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『爆竜戦隊アバレンジャー』感想20

◆第36話「初恋アバレミラクル」◆ (監督:坂本太郎 脚本:會川昇
戦いが終わったら、「人間になってみたいケラ」と夢見る爆竜トリケラトプス、寝ている間に謎の隕石の直撃を受け、気が付くと人間の子供の姿(以下:ケラト少年)に。人間社会を楽しみつつ幸人に会いに恐竜やへ向かうケラト少年だが、突然姿を消してしまった事でトリケラトプスは行方不明扱い。幸人の「見つけたら三条スペシャルお仕置きフルコースだ」という言葉を聞いて、思わず逃げ出してしまう。逃げ出した公園で大型犬にのしかかられた所を通りすがりの年上の女性に助けられたケラト少年、ハンカチを忘れて車で去ってしまった女性を追う内に、幸人と遭遇。正体を隠したまま、幸人の車に乗せてもらって女性を追う事に。
えー……幸人さんは、どこまでいい人なのか。
追跡中にソフトクリームの置物に抱きつくケラト少年を見て、ソフトクリームを買ってあげたり。
もうこの人ホント、子供好きすぎる。
あちらこちらを忙しく配達で回っているとおぼしい女性を追う内に、客船へ乗り込む二人。
「奇跡の船へようこそ 君たちも幸せになりにきたんだね」
そこは、内部が魔空空間と化した不思議な船だった! パーティルームには、追いかけてきた女性も含め、すっかりらりっちゃっている人々。実は船内はギガノイド「奇跡」の体内と化しており、取り込まれた人々は自分の欲望の幻影に溺れ、やがて「奇跡」の栄養源となってしまうのだった。バーミア兵に襲われ、船内を逃げ回る幸人とケラト。女性へハンカチを渡す事を諦めようとするケラトに、幸人は告げる。
「俺には昔、初恋の時の辛い思い出がある。おまえにはそんな思いをさせたくない。だから諦めるな」
……あー、アレ(父親が金を払って彼女一家を引っ越しさせた)は確かに、トラウマですね。
バーミア兵に囲まれる幸人の姿に、ケラトはハンカチを握りしめる。
「これも大事だけど……僕にはもっと大切なものがあるケラ。人間なんかにならなくていい。僕は、爆竜トリケラトプスです」
爆竜の姿に戻っていくトリケラトプス。内部で巨大化された事によって「奇跡」は船から離れ、幻夢に囚われていた人々も解放される。
その頃、次元の扉反応を追っていた赤と黄は再起動した仲代先生と戦っていたが、そこへ乱入する伝説の鎧。暴れ回る鎧だったが急に苦しみだして撤退。それを見てキラーも姿を消す。
ううーん、序盤からずっと、ではあるのですが、伝説の鎧は、出てくる→暴れる→苦しんで撤退、が毎度パターンすぎるのがなぁ(^^;
合流したアバレンジャーはアバレンオーに爆竜合体、幻覚攻撃を打ち破って「奇跡」を撃破。幸人はトリケラトプスに代わり、女性にハンカチを渡して去っていくのであった。
幸人×トリケラ回というよりは、幸人さんいい人回でした(笑) 本当にこの人は、父へのあてつけでひねくれた感じを装っているだけで、もしかすると凌駕よりいい人。
そしてトリケラトプスが人間になった理由はなんと吃驚……エミポン天使(二役)がその願いをつい叶えてしまった為だった! エミポン天使が介さん神にたしなめられる、という凄いオチ。介さんの神様コスは面白かったですが。介さんもエミポンも、頭の輪っかがあからさまに背中から棒が伸びているとか、酷い(笑)
次回、リジェ、念願のナイスバディに?!
ときめくの?