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歌川国芳展に行ってきた

〔没後150年 歌川国芳展/公式サイト〕
オサレタウン(六本木ヒルズ)はどうしてああ、迷宮化しているのか。
いや、むしろあちこち彷徨わせるのがコンセプトなのでしょうけど、導線がぐちゃぐちゃというか、城下町状態。
値段なりには楽しめる展覧会でした。近場にお住まいで、今式サイト見て興味持たれた方には、なかなかお薦め。
平日の午前中に行ったので、ほどほどの人手で見やすかった、というのもあるかもしれませんが。
毎度思うけど、美術展は、見る人によってスピードが違う、のが複数の母集団で動いているのが難しい。私は割と順番無視して、空いている所から空いている所に回りながら、最終的に全部見ることが出来ればいいや、という感じで動いてしまう方ですが。……そういう人が沢山居ると、それはそれで厄介だろうしなぁ(笑)
浮世絵は、元の絵もあまり大きくないので、生で見る迫力、というのはそれ程無かったのですが、目の前だと細かい所まで見られるのは面白かったです。もう少し色々と教養があると、これはどういう事を描いた絵だ、とかわかってより面白そうなのですが、我ながら教養の薄さが、こういう場だと露呈する。人物や物語を描いたものは、けっこう説明文が絵の中に枠を作って書いてあったりするのですが、江戸時代の文章など読めない(笑) 予想以上に、読めない。入り口で図録を買って、解説を読みながら見ている方も居ましたが、あれが正しいのかもしれない。
個人的に気に入って面白かったのは、魚人の類。
公式設定では猫好きの国芳ですが、妙に、水棲人類に対するこだわりを感じる絵が、何枚か。
基本、生き物の描写は細かいですが、魚系が特に細かかった。
あと、“海女”は、浮世絵の世界では、セックスシンボルか何かなのか(笑) 妙にパトスのほとばしる海女の絵が、2枚ほどありました。葛飾北斎のあれみたいな露骨なものではないですが、むしろそれ故に、筆に宿ったエロスが見えた。