はてなダイアリーのサービス終了にともなう、旧「ものかきの繰り言」の記事保管用ブログ。また、旧ダイアリー記事にアクセスされた場合、こちらにリダイレクトされています。旧ダイアリーからインポートしたそのままの状態の為、過去記事は読みやすいように徐々に手直し予定。
 現在活動中のブログはこちら→ 〔ものかきの繰り言2019〕
 特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)

爆発! 科学戦隊ダイナマン!!

ダイナマン』は個人的に思い入れがありまして、というのも私の忍者好きの原因の8割が、たぶんダイナブラックだから。
そんなダイナブラック、序盤のなし崩し的戦闘に高い所からいきなり参加して、
「星川竜、見参! しゃぁぁぁぁぁ!!」
敵を倒しながら崖を飛び降り、続けて宙に舞ったり木の葉隠れしたりの、忍者アクションを披露。
……あーこれは、忍者好きになるわけです(笑)
ストーリーはあってなきがごとしで、冒頭のナレーションで世界の異変が説明された後、戦隊メンバーが正義の心があるから悪い奴らは許せない的に雪崩式に戦闘に参加するという、上原正三→曽田博久ラインが全開の展開で、特に凝った構成などもありません。一度海に落とされた後、呼び出しを受けていた夢野発明センターで集う5人。彼等は全員、夢野博士(課長)に選ばれ集められたメンバーだったのだ!
という事で、人間を滅ぼそうとする有尾人一族の国、ジャシンカ帝国と、科学戦隊ダイナマンとして戦う事になります。
「地球の危機だから戦え」「よーし、やってやるぜ」と、さっくり覚悟完了するのが非常に80年代的。

「悪を倒す正義の味方、ダイナマン
爆発! 科学・戦隊・ダイナマン!!」

展開をどうこう言うよりも、むしろ以後のシリーズにおける試行錯誤に思いを馳せるのが面白いです(笑)
敵方のジャシンカ帝国では、ロケット工場に馬で突撃するメギド王子がけっこう熱い。
ダイナマンとメギド王子率いる部隊との初戦では、とにかく爆発。
OPからとにかく爆発なのですが、5人の特殊武器などを見せながら、ひたすら爆発。
名乗りにも入ってる「爆発!」
どうして爆発なのかは、よくわからないのですが。
……夢野博士の趣味?
赤−剣、黒−ブーメラン手裏剣、青−フリスビー、黄−鉄球、と来て、桃−薔薇
という飛び道具も激しく謎(笑)
そして桃の必殺技が、
「薔薇・フィナーレ!」
しかし、萩原佐代子さんのお美しさの前には、多少の事はどうでもいいのです。
背中の木刀で、いきなり人間入りと思われる球体を一刀両断してしまう赤も格好いいし、ダイナマンはビジュアルのレベルが高い。
赤vsメギド王子の戦いでは、馬に乗ったままでの立ち回り。
そして、進化獣の爆弾攻撃に巻き込まれて、馬から振り落とされる王子(笑)
赤の攻撃で大事な尻尾を一本切り落とされ、退却。
進化獣は生命の危機に陥ると細胞が活性化して超進化獣として巨大化し、一気に巨大ロボ戦へ。ダイナロボは顔がシャープで格好よく、どこからともなく取りだしたハンマー攻撃などで巨大カニシンカを撃破。
ジャシンカ帝国の側に立つと、根本的に戦略を練り直さないといけないレベルの惨敗ですか、次回、どう出る?!
予告ナレーションの、
「戦うだけではない、子供達と一緒に夢を追うのだ!」
というフレーズが格好いい。
2話、冒頭の「進化獣の作り方」が格好いい。
そして有尾人族の説明。
地震や火山活動を操れるとか、やり方次第では速攻で人類滅ぼせそうですが。
「尻尾のかたきを、取りにきたぁ!」
と作戦そっちのけで、前回の復讐の為にレッドに襲いかかるメギド王子。ちなみに愛馬の名前は、流れ星。
駄目だ、もう、面白すぎる。
有尾人一族では尻尾の数が身分などを現すという設定を説明しつつ、赤と王子の因縁関係を早めに構築、という流れは良い。
それから、夢野発明センターにやってきた子供達に質問される、という形で、1話では身元不詳だったダイナマン5人の説明。
それぞれ、なにがしかの研究者らしい。
忍者は、天体観測してUFOに会いたい、とか申しておりますが。
そういえば1話で青が「研究に資金を出してくれるという話で……」とか言っていましたが、つまり資金援助を餌に呼び出し、科学戦士に仕立てあげたのか。
人の良さそうな中年男性の仮面をかぶっていますが、妙に訳知りだし、割と手段選ばないタイプで怖いなぁ、夢野博士。
今回の新規配信は、胡散臭い長官特集ナノカ?
ちなみに5人はまだ、苗字で呼び合う微妙な距離感。
この後、正式にメギド王子が対ダイナマンの作戦を指揮する事となり(最初のは勝手な乱入だったのでカー将軍に怒られた)、Bパートで激突。
ダイナマンは各人の個人武器攻撃に続いて、共通武器からもそれぞれ独自の攻撃を放射、ブーツについたロケットで空を飛び回り、更に合体技と、超盛りだくさんの大盤振る舞い。
率直なところ『サンバルカン』1話の戦闘とか、今日的な視点で見るとかなりもっさりしていたのですが、それから2年でかなりのパワーアップが見て取れます。
再びメギド王子と切り結ぶ赤は、黒との練習で編み出した新技で、王子の邪神剣を打破。
「ゴールデンスパーク!
ドリームギャラクシー!!」
とか、ついさっき編み出した新技に名付けてしまうセンスから鑑みるに、赤はけっこう残念な人。
黒は親衛隊との戦闘で分身の術を披露。
王子がピンチになると全力で駆け付ける親衛隊の二人はけっこう熱い。
ロボット戦もこれでもかの大盤振る舞いで、各メカが大活躍し、最後は必殺剣でずんばらりん。
なんというかこう、80年代戦隊のアーキタイプというか、最大公約数的な“戦隊もの(特撮ヒーローもの)”のイメージをそのまま具現化したような作品。
典型的な戦隊パイロットの構成を取りつつ、その中で進化獣の個性はほとんど描写されず、むしろメギド王子に焦点が当たっているというのは、面白い点。早々に赤と個人的因縁が構築されたので、うまく転がって欲しいところです。
個人的にはもう、赤、黒、桃、の為だけでも見られそう(笑)