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『大鉄人17』感想10

◆第18話「恐怖の夏休み! 暴走する新幹線」◆ (監督:山田稔 脚本:上原正三
今回からOP映像が変更。
主題歌もいいし、映像的には格好いいんだけどなぁ、『17』。
前回の休暇の続きか、唐突に、新幹線で九州に向かっている三郎達。鉄橋を越えていく新幹線を、川に浮かべたボートから見送る私服のレッドマフラー隊員達。
何故その組み合わせが、小野×海野 千恵×村中?!
そこは、小野×村中 千恵×剣持ではないのか?!
そしてもう一人、新幹線を見つめる怪しげな釣り人……の扮装のチーフキッド(涙)
かむばっく、ゴメス。
新幹線の御一行は、南三郎、佐原ルミ、岩山鉄五郎、鉄次、その妹、の5名に、新幹線の中で知り合った、一人で九州に向かうという訳有り風幼女。にしても、鉄五郎ばかりではなく、鉄次少年もレギュラー化なのか……?
いっさい説明されないのですが、この5人で旅をしている理由も意味不明です。まあ、前回と前々回を見る限り、岩山家は金持ちそうですし佐原家も金持ってそうで、なんか金持ちコミュニティがあって、どちらかの別荘に避暑旅行とかそんな感じなのかもしれませんが、気が付くと周囲はブルジョワだらけだゾ、頑張れ三郎!
旅を楽しむ三郎達だったが、名古屋を前に、異変が起きる。新幹線が暴走状態になり、名古屋駅を時速230キロで通過。トンネルを抜けると何故か、三郎少年と関係者以外の乗客が全員消失。確認に向かった運転席も無人という異常事態に三郎はレッドマフラー本部へと連絡を取るが……なんと、三郎達の乗るひかり23号の先頭車両が、ブレイン党によって入れ替えられていたのだ!
新幹線の管制センターに向かった佐原博士はその情報を得て、全てがブレイン党の罠だった事を知る。
「乗客も車掌もブレイン党員だったんでしょう。だから途中で姿を消すことができた」
出来ないよ
時速230キロの新幹線から姿消せませんよ博士
そんな佐原の元にチーフキッドから「第二ブレインの設計図が欲しい」という脅迫電話が。ブレイン党の目的は、三郎達を人質にして、佐原が密かに進めていた第二ブレイン計画を頓挫させる事にあった。要求をはねのけた佐原への脅しとして、更にスピードを上げる新幹線。
まるで念力で新幹線を操ってでもいるのかのように相変わらず変な印を組むブラックタイガーですが、新幹線のスピードをあげているのは、もちろんブレイン党員。
……ブラックタイガー、今のところ、“怪力”以外にさしたる能力が無いのですが、本当に東南アジアの暗黒街の支配者なのでしょうか? 間違えてそっくりさんのプロレスラーでも連れてきたのではないかと、心配になってきました。
時速300キロで暴走する新幹線……囚われの三郎はヘルメットが無い為に17を呼ぶ事も出来ない……衝突を防ぐ為に綱渡りのポイント交換をこなしていく管制センターの職員達……いつの間にか大きな顔でセンターに居座っている佐原博士……刻一刻と危機的状況が高まっていく中、ブレイン党の策謀により、幾つかの新幹線が路線上で故障のために緊急停車。このままではどんなにポイントを操作しても衝突は避けられないという事態に、観念して佐原博士はブレイン党の要求を呑む。
一方、「みんなで17を呼ぼう、きっと来てくれるさ」とついに自棄になった三郎達は、ヘルメットは無いが、客車の中で声を張り上げて17を呼ぶ……と、来てしまいました、17
とうとう、ヘルメットまで無用の長物に……(^^;
17は新幹線を停めようとするが、その前で新幹線は飛翔。その正体は、ブレインの創り出した新幹線ロボであった! なぜか科学研究所付近へ移動し、17と戦うつぶらな瞳の新幹線ロボ。
三郎達が乗っている為に新幹線ロボに攻撃できないワンセブンに向けて、
「どうした17、やっつけろ!」
とか、とうとう本物のぼんくら台詞を叫ぶ剣持…………こんな事なら、さっさと千恵さんとフラグ立ててゴメスと相討ちにでもなっていた方が良かったような。
どう考えても成り行き的には新幹線ロボには三郎くん達が乗っている筈なのに、双眼鏡で客席を確認した後、「道理で反撃できないはずだ、17が」とか揃って言い出すのですが、どうして皆、子供達の事を忘れているのか。
人質を前に苦境に陥る17は新幹線ロボを止める事が出来るのか、そして三郎達は、ブレイン党の魔の手から脱出する事が出来るのか?! ブレインプロジェクト三部作があって2話構成が一つズレたので、毎週次の配信に引くようになってしまって、微妙に感想書きにくいぞワンセブン! というか少し前にルミちゃんを誘拐した上に洗脳してパイロットに据えるという手間のかかる作戦を使ったのに、単純な人質作戦でも同様の効果を得られると、かなり色々台無しですよミスター・ブレイン!
“周囲の人々を巻き込まない為に”と理由をつけて子供コミュニティから切り離された主人公が軍隊になぞらえたオトナの世界に混ざって戦っていた筈が、子供コミュニティに戻された上でそこで事件に巻き込まれる、と、シリーズのコンセプト的には前2話と今回を持って、完全に破綻。
……まあ、もしかしたら、万が一、微粒子レベルの確率で、細菌ロボット編−新幹線ロボット編は夏休みスペシャル、という可能性も存在はしていますが、明らかに変更された演出のタッチと新キャラクターの色づけ、出鱈目な方向にヒーロー性を増した17、と見る限り、まず無いでしょう……。色々仕方ないですが、剣持が一気にダメ隊長になりすぎているのは、少し辛い。