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『超人機メタルダー』感想16

最近、舞さんは八荒との絡みが多いけど……まあ、それぐらい役得がないと、哀しい役回りだからなぁ、八荒……。
あと、トップガンダーさんはどこへ行ってしまわれたのでせう。
◆第28話「可愛い盗賊・きらめくダイヤに乙女の願いを!」◆ (監督:伊藤寿浩 脚本:藤井邦夫)
レオタードの女怪盗・レッドパンサー現る。
テロップ出るし(笑)
次々とダイヤを盗み、街を騒がす女怪盗。
「ひょっとするとネロス帝国と関係あるかもしれんな」
最近の流星さんはやたらと積極的。
切断されていた大事な回路が戦闘時の衝撃で繋がったりしたのかもしれない。
盗まれたダイヤはどれも、かつて伊集院コレクションと呼ばれ、高名なダイヤコレクターの手にあったもの。ダイヤはその死後に売り払われ散逸していたが、実はその背後にはゴッドネロスの影があった。伊集院はかつてネロス(普通の人間時代)の協力者であり、その経済センスでネロスの資金調達に協力。しかしネロスの帝国建設の野望に気付いて袂を分かち、その後は個人で事業に成功。だが自分の過去に繋がる全てを神経質に抹消して回るゴッドネロスの手によって殺害され、その血筋全てが、抹殺されていたのだ。
伊集院さん何者だ、という感じですが、ゴッドネロス様の冷酷さと徹底ぶりが表現されているのは良い。
怪盗の背後に伊集院コレクションへの執着を感じたゴッドネロスは、唯一手元に残していたコレクション最後の一個ゴールドアイを餌にレッドパンサーを捕らえるように命令し、かつて伊集院一族抹殺作戦を指揮したモンスター軍団・豪将ブライデイがその任に就く。
狼男型のブライデイは、黒コートの人間体に変身し、なかなか格好いい。
まんまと誘き出されたレッドパンサーに襲いかかるブライデイ、それを助ける、通りすがりの剣流星。女の落としたダイヤ(ゴールドアイ)を拾った事から伊集院コレクションとレッドパンサーを結びつける流星だが、彼女が名乗った「伊集院ゆい」は、7年前に死んでいる。果たして彼女はいったい何者なのか――翌日、女の元を訪れて直球で尋ねる流星。
「君はレッドパンサー?」
「あーこりゃ、完全にぷっつんだわ」
はい、ぷっつんです
仕様なのでクーリングオフできません
誤魔化し続ける女であったが、再びブライデイの襲撃を受けた事から、真実を語る。彼女は、死んだ伊集院ゆい(ネロスに協力していた伊集院の孫)の親友であった。亡き友の夢を叶えるという約束の為に、女怪盗として伊集院コレクションを集めていたのだ。
ネロス帝国の事など露ほども知らぬ彼女であったが、再び襲い来るブライデイと、美人秘書ズ。レオタードに早変わりしたレッドパンサーは美人秘書ズを撃退。メタルダーもレーザーアームを炸裂させ、
「このもの、大量殺人の罪」
により、ブライデイは液化して蒸発。
メタルダーはゴールドアイをレッドパンサーに託し、約束を果たしたら他のダイヤは持ち主に返すんだ、と彼女を諭すのであった。
てっきり偽物を餌にしているのかと思ったら、どうやら本当に本物らしく、ゴッドネロス様、無駄に律儀
そしてある夜、歩道橋から街の夜景を眺めていた流星は、バイクを走らせる八荒と出会う。今夜は街のあちらこちらにレッドパンサーが出没しているという。
「それがさ、今度は今まで盗んだダイヤモンドを、返し回っているらしいんだよ!」
その背後をサイレンを鳴らしながらパトカーが走り抜けていき、それを追いかける八荒。
微笑を浮かべた流星に、不意に横から突きつけられる拳銃。
「あなたには私の秘密を知られてしまったわ」
レッドパンサーが引き金を引くと……
GOOD LUCK!
という玩具の旗。
「正義の味方としては油断大敵、ってとこね。じゃあね!」
流星に旗を渡し、夜の闇に去っていくレッドパンサー。
ナレーション「――――その夜以来、レッドパンサーは二度と現れる事はなかった」
という、洒落たオチ。
この番組にこういう引き出しがあったのか、とちょっと驚きました。
八荒の横をサイレンが通り過ぎていく、という演出が好き。
全体に渡り、陰影を強調したり、ハンディカメラを交えてみたり、映写機に映る少女時代のゆいで幻想的な雰囲気を出してみたり、と意欲的な演出で面白かったです。ここまで特にそういう事はしていない監督がどういう風の吹き回しだったのかはわかりませんが、やはりローテ監督の内一人ぐらいは、ときどき映像的にちょっと変わった事をしてくれた方が面白い。
なぜ、狼男の頭上に蜘蛛が出てきたのかはわかりませんでしたが。