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『電磁戦隊メガレンジャー』感想14

第25話「ギリギリ! タイムリミット2分半」
謎の戦士、メガシルバー。その正体は、アイネット特別開発班チーフ、早川裕作であった。
進行中の重要プロジェクトを抜け、プロトタイプのスーツを持ち出して勝手に前線に出た早川に怒り心頭の久保田博士は、地球へ降りると早川に休暇の取り消しとプロジェクトへの即刻復帰を命じる。嫌々ながらもそれに従う早川だったが、すぐに基地には帰らずデジタル研究会の部室に顔を出すなど、フリーダム。
メガシルバー・早川祐作に対して、不信感剥きだしのメガレンジャー達。
喧嘩っ早い健太はともかく、職業戦士としてのプライド、とかそういったものが有るわけではないメガレンジャー達にとってシルバーに敵愾心を見せる理由は特にないのですが、この辺り、キャラクターよりも話の都合優先になってしまった感じ。
まあ、フレンドリーのつもりが胡散臭い、になってしまった早川さんのせいだという説もありますが(笑)
それならそれで、もっと胡散臭くても良かった気はします。
おじさんが高校生とコミュニケーションを取るのは難しいという事か。
割と老け顔の早川ですが、この回に25歳と自己申告。……30がらみぐらいかと思っていました。まあでも、高校生と7歳差のギャップは、なかなか大きい。
作中でも基本おっさん扱いですし。
一方ネジレジアでは、新たな戦士の登場に苛立ちを募らせるヒネラーからウツボネジレを与えられたギレールが、海中に毒を撒く作戦を決行。地球全ての海を毒の海にしましょう……と言って、「気の長い作戦だこと」と、シボレナさんに突っ込まれる。
貴 女 が 言 う な
プチバラネジレ作戦とか行っていたの忘れましたか。
そもそも、海に毒を撒く能力のウツボネジレを渡したのは、ヒネラーだ(笑)
だがそんな嫌味に動じないギレールには、恐ろしい計略があった。彼はウツボネジレのクローン量産に成功していたのである。ウツボネジレBは既に誕生し、あと数時間の内に数百の卵からクローンウツボネジレの大軍団が誕生しようというのであった!
ネジレ反応を感知して出撃するメガレンジャー達、久々登場のメガスライダー(サーフボードをモチーフにしたメガレンジャーの専用乗り物。バイクの代わり。メガレンジャーを乗せたまま、単独で大気圏脱出・同突入が可能)でウツボネジレAをやりすごして敵アジトに突撃したところ、奥に隠れていたウツボネジレBの放ったトラップで全員捕らえられてしまう。
唐突にウツボネジレBが口から網を噴く為、周到なトラップ感が全く無いのが実に残念。こういうディテールをちゃんとやってくれないと、これならいつでも捕まえられたような……と、なってしまい、どうしても盛り上がりに欠けてしまいます。
ちなみにここでネットにくるまって吊られるメガレンジャー達、重量の都合か、空間の都合か、シーンによって動きをともなった演技をするメンバー以外、明らかに等身大の人形なのですが、それはいいとして、微妙に変な感じにくたっとしているのが凄く気になります(笑) 死んでる、なんかそこで、ブラックが死んでる、というか魂抜けてる?!
2週連続のメガレンジャーの大ピンチに、居ても立っても居られなくなった久保田、
「デジタンクで助けに行く!」
つい少し前に、「お前がふらふらしているせいで大事なプロジェクトが遅れたらどーするんだこのバカ、スーツ着て戦闘なんて許さんからとっとと基地帰れ」と部下に説教していた人と同一人物とは思えません(笑)
この辺り実は、久保田と早川はメンタルが一緒
その久保田の元へ、帰還を引き延ばして地球でだらだらしていた早川から通信が入る。
「スーツが戦いたいと言っていた」「誰かが戦わなければならない」「だったら俺が戦いたい」という早川の言葉に、最後の一回、と久保田は出撃を許可する。意気揚々と出撃した早川、強力な為2分半しか着ていられない、など設定を解説しつつ、大暴れ。
最後は、スーパーギャラクシーメガvsウツボネジレAとメガシルバーvsウツボネジレB、の2局戦闘でとどめの一撃をラスト10秒のタイムリミットと合わせるという演出なのですが、シルバーが変身タイムリミットぎりぎりで逆転するというよりは、明らかに早川がカッコつける為だけにタイムリミットぎりぎりでネジレ獣に必殺技を当ててポーズを決めているので、盛り上がりは微妙(笑)
色々、困った人です。
戦い終わって、「楽できるし」「なんか憎めない」など、メガレンジャー達に何となく受け入れられるメガシルバー。……というか、メガレンジャーのスタンスって一部除いて基本こうなので、平常営業に戻ったというか。
そして次回はその一部、「個人が役割を守らなければ組織は戦えない」とシルバーに批判的なブラックと、シルバーの話の模様。


第26話「ホントか!? ネジレジアの最期」
今回登場する、やたらに中のカラフルな宇宙通信センターのロケ地は、多摩六都科学館
相変わらず、長石多可男監督はよく変な建物を見つけてきます。
〔多摩六都科学館〕
(平成6年の開館となっているので、撮影に使われたのは開館間もない頃か……13年にリニューアルオープンしているという事なので、撮影当時と現在は色々と変わっているものと思われます)
ネジレジアに追われていた南波博士を助けたメガレンジャー。行方不明になっていた博士は1ヶ月の間ネジレジアに囚われており、その間にこっそりとネジレエネルギー中和装置を開発していた。ギレールすら退けるその装置を使えば、ネジレジアを倒す事が出来る! こうして脱出に成功した博士を迎えたアイネットは、ネジレエネルギーを中和する超振動波を宇宙通信センターのパラボラから広範囲に放射するという計画に、南波博士の主導で着手する。久保田からセンター周辺の警備を頼まれたメガレンジャーだが、健太とみくのお気楽コンビはキャンプ気分。
周辺をパトロールしていた耕一郎は、南波博士の妻と赤ん坊が門前払いを受けている所に出くわす。一月ぶりの再会の筈にも関わらず、博士自らが会う事を拒否していると聞いた耕一郎は不審を抱き、奥さんとともにセンターの中へ。そこで出会ったのは、負傷して倒れた沢山の職員達と、潜入捜査していた早川裕作! 更に南波博士を操っていたセミネジレが正体を現す。
全てはアイネットを騙すギレールの策略であった。通信センターの巨大なパラボラからは、ネジレエネルギーの中和どころか、人間の脳を破壊する高周波が放たれる。慌ててセンターのコントロールシステムを制御しようとする久保田達であったが、センターはバリアに包まれ、外部からのアクセスを受け付けない。外に居たメガレンジャー達もバリアとギレールに阻まれ、このままではあと10分足らずで、多くの人々が犠牲になってしまう……アンテナ壊せと、つい突っ込まざるを得ない。
明らかにアンテナがバリアーの外なので、ギャラクシーメガかデルタメガでアンテナ爆撃すれば万事解決した気がしないでもなく、その提案とそれが出来ない理由は作って欲しかったところ。
センター内部(バリアー内部)に居た事で、超振動波の影響を免れた耕一郎と早川は、変身できないながらも(メガスーツは、通信システムを用いて転送されているという設定)コントロールシステムを取り戻す為に動き出す。何かと突っかかってくる耕一郎に対し、泣いている赤ん坊を即席の風車であやすなど早川が大人の余裕を見せつけ、態度を改める耕一郎。
二人の活躍によってバリアは解除され、ギレールとセミネジレの作戦は失敗に終わるのでありました。
ラスト、全員で花火を楽しむシーンで、やたらに早川にくっついていく耕一郎がちょっと気持ち悪い(笑) 早川も、若干、引き気味。
そして次回、夏×長石多可男=怪談
ホント好きだなぁ監督。