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『快傑ズバット』感想8

◆第13話「少年殺し屋のバラード」◆ (監督:小西通雄 脚本:長坂秀佳
カツアゲされる女子高生・美枝子を救うのは、マンドリン片手の……男子高校生、山浦京介。
と、セルフパロディぽい入り。
町の人から「人殺し」呼ばわりされる京介、集まった町の人々をなぜかしばいて回るダッカー雑魚・さそり組。
そこへ響くギターの音色で、本命登場。
ダッカー雑魚を蹴散らした早川はやけに親しげに京介少年に話しかけてその場を離れるが、そこへ飛んでくるボウガンの矢! 現れたのは虚無僧姿の尺八ボウガン使い、三郎太。
ただし、日本じゃあ二番目だ!
……というか、恐らく尺八ボウガンの使い手が、日本に二人しか居ない。
尺八が展開して何故かボウガンへと変わり、三郎太の放った矢はブランコで遊んでいた子供の襟を木に縫い止める。そんな子供に駆け寄って助ける京介。そして早川が狙う事になるのは、
公園の遊具に縛り付けられてぐるぐる回転させられる美枝子の頭にくくりつけた風船。
早川は見事にそれを打ち抜き、美枝子を助け出してさそり組は撤退。美枝子は早川に、父親殺しの疑いをかけられてすっかりぐれてしまい、さそり組から執拗に声をかけられている京介を救ってほしいと早川に頼み込む。実は、さそり組のボス、毒さそりは京介の天才的な運動神経に目をつけ、殺し屋として育成する為に父親殺しの濡れ衣を着せ、彼を悪の道に引きずり込もうとしていたのであった。
現れただけで商店街にパニックが巻き起こる、怪獣のような扱いの京介に声をかけ、学校へ連れて行く早川。
突然始まる、青春ドラマ。
「なんでも世間のせいにするんじゃない。負けているのは君自身だ。一度でも戦ったのか? 世間に君の無実をわかってもらうように努力をしたか?」
京介、早川を、殴る、殴る!
早川、ゲージを、溜める、溜める!
色々満足する早川の前で、崩れ落ちる京介……早川は彼を、何とか立ち直らせたいと願うのであった。
凄い運動神経の持ち主として、かつての京介が様々なスポーツで活躍して女の子から黄色い声援を浴びる映像が挿入されるのですが、特に描写はされませんがもしかしたら、似たような天才的運動神経の持ち主として、早川は京介に何か共感する所があった、のかもしれない。
そんなある日、さそり組によって喫茶店に誘い出される京介と美枝子。京介は気絶させられ、その間に美枝子が撃たれてしまう。何故かタイミングよく駆け込んできた町の人々によってたかって「殺人犯だ」と糾弾される京介、そこへ現れて京介を弁護した早川も、勢いで暴徒化した町の人々に殴る蹴るの暴行を受ける。
早川、みなぎってくる。
は置いておいて、
誰か、先に救急車呼んで。
河原で袋叩きにされそうになる早川と京介だが、そこへ駆け込んでくるのは、撃たれて死んだ筈の美枝子だった。なんと美枝子は万が一の事を考えて早川から渡された防弾チョッキを着込んでいて無事だったのだ。町の人々の中にさそり組の手下が扇動役として紛れ込んでいた事も発覚するが、現れた毒さそり一味によって早川は撃たれて川に転落。まとめて口封じということで、高圧ボンベにくくりつけられてダイナマイトをセットされる町の人達。
すわ、番組史上最高の大虐殺?! という所に飛んでくるのはズバッカー!
ズバットは町の人々を救うと、京介と美枝子をさらっていった毒さそり一味を追撃。
ラストバトルでは、「五分以上引き延ばせ!」と、ダッカー組織でズバットスーツの弱点が共有されている事が示されます。その割にはズバットに「何者だ貴様?!」と聞くので、ズバットの見た目は共有されていない模様なのですが(笑)
ボウガンばかりでなく短刀を使っての接近戦もこなす三郎太戦に少々時間を使いすぎて、お仕置きタイムは短め。……すっかり、ズバット・アタックが跳び蹴りになってしまったのが、個人的に悲しい。
こうして毒さそりは倒れ、さそり組は壊滅。悪の道に引きずり込まれそうになった少年を救った早川は、新たな旅路へと向かうのであった……。
そういえば:とうとう、みどりとオサムが出てこなかった。