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『宇宙刑事ギャバン』感想15

第29話「電撃マジック合戦! 暗殺のプログラム」
二代目・引田天功(本人役でゲスト出演)のマジックショーに現れ、マジック合戦を挑んできた手品師、ポール一星。二人は「人間ワープ」の手品で対決する事になるが、その日の帰路、天巧の男性アシスタントが何者かに襲われる。一人は負傷で済んだものの、一人にいたっては転落死
男の転落現場を調査した烈は、屋上で鳩の羽根を見つける。
「鳩……マジシャンなら自由に操れる
え、ええっ?!
そして何故か、
「もしかして、マクー……」
ギャバンは何でもすぐにマクーのせいにしすぎです(笑) 陰謀論レベルです(笑)
まあ……実際、マクーが陰謀論的組織であったりはするわけですが。
謎の手品師・ポール一星、その正体はマクーのダブルモンスターであり(すいません、ギャバンさんの仰る通りでした)、その目的は引田天功に勝つことで、日本一のマジシャンとして有名になる事であった。
以下、ダブルモンスターとハンターキラー、ダブルガールの会話による、今回の作戦計画について。



引田天功に勝つ

日本一のマジシャンとして有名になる

マジック学校を建てる

日本一のマジシャンのもとに生徒が集まる

マクー流のマジックを教える

魔術を使って銀行や宝石店を襲う

集団催眠とかで世界も支配できるかも☆

…………ま、まあマクーは、こういう陰謀を世界的に組織している雰囲気があるから、許されるんですけど、ね。
人類殲滅などを目的にしていない、ある種の営利組織の分、マクーは懐が深い。
ここは、そういう事にしておきたい。
マジック合戦の背後にマクーの影を感じた烈は、天功に男性アシスタントの代理を申し出る。
それを知り、箱から箱へ瞬間移動する「人間ワープ」の手品で、天功サイドの箱に分解装置を仕掛け、箱に入った途端にギャバンを亡き者にしよう、と画策するダブルモンスター。
手品合戦なのに、お互いにトリックばればれというのが凄い(笑)
ポール一星の怪しい動きに気付いた烈は、自分の入る予定の箱にこっそり付けられた装置を外し、ポール一星サイドの箱に付け替える。
烈が無事に手品を成功させた事に驚きながらもポール一星が自分の手品を行おうとすると、アシスタントが入った途端に炎をあげる箱。
……いや、結果的にマクーの構成員だから良かったけど、相手がただの地球人をアルバイトとかで雇っていたらどうするつもりだったのよ烈(^^;
正体を現したポール一星(フクロウダブラー?)との戦いでは、久々に戦車(ギャビオン)出てきたと思ったら、そのまま戦車で怪人を砲撃という惨くて新しい展開。……ギャビオンの出番があまりに無いので、ちょっと作ろう、という事になったのでしょうが。
そして次回、遂にハンターキラーさんにもリストラの危機の予感
これまで積み上げてきたキャリアも、血縁の力には敵わないのか……!?


第30話「ドンホラーの息子が魔空城に帰って来た」
なんだろうこの、時間が無かったので脚本会議の最初に出た1行プロットをそのままサブタイトルにしました、みたいなのは。
火星と木星の間の小惑星帯で、異常電波を感知したギャバン。ケロス星に降り立つと、謎の戦士に戦いを挑まれる。その正体は、マクーの行動隊長、サン・ドルバ。マクー総帥ドン・ホラーの息子であった。
遂に、後半戦に向けてテコ入れ幹部登場。
しかし残念ながら
物凄く、格好悪い
今まで、どこで何をしていたのかはわかりませんが、サン・ドルバの帰還に、謎の剣舞(本当に謎)などで盛り上がる魔空城。小林義明監督は、本当にこういうのが好きだなぁ。
ひとり不満そうなハンターキラーに向けて「おまえも飲め」と杯を突きつけるドルバだが、ハンターキラーはそれ拒否。社長の目の前でその息子の杯を断るハンターキラーさんもなかなか肝が据わってますが、無理強いするドルバもどうか。結局、ドルバがハンターキラーの顔面に酒をぶちまけ一触即発となるも、戦闘力で勝る模様のドルバがハンターキラーを抑え込む事に。腹いせに通りすがりの戦闘員を殴り飛ばすなどしたハンターキラーは、子飼いのモンスターにドルバの動きを探らせる。
しかしサン・ドルバ、出てきてからやっている事が、酒を呑んでいる暴れているかで、リアル駄目人間の空気。
バードガールを椅子代わりにしながら、酒瓶から直接ぐびぐび行っています。
イメージ的には、三国志演義』に出てくる駄目な猛将の感じ。
鎧姿もそれっぽいし、そういうコンセプトなのかもしれません。
ギャバンを一騎打ちで倒すと息巻くドルバの槍のドクロ模様から、姿を現す奇怪な老婆。ドルバの母を名乗る魔女キバ…………という事は、ドン・ホラーの奥さん??
あんまりそれらしい会話が無いのですが、最後の方ではドルバがキバを「おばば」と読んでいたり、この家族関係は謎。ドン・ホラー、息子は歓迎していたけど、妻?に関しては、どちらかといえば若い時の過ちみたいな空気。
やや過保護気味に策を凝らすキバは、一騎打ちに際して、自分がギャバンに妖術をかけてサポートする事を提案。それをスパイモンスターを通して知ったハンターキラーは、ドルバ憎しの思いから宇宙刑事の秘密暗号を使って、ギャバンにその情報を伝える。
この暗号情報のお陰で、キバの妖術を破る事に成功した烈。必殺の槍の一撃をかわすが、今度は足下からダブルモンスターの奇襲を受け、再び大ピンチ。
ダブルモンスターに羽交い締めにされ、ドルバの槍がその心臓を貫こうと迫るその時……
口笛風BGMが響き渡る!


変 な 人 出 て き た


崖の上に立つ、帽子・スカーフ含めて全身黒尽くめの男。
あれは誰だ?!
新命明か?
早川健か?
風見志郎か?
いいや、宮 内 洋だ!
(全部、正解です)
謎の男(宮内洋)の助けを受けてピンチを脱した烈は蒸着し、ダブルモンスターを撃破。ドルバとキバも撤退する。
今回も、ギャビオン登場。
……ちらっと。
ギャバンを仕留めそこね、魔空城で酒を呑んでくだをまいているドルバ。
そこに慇懃な調子でハンターキラーが現れるが、魔女キバより逆に、「妖術の事をギャバンに伝えた裏切り者がいる!」と糾弾されてしまう。普通にしていればいいものを露骨に動揺したハンターキラーは、スパイモンスターを突きつけられて狼狽、逃げだそうとするがドン・ホラーの光線につかまり裏切り者として暗黒銀河に永久追放という急展開。
もう少しハンターキラーとサン・ドルバの確執をネタに使うのかと思ったら、さくっと片付けられてしまいました。
結局一度もまともに戦闘しないまま、
ハンターキラー、左遷
結構好きだったんだけどなぁ……。
何より、新幹部が、酔っぱらって暴れるだけのマザコンで、物凄く期待できない。
「裏切っていようがいまいが、既にハンターキラーの利用価値は無くなっていた」と、かまをかけていた事をあっさりバラす魔女キバは、キャラ的にはなかなか面白いですが。
一方、マクーでそんな権力闘争があったとは知らず、ギャバンは黒尽くめの男と接触していた。
彼の名は、アラン。ある使命を帯びて地球にやってきた、宇宙刑事であった――。