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『電磁戦隊メガレンジャー』感想26

第47話「とびこめ! 恐怖のヒネラーシティ」
ヒネラーシティに着々と人間を拉致し続けるDr.ヒネラー。
耕一郎と千里の本命大学の入試当日、「これまでで最も有能なサイコネジラー」(シボレナさん談 ※個人の感想です)テンソウネジラーが街を襲撃、その手から出る光線を浴びた人々は次々とどこかに消えてしまう。その場に居合わせた健太達3人も、変身前に光線を浴び、ヒネラーシティへと転送されてしまう……!
苦渋の決断で、入試の昼休み中の耕一郎と千里に連絡を取る久保田博士。試験を諦め街に向かった二人は、変身したままわざと光線を浴びる事で攫われた人々を助け出そうとするが、テンソウネジラーの転送ビームは、メガスーツに反応しないように作られていた。一方、ヒネラーシティへ転送された3人は脱出を図ろうとするが、特殊なシールドで防護されたシティ内部ではインストールする事が出来ず、クネクネに捕まってしまう。
月基地へ向かった耕一郎と千里は、生身のままでもヒネラーシティへ潜入する事を提案するが、久保田に一喝される。



久「馬鹿な事を言うんじゃない!! 生身のままで行くなんて、無茶だ!」
黄「でも、やってみなければわかりません!」
久「ダメだ、絶対に許さん!」
黒「博士……」
久「おまえたちは! ……おまえたち5人は、もう、いろんなものを犠牲にしてきた。
  そうだろう。
  この上、生身でヒネラーシティに乗り込むなんて、ダメだ、危険すぎる!
  我々が有効な手段を見つけるまで、待つんだ」
黄「博士、私たち、何も犠牲にしてません。
  一番大切なものは、守ってきたから」
黒「今度もその為に行くんです。
  大切な仲間を、多くの命を失わない為に、そして勝つ為に。」
久「おまえたち……」

落ち着いて考えると、ツッコミ所はあるかとは思うのですが、それでもやっぱり、メガレンジャーの5人と久保田の関係性は大好きです。
この作品のキモ。
まあどうせ生身で潜入するなら、アイネット肝いりの陸戦用工作部隊とか居ないのかとかは思うわけですが、1話でもネジレジアの基地襲撃に対してほぼ無力でしたし、基地と変身スーツとロボットの開発に注力しすぎて、陸戦部隊の整備まで予算が回せなかったのか、発想がそもそも無かったのか。
スーツの着用人員からしてスカウト制であった事を考えると、この辺りがアイネットの脇の甘さでありますが、ヒネラーの敗因の一つは、己の力を過信するあまり、そういった相手の戦力分析を怠った所にもあるのでしょう。
ネジレ反応出現の報を聞いて、久保田の制止を振り切って地上へと戻る二人。生身のままテンソウネジラーの光線を浴びようとする二人の前に、久保田が姿を現し、探知機、パソコン、破壊用爆弾などの装備一式と、緊急に整備したとおぼしきバトルライザーを手渡す。
「勝つために……だな。間違いないな!」
ぎゅっと二人を抱きしめる久保田。
「……わかった。本当なら私も行きたいが」
黒「「こういうことは、若いものの仕事ですから」
「こいつ!」
ヒネラーシティに侵入した二人は、クネクネを振り切り、バリアーの発生装置を破壊。生身バトルライザーで放つ、ライザーバルカン、強すぎです(笑) あと爆弾が、普通にプラスチック爆薬というのがビックリしました(笑) なんか適当な超爆弾かと思ったら、粘土状。変にディテールが細かかったのですが、戦隊でそういうのは珍しいので、他の作品で使った小道具でも借りたのか、監督か小道具さんの趣味か。
テンソウネジラーに追い詰められた二人だったが、間一髪、バリアーの破壊により変身可能になったレッド、ブルー、ピンクが駆けつける。
赤「おまえら……頭いいくせに、バカだな」
レッドが、浪人決定コンビの力を見せてやれ、とか言うのですが、いやその二人は楽勝で合格できる滑り止めとか受験しているのでは……しかし二人とも微妙に浪人する気っぽく、本命以外の大学なら、入る価値なし! とか思っているのかいないのか。この二人ならありそうですが(なんだかんだで同じ大学を受けているので、深読みしたいならどうぞというサービスもあるのかも)。
5人揃ったメガレンジャーは、テンソウネジラーを撃破。
「これまでで最も有能なサイコネジラー」(※当社比)でしたが、ガボイジャーの前では、ゴミ同然でした。いつもの仕様です。
メガレンジャーはそのままヒネラータワーに迫ろうとするが、またもヒネラーシティはその眼前で空間を移動、姿を消してしまう。
また人々を救う事が出来なかった……落ち込んで月基地へ帰る5人だったが、一つの嬉しい報せが。ネジレジアの襲撃による騒動で、大学の午後の試験が中止となり、後日、再試験をする事になったのである。耕一郎と千里に、もう一度、チャンスが与えられたのであった。
…………アイネットが裏で手を回した気配。
二人だけ再試というのもまずいから、試験ごと無かった事にしてしまえ、というのが久保田なりの公平観か。
一方、ヒネラーの野望が着々と成就に近づいていく中、怨念となったネジレンジャーが、現世へと彷徨い出ていた。復讐の為の肉体を手に入れるべく、5つの魂が、不気味に闇に蠢く……。