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『快傑ズバット』感想15

◆第21話「さらば瞼の母」◆ (監督:広田茂穂 脚本:長坂秀佳
桜組(いつもの雑魚衣装の背中に桜のワッペン!)の構成員が妙齢の婦人をさらおうとした所に居合わせた早川健は彼女を助け出すが、その顔を見て驚愕する。彼女……地元の有力者、鶴間家当主の妻である千代は、22年前に生き別れた早川健の母親その人に間違いなかった!
スーパーヒーロー・早川健の過去に迫る、これまでにない切り口のエピソード。
正直、試験管で培養されたのだと思っていました。
雑魚を蹴散らした早川の前に姿を見せた用心棒は、地獄のコック伊魔兵。
「料理は勝負だ! カカカカカ!」
とかなるのかと思ってドキドキしましたがそんな事はなく、包丁の皿投げの名人で、皿投げ対決に早川があっさり勝利。今回、母子の物語がメインテーマなので、用心棒はかなり適当。
後日、通りすがった東条を巻き込んだ早川は千代に「22年前に別れたあなたの息子……健です!」と告白。最初はそれを受け入れそうに見えた千代だっが、娘の冴子が部屋に入ってきた事で、態度が硬化。食い下がる早川に対して、母親である事を頑なに否定する。
……まあいきなり、22年前に捨てた息子が、新しい家庭に乗り込んできて、しかもそこに年頃の娘が現れたとなれば、とりあえず否定するのもやむを得ないでしょう。
「あなたが家出した時、まだ4つだった健です!」
とか、デリケートな年頃の娘さんの前で、大声で母のたぶん語りたくない過去を暴露するな早川。
もちろん、捨てられた子の立場にしてみれば、そんな事情に構っていられないというのが人の情というものではありましょうが、早川の場合は激情家の割に普段から人間心理に鈍感な所が多く見受けられるので、ただの周囲に配慮できない人に見えてしまうのは、演出の意図がうまく出ずに残念。
というか東条、黙って壁と一体化していないで、なんとか間をまとめなさい。
千代の強硬な拒絶を受け入れた早川は、「俺のおふくろはあんな人じゃない!」と叫びながら鶴間家を飛び出していき、千代はひとり部屋で「許して……健……」と呟くのであった。
22年ぶりの母子の再会を認められなかった早川であったが、夜桜組に狙われる鶴間家を守る為に、孤独に屋敷を警護する。
……一晩中、ギターを弾きながら。
それは多分、悪質な嫌がらせ。
ところが、そんな早川に手作りのおにぎりを届けようとした心優しい冴子が、夜桜組にさらわれてしまう。その車を追いかけ、夜桜組の本部に乗り込む早川健
「おーっとっと、逆らおうなんて思わねえほうがいいぜ。俺は特別機嫌が悪いんだ!」
あっさりと構成員を蹴散らすが、冴子を人質にとられてしまう。
「早川! 機嫌が悪くてかーっとしている時は、誰でもちっとは抜けてるもんだぜ」
いつも、抜けてるけどな!
袋叩きにあった早川は、ダムから落下。冴子を人質にした夜桜組のボス夜叉丸(スーツの背中に桜のワッペン!)は、身代金として鶴間家から30億をせしめる事に成功すると冴子を始末しようとするが、そこにズバット参上! フルパワーのズバットはハイスピードで夜桜会を壊滅させ、冴子は無事に解放される。
冴子の「お兄さま!」という言葉に早川は「人違いでしょう」と肩をすくめ、独り去っていく。駆け付けた千代は冴子の前で健が息子である事を認め、二人はいずこかの空の下に旅立っていった早川の名を叫ぶのであった……。
本日のみどりさんとオサムくん:千代に拒絶されて泣きながら歌う早川を見て近付こうとするも、東条に止められる。
みどりさん的には、心の隙間に忍び込むチャンスだったのに!