はてなダイアリーのサービス終了にともなう、旧「ものかきの繰り言」の記事保管用ブログ。また、旧ダイアリー記事にアクセスされた場合、こちらにリダイレクトされています。旧ダイアリーからインポートしたそのままの状態の為、過去記事は読みやすいように徐々に手直し予定。
 現在活動中のブログはこちら→ 〔ものかきの繰り言2019〕
 特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)

『仮面ライダーウィザード』感想・第1話

◆第1話「指輪の魔法使い」◆ (監督:中澤祥次郎 脚本:きだつよし)
物語の雰囲気とキャラクターの配置はけっこう好みかもしれない。
主人公は許容範囲だし、喫茶店の謎めいた魔法少女とか、気の強い女刑事とか。どうせなら主人公は、女にちょっとだらしない路線とか行ってほしいのですが、無理かなー。
OPで危機に陥る警官隊&作業員の元にバイクが突っ込んでくるシーンは、第1話という事もあってベタ気味に演出していましたが、そこから変身への流れは素直に格好良かったです。“魔法使い”なのに、銃使うのか、とは思いましたが(笑) 最初からストレートにバイク推しで来ているので、今作は少し“仮面ライダー”を強調しよう、という意図なのか。
ただ、「突入した警官隊がグールを見た時」と「グールに拳銃が通用しなかった時」は、もう少し、驚愕による溜めを作らないと登場人物達の衝撃が伝わらないので、スピーディに処理しすぎました。番組の取っかかりという部分も含め、残念だったところ。中澤監督は、もう少し、出来る監督だと思う。
尺といえば、クライマックスはCMの後で、というのはバラエティ番組的に局サイドの都合なのでしょうか。今回明らかに、作った側はそのまま流すつもりで編集しているのに、CM挟む為に無理矢理ぶったぎられていたよーな。ドラマとしては凄くテンション下がるので、次回以降は勘弁してほしい所。第1話だけの都合による変則放映だと思いたい。
アクション面は、あのデザイン(ひらひら)を活かすなら、やっぱり足回りだよね、という事で、やたらくるくる回ってなかなか格好良かったです。何かにつけいちいち、魔法陣出すのは好き。側転バック宙からのライダーキックも好き。何かとやかましいベルト(?)はまあ、ああいうものだと思って諦めます。
音声ものは玩具のギミックとして盛り込みやすいのはわかるのですが、子供の時分から、あまりときめいた記憶が無いのですけれど、一般的に子供心に響くのかなぁ……いちいち「火! 火!」とか叫ぶのは好評だったオーズを意識?
メダル→カウンターと来て、指輪というアイテムは、ベルト無しでも身につけられる、という点でなかなか面白い所を突いてきたなかなーと。あのさして外見の変わらない4タイプを全て、別々にフィギュア出すつもりなのだろうかバンダイ、とか余計な事は考えてしまうけど。
……水……出番なかったよ、水……。
滑り出しとしてはなかなか楽しめましたが、一つだけ凄く引っかかるのは、女刑事の順応力が高すぎて、“魔法使い”(及び怪人)の作品世界におけるレアリティがさっぱり掴めなかった事
怪人に関しては、少なくとも女刑事は初見で、上層部は認識した上で揉み消しているという雰囲気がありましたが、“魔法使い”に対する一般人の認識が女刑事の反応からでは、さっぱり理解不能。ファンタジーなので、“たまに会うかもしれない”ならそれはそれでいいのですが、それなら“そのぐらいのレアリティ”である事を別の方面から補強しなくてはいけないし、かといって女刑事が(キ○ガイ……?)と思っている風でもなく。
予告見る限り、そういった設定面は次回以降で補強する形になりそうですが、物語の立脚点ではあるので、“魔法使い”に対する世間の認識、は1話でしっかりと表現してほしかったかな、とは。
女刑事視点しかなくて、曖昧なのが、一番よくない。
ウィザードが、「自分の中に一匹のファントムを飼っている」というのは、話の広がりそうな設定で、転がし方が楽しみ。