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『アリアンロッド2Eリプレイ・キャプテンRED』(田中天/F.E.A.R.)1巻、感想

海だお宝だ海賊だ! という事で、新シリーズは、海洋冒険ロマン譚。
伝説の女海賊の忘れ形見と、義侠の海賊が出会う時、秘宝は目覚め、“禁断の島”を目指す冒険が始まる……!
PCは、伝説の女海賊ルビィの忘れ形見であり彼女の遺した遺産の鍵である少女ラクレ、冒険商人としての実績を持ち外道を許さぬ海の男キャプテンRED(リチャード・エリック・ダイアモンズ)、彼の仲間であるバトルフリークの狙撃手“大鴉”ネヴィン、同じく海賊団のメンバーであり亡国の姫君にして守銭奴ゼニーナ・シュセンドルフ、の4人。合わせてRED海賊団は、“禁断の島”を目指して海の邪悪と戦う冒険の船旅に出航する。
著者自ら、Twitterで「かなり綺麗な俺」と書いていましたが、入り口は、非常にスタンダードな造り。GMがGMだけにどうなる事かと思われたライバルキャラも、割と普通。名物(?)の頓狂な敵……は、じわじわ出てきたので、今後、危険そう(笑)
キャンペーンとしては、最終目的とその障害を先に提示する形で(勿論、シナリオの進行でこの先変化があるかもしれませんが)、わかりやすく悪玉との戦いを軸に置きつつ、物語の舞台から舞台への、移動シーン(航海シーン)に重点がある、というアイデアが面白い。
航海シーンの選択や判定で、目的地までの到着日数が変化したり途中で交易品を発見するなどのイベントが起こり、また船の損傷で航海の経費が増えたり……など、シナリオ中の必然性ある移動に、冒険商人としての演出を絡める形で進行し、ゲーム『大航海時代』が大好きだった人間としては、なかなか燃えるギミック。
物語は非常にわかりやすい造りにしてきたので、このギミックでどれぐらい面白くしてくれるか、続刊が楽しみです。