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『恐竜戦隊ジュウレンジャー』1話・2話ざくっと

あーこれが、曽我町子無双戦隊かー。
全く設定とか知りませんでしたが、魔女バンドーラ様は聞いた事あった。


地球に接近した惑星ネメシスに着陸したスペースシャトル。何もない不毛の惑星上で奇妙な石を発見した二人の宇宙飛行士がそれのついていた石盤を動かすと、なんとそれは偉大な魔女バンドーラの封印であった! 部下達とともに1億7千万年の眠りから目覚めたバンドーラは、地球を何もない石ころの惑星に変えてやると、活動を開始。手始めにネメシスに着陸していたスペースシャトルをミニチュアに変えてしまい、中に残っていた子供宇宙飛行士の二人を人質とする。二人を救う為に立ち上がるのが、バンドーラの復活に備えて1億7千万年の眠りについていた恐竜族の戦士達、恐竜戦隊・ジュウレンジャー
なぜか空中で自転車をこぎながら、人類に宣戦布告するバンドーラ様
対するは、どうやら地球でバンドーラの封印を見守っていたらしい、不思議仙人バーザ。
多々良純vs曽我町子とか、濃すぎる(笑)
ジュウレンジャー達は、1億数千万年前に恐竜達と共に生きていた、恐竜の進化した人類(爬虫人類?!)5部族それぞれの、戦士達。赤はプリンスで、桃はプリンセスなのに、黒・青・黄はナイトな、格差社会。彼等は過去にもバンドーラと戦っており、その封印後、いつかバンドーラが目覚めた時の為に、眠りについていたのであった。
ゴウシさん(黒)はちょっと格好いいけど、メイ(桃/千葉麗子)が、アフレコが上手いとか下手とかでなく、滑舌が悪すぎて気が抜けるレベル。
当時のアイドル喋りってこうだったかもしれませんが。
なんだろうなー、ユウリさんが頭を抱えるレベルだったとしたら、メイは、膝から下に力が入らなくなるレベル。
アクションなどは、可もなく不可もなく。通常、1話で個人武器の顔見せ紹介的な事をするのですがそれが無かったのは、予告からすると3話で改めて武器を入手するという事なのか。吊られて、空中キックするというティラノサウルスの予想外のアクションは面白かった(笑) あと、ボーイが変身すると、明らかに太るのが気になる(笑) 当時、中の方々に、小柄要員が足りなかったのか……?
作風としては、児童層が喜びそうな要素をふんだんに仕込んでおり、その世代だったら面白かったかも。子供の面白がりそう/恐がりそうな仕掛けを真面目に取り込んでおり、しごく真っ当。子供向け作品というのは、子供向け作品であるが故に、意図的に幅をとって作る場合が多いのですが、この1、2話に関しては、(前作『ジェットマン』のカウンター的要素もあるのか)、ストレートに絞った対象世代を楽しませるという事を念頭に置いた作り。
また、金曜夕方25分枠自体は変わってないですが、配信映像の時間を見ると『ジェットマン』の時より合計で2分ぐらい減っている気がして(勘違いかもしれないですが)OP、ED抜くと実質15分ぐらいしか無く、物語部分を入れる余裕があまり無かった感じ。1・2話が完全に続き物になったのは、その影響かと思われますが、作る方は大変そう。
物語部分では、終始ひとごとぎみにあおりまくる実況レポーターが楽しかったので、今後もセミレギュラー的に出続けたら面白いですが。
まあとりあえず、次週以降はパスかなー。面白いとか面白くないとかではなく、こちらを向いている感じが全くないので、距離を置くのがマナーな気がするというか、なんか、そんな感じで。
そこを曲げるほどのときめき要素は無かったですし……ゴウシさんには、ちょっと、ときめきかけたけど(笑)