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大トミノ祭:傑作OP


ザブングル』と甲乙つけがたい所もあるけど、富野アニメ随一。
『ダイターン3』2話、冒頭から変なパース、妙に濃いモブ、と金田伊功か?! と思ったら、作画に名前は無かったけど、所属しているスタジオの作画担当回でした。……地割れのシーンで、傘で空飛んでいる人がいるんですが(笑)
事件の調査に向かう万丈、なぜか屋敷の2階テラスから飛び降り、太陽をバックに一回転して着地、無駄に歯を光らせる。無駄に加速しながら発進する専用車とか、なんだかよくわからないが格好良く、ワクワク感の演出が1話に続いて秀逸。そしてギャリソン時田は、空気のように初登場。さすが執事。
ロボットvsロボット戦は正統派のロボットプロレスなのですが、その中で起伏をつけようという努力が窺えます。
もう少し遡ると、かなりぞんざいだったりするので、ロボット戦。
70年代前半の巨大化特撮とかもそう。
意外とその筋の泰斗である円谷プロとか、杜撰。
股間にこだわりのある監督ですが、ダイターンで既に、股間からミサイルを撃っていました。
3話は作画が酷すぎ。
ロボットが完全にエア大地に立っているし、それを誤魔化そうという配慮が全く感じられない(^^;
やたらにどアップのカットとズームイン・ズームアウトが連発で、演出もあれなのだけど、下手くそでそんな演出になったのが、量的にも質的にもあんまりな画しか来ないので、そうせざるを得なかったのか悩むレベル。
物語としては、冒頭に大型船が竜巻に行き合って吸い込まれるくだりとか、テレビまんが度がここまでで一番高い。
ところでビューティはミニスカートかと思ったら、よく見たらホットパンツでした。
ホットパンツ+投げ技で、70年代特撮ヒロインなのですね。
イカがボンドガールで、ビューティが70年代特撮ヒロイン。
イカは3話以降、割ともっさりした服装していますが。
4話は、トッポの友人の父親が、メガノイドになっていたという、重めのエピソード。
わかりやすい悪人ばかりでなく、子供に対する情愛を持つ親(子供に友達と一緒におまえもメガノイドになるのだと誘い、終盤でも息子の友達を人質に使うような真似はしない)でさえ“人間が人間を越える”という根源的欲望に呑み込まれる、というのは後半への振りも含んでいるのでしょうが、普遍的な根の所を付いているだけになかなか重い。
このぐらいの時代の作品だと、子供はトラウマだけ刻まれて投げっぱなしで終わり、というオチが多かったりしますが、「あのメガノイドは父親ではない。父親はさらわれたんだ」と自己防衛しつつ(恐らく、本心では父が悪魔に魂を売り渡した事を理解している)、父の変身したメガボーグを倒したダイターン3を恨むのではなく、自分もダイターンみたいに強くなるんだ、と目標にする事で前向きに克服していくという、展開がちょっと面白い。
また作品全体の展開を考えると、サブタイトルが「太陽は我にあり」というのは、太陽光線を使って攻撃してくる敵の戦い、という以上に重い意味を持っていると思われ、序盤の重要回か。