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『特命戦隊ゴーバスターズ』感想6

◆第6話「合体!ゴーバスターオー」◆ (監督:渡辺勝也 脚本:小林靖子
無理に巨大ロボ戦で長く時間を使わないようになると共に、見られる話になってきたゴーバスター。
これまではいったいなんだったのか(笑)
またそれ以上に今回は、ロボット戦や敵メカ転送時間など、これまで話と噛み合ってなかった部分が、しっかりとシナリオ上で繋がり、筋の通った物語になりました。
まあ元来、これぐらい書ける脚本家の筈なので、通常営業に戻ったというか。
本質的にはロボット戦の“長さ”の問題ではなく、“物語の中にロボット戦が吸収されていない事”が問題だったのですが、6話にしてようやく、巨大ロボ戦の存在とそこに至る流れが物語の中で必然性を得ました。本来、巨大ロボ戦をフィーチャーするならば、そこをこそ作り込まないといけなかったわけですが、3話辺りまですっぽり抜け落ちていたその部分が埋まり、ようやく、企画とスタッフの呼吸があってきた感じ。
ただ、今回のシナリオの中では埋まっていた、というのが、今後もベースになってくれるかどうかは、来週からの展開次第。
そこがおざなりになるとまた厳しくなるので、意識して進めてほしいところです。
怪人が頭悪いのを愚痴る中間管理職エンターさんの図、はちょっと面白かった。
でそれが、あっさりと自爆装置の巻き添え置き去り、に繋がる布石にしているのも秀逸。
後はもう一つ、ゴーバスターズ特有の面白さ、というのが出てくれると良いんだけどなぁ……これは個人の趣味嗜好の問題ですが、今一歩、ときめきポイントが足りない。偏愛ポイント抜きで凄く楽しいというほど、まだ面白くはない。今のところ、青の人頼りです。長官がもうちょっと面白いと、偏愛ポイントが増えるのですが。オペレーターはむしろ、男の方をメガネ美形にするべきだったんじゃないか(何が)。
あと、赤姉が出てこないよ?!