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『海賊戦隊ゴーカイジャー』第41話〜43話感想

ピンク回クライマックスの5連続ツープラトンは、狙い澄ましたネタですが、非常に良かった。
ラスト、デカマスター×デカスワンと来て、ダブルシンケンレッドで締める所とか、映像だけでも格好良さを確保した上で、それだけでそこはかとなくドラマ性を含ませる辺りは、もはや着ぐるみ芸を通り越えて、戦隊芸、とでも呼ぶ他ない。
なるほど、『ゴーカイジャー』というのは、神楽なんだなー。
しかしキャプテンは、「泣くな」と言いながら頭に手を乗せて顔の選択肢が「しかめ面」か。最後に鎧に突っ込まれそうになってプロレスに移行とか、男子高校生以外の何者でもない。
続いてハカセ回(?)。これまでどのぐらい描いてきたのかはわかりませんが、“今のゴーカイジャー”になる前のゴーカイジャーを順々に見せていく、という構成はなかなか面白い。この後、3→2と、遡るのかしら。
ハカセ、海賊に拉致されて、暴力の喜びに目覚めるの図、も面白かった(笑)
そして長らく謎だった、ゴーカイグリーンの名乗りポーズ(個人的には、上がったタイトスカートの裾を直しているよう見える)が、どうやら足の震えを抑える仕種だったのか、と42話で納得。という事はちゃんと変えてくるのかなーと思ったら、43話のダマラス戦前で変えてきた、見事に芸が細かい。
ところで緑揃い踏みでああ並べると、デンジグリーンが割と邪悪な顔だ(笑)
バスコはダマラスさんを裏切る所までは予想の内として、この流れだとマヴェちゃんを越える物凄いツンデレだった、という展開もありそうな気がするのですが、どうなるのかなぁ。現状でラスボスになるには陛下を越えないといけないわけですが、陛下:小川真司を越えられそうな気がしないので、実は……展開の方がありそうな気がしてきた今日この頃。
悪の幹部が好きなので、クライマックスに入って次々と幹部クラスが倒れていくともの悲しい。
まあ、散ってこその悪の華でもありますが。
それにしても、ダマラスですら一蹴するカンゼンゴーカイオーは危険すぎ。
43話EDバックは、来年公開の映画の宣伝。
ううむ、大葉健二が格好良すぎる。
ドルの上で仁王立ちまであるのか……さすがにツボを突いてくるなぁ。