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『特救指令ソルブレイン』感想14

OPでゲストキャラクターの配役の名前が出ない場合が多くて、地味に感想を書く時に困るのです。
日本人の名前はこういう時、同じ読みでも漢字のパターンが豊富なのが難しい。
◆第24話「オオタカを救え!」◆ (監督:小西通雄 脚本:高久進
非番の日、多摩川野鳥の会若い女性・ナツキケイコといちゃいちゃしている大樹さん。
竜馬さんはモテスキルをほぼ発動しない主人公だったけど、大樹も全く発揮せずにここまで来ましたが、やっと女性ゲストと絡みました。
そんなある日、多摩川沿いの野鳥の保護区域にバイクで突撃してきた不良高校生・ヨウイチをしばき倒した大樹は、彼をケイコの家へと連れて行き、野鳥の会の撮影したビデオを見せて少年の情操教育を試み、自然や動物の尊さを教えようとする。
刑事らしいといえば刑事らしい仕事なのですが、家主の許可を得ないままいきなり「君に、見せたいものがある」と女性の部屋へ乗り込もうとする大樹が凄すぎて、付き合っている以外、考えられません
その場は飛び出した少年だが、帰路で怪我した小鳥を拾うなど、徐々に更正し、ケイコや大樹とも親しくなっていく。
ところで、〔不良少年、釣り糸の絡まった小鳥を拾う→動物病院に連れて行く→治った小鳥を川辺で放す〕の間、BGMがやたら深刻で、なにかおかしい。
そこへ現れる、稀少なオオタカを狙う密猟者。力強く自然保護を訴えまくる大樹。途中まで何を言っているか聞き取れなかったのですが、「タカやワシ」という台詞は凄く言いにくそう。
前科持ちの密猟者コンビ・シゲオとシゲルは威嚇で撃った銃の跳弾でケイコを負傷させてしまうと、そのまま彼女をさらい、口封じをはかる。ヨウイチの連絡から非常線が張られ、アジトに踏み込むソルブレイン。散弾銃で反撃する密猟者……とすっかり凶悪な立て籠もり犯にヒートアップ(笑)
そしてさくっと放たれる、ギガストリーマー!!
なんか物凄く普通の装備みたいに使って、ますますパワーアップの意味がわかりません。
単純に前作でギガストリーマーの人気が高かったので、それにあやかろうというだけの話なのか。
密猟者は逮捕され、木箱に閉じこめられていたケイコも無事に助かり、すっかり更正したヨウイチが野鳥の会に参加して大団円。
アップダウンの激しいエピソードが続いていた中、普通でほっとした、そんなエピソード。
しかし大樹は本当に、一歩間違えると立派な環境テロリストになりそうで怖い。