作り出していた。ネジレ獣としての能力を持たなかった弟は捨てたというビビデビの話を聞き、アンコウネジレをより強力にする為に、弟を吸収させるべきだと進言するギレール。
……というわけでこの「弟」が健太の拾った卵の中身で、後は120%皆さんの思った通りの展開に進みます!
敢えて面白いところを上げると、卵から生まれた生物が可愛くもなんともなく、人間大に成長してからは更に不細工なデザインのところ。で、不細工でも愛情の注ぎ方の全く変わらない健太は器が大きいなぁ……というかこのエピソードもっと序盤にしておけば、健太のデルタメガへの唐突かつ強烈な愛情表現も、そういう性質なのね、で多少受け入れやすかった気がします。


第24話「独走! 銀色のニューフェイス
街を襲うバッファローネジレを撃退したメガレンジャー。手応えの薄さに首を捻っていると、その翌日、戦闘を見ていたらしい謎の男が姿を見せて思わせぶりな事を言っては去っていく。健太と耕一郎がメガレッドとメガブラックである事を知る男……5人が集まって対策を相談している所にも平然とその姿を見せるが、正体は語らない。
ネジレ獣出現の報に出撃したメガレンジャーの前に、倒したバッファローネジレとそっくりのネジレ獣が現れる。実は前日のバッファローネジレはメガレンジャーの攻撃データを取る為のダミーであり、そのデータを読み込んだ真バッファローネジレは、メガレンジャーのあらゆる攻撃を跳ね返す! 攻撃の一切通じない敵にメガレンジャーが危機に陥ったその時、謎の男がバイクで駆けつけると、なんと銀色の戦士に変身する――その名は、メガシルバー!
というわけで、6人目の戦士登場編。
目立ちたがりの早川さんが、ふらふらして掻き回す話。
とりあえずメガシルバーを目立たせるのが目的の為、話作りは少々、雑。メガレンジャーの苦戦の仕方が雑、というか。助っ人現れるの前提の苦戦の時は、もっと絶望的でもいいと思うのですが、話の都合で諦めが早い気がするのが気になりました。
メガシルバー自身はこの後、小林靖子ががメイン回をほぼ専任で担当する事で愛情持って育てた結果、面白いキャラにはなっていくのですが。