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『爆竜戦隊アバレンジャー』感想15

◆第29話「わがまま使徒、アバレ争奪戦」◆ (監督:渡辺勝也 脚本:浦沢義雄
ヤツデンワニの頭上の受話器はどうやら、別撮りでないと手が届かない。
面白さの大部分がヤツデンワニ(CV:津久井教生)による物という、津久井教生無双回
もうこれは、キャスティングの勝利と言う他ない。
凄い。
ラッコピーマンというトリノイドの名前も凄い。
しかも、そんな名前で見た目も台詞回しもギャグっぽいのに、けっこう強かった。
アナザアースへ遊びに行ったまま帰ってこないリジェを連れ戻す為に派遣されたラッコピーマン。アナザアースで一暴れし、得意のコピー能力でアバレンジャーの武器をコピーして苦戦させる。一方、相変わらず大ハッスルした後は寝てしまう体質のアスカさんは、謎の戦士の夢を見ていた……。
その頃、仲代先生はリジェといちゃいちゃしていた。
ラッコピーマンを追っていたアバレンジャー達もその光景を目撃。
「あの娘……楽しそう」
ラッコピーマンにスーパーダイノボンバーをコピーされて危機に陥るアバレンジャー。目覚めたアスカが駆けつけるが、やはり武器をコピーされてしまう。そこへ現れたのはデート中の仲代先生とリジェ。
「私、帰らないわ」
「リジェは渡さない」
ところがアバレキラーの武器さえコピーして、互角の戦いを演じるラッコピーマン。
だが……!
アバレモードに覚醒したキラーは、圧倒的なパワーでラッコピーマンを撃破。ラッコピーマンは突き出した木の枝に貫かれるという、かなりえぐい死に様。見た目、ギャグ寄りのなに。
リジェ「みこさま素敵〜」
み、みこ様?!
ロボ戦ではラッコピーマンを見事に撃破するアバレンジャーであったが、「俺達の力だけじゃ、あのトリノイドには勝てなかった……」と自分たちの力不足を痛感、今後の戦いに向けて、もっと強くならなければ、と思いを新たにするのであった。と、アスカさんの夢を含め、アバレンジャー強化への、伏線。
アバレキラーのアバレモードは、白いスーツに黒い強化外装という、かなり格好いいデザイン。これは今後も活躍を見たい。
そしてリジェは、
「私につきあってくれたお礼に、ダイノアースに連れていってあげる」
アバレキラーの手の甲に口づけして次元の扉を開き…………
次回、「最凶!アバレヴォリアン結成」
……あれ、エボリアン……てもしかして、表記、
「エヴォリアン」?
凄く、今更だ……。


◆第30話「最凶!アバレヴォリアン結成」◆ (監督:渡辺勝也 脚本:荒川稔久
ミケラ、再生トリノイドを作成。
「シャークルレッド!」
「アヤメブルー!」
「テンサイイエロー!」
「「「荒ぶるエヴォリガッツ! 邪命戦隊エヴォレンジャー!!」」」
OP始まる(笑)
……ところへキラーさん、道場破り。
「ゲーム開始だ。勝った方がこのエボリアンを、支配する」
「じゃめいたい」の「じゃめい」は「邪命」で良かった模様。
セルフパロディの意識があったかは不明ですが、そこはかとなく邪電戦隊ネジレンジャーという忌まわしい記憶を呼び起こさせます……勝てないな、これは!
その頃、夢の場所を探していたアスカは、滝の中から謎の石を発見。アバレンジャーはシミュレーション装置で戦闘訓練、とそれぞれより強くなる為の努力を行っていた。
謎の球体で伝説の鎧を立体投影するとか、らんるさんの科学力は、とどまるところを知らない。もはやツッコミ不能のレベルで、制作サイドにも開き直りの気配が感じられます。
拾ってきた岩を夢で見た盾?の形に切り出そうと剣を振るアスカの前に姿を見せる謎の少女。
「感じるの。あなたは泣いている。ジャンヌも泣いている。私に出来ることは、真実を思い出すための力を貸すだけ」
そしてアスカは己の忘れていた過去を思い出す……。
少女に呼び覚まされた記憶、そしてブラキオの知る情報と合わせると、突入作戦の失敗後、マホロとその兄ミズホを救う為に禁じられていた“伝説の鎧”の封印を解いてしまったアスカは、鎧の持つ呪い――最強を求める為に人の涙を集め続ける究極の破壊者となる――に囚われ、仲間達をひゃっはー虐殺(以前に、伏線あり)。その後、鎧に取り込まれていた時の記憶を全て失った状態で他の竜人族のグループに拾われていた(どうやらその後、ブラキオとパートナーとなったらしい)。
だが本来、伝説の鎧は装着者を倒す事でしか解放する事が出来ず、更に倒したものに取り憑いて最強を求め続けるという呪いの装備……ならば何故、アスカは鎧から解放されても無事だったのか?
回想シーンに出てきたマホロの兄ミズホは、最初に伝説の鎧を着てひゃっはー後、ジャンヌにざっくり斬殺された人……? ちょい役だったのでもう、顔だけではわかりません……。そうだとすると、ミズホが何らかの手段でアスカを鎧から解放した後に取り込まれた事になりますが、それにしても、番組最初期から登場し、物語上の重要な伏線としても機能しつつあるアイテムの名前が“伝説の鎧”で本当にいいのか(笑)
ダイノアースでは、アバレキラーがエヴォレンジャーを撃破。リジェの後押しもあり、首尾良くエヴォリアンのボスの座に収まってしまう。
「今日から俺が、おまえたちのボスだ」
「強くて賢くて悪いんだから、みこさま」
確かに、欠けてる要素ですね、エヴォリアンに……。
アバレキラーは分身体キラーゴーストを作り出すと、アナザアースへと送り込む。突然、バキケロとディメノコの存在がレーダーに反応し、罠と承知で変身するとアバレンオーに合体した3人は、無人島へと向かう。
アスカさんは、彫刻中
爆竜をバックに変身し、合体して乗り込む……と演出的には盛り上げてきているのですが、個人的にはいまひとつ、爆竜を助けに行くというシチュエーションが盛り上がらない(笑)
ここに来てまさかの、ヒロインはバキケロとディメノコですか。
島に乗り込んだアバレンオーの前に姿を現すバキケロとディメノコ。そして、キラーゴースト。ゴーストの攻撃を受けたアバレンオーは合体が強制解除されてしまい、ティラノ達5体の爆竜は、ゴーストに呑み込まれてしまう。
「おまえたちが勝つか、体内の仲間が溶けてなくなるか、そういうゲームだ」
ぶつかりあう、アバレンジャーvsキラーゴースト!
毎度思う今作の残念な所ですが、仲代先生は、どうにもゲームマスターとしてのセンスが微妙(^^;
今回も結局は、タイムリミット付き殴り合いですし。
「ゲームだ」「ゲームだ」言うのだから、もう少し面白いゲームを用意してほしいなぁと、正直。仲代先生の言うところの「ゲーム」部分の面白みが今ひとつなので、壬琴は趣向を凝らしたトリックスターというよりも、なんでもかんでも「ゲーム」と言ってしまう幼児性、が強く見えてしまいます。もしかしたら計算尽くでそう描写している、という可能性もありますが。
次回、アスカの彫刻家魂が火を噴く……ぜ?