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『快傑ズバット』感想22

◆第31話「対決! 真犯人首領L?」◆ (監督:広田茂穂 脚本:長坂秀佳



天才青年科学者
飛鳥五郎
ここに眠る


飛鳥の墓……というか石碑に、花を手向けるみどりとオサム。
墓石を監視しているダッカー構成員に「あんな雑魚」扱い。
……確かに、雑魚ですけど……!
もはや、ヒロインのヒの字にも届いていないですけど……!
こ、これでも昔は、早川をおびき寄せる材料として、さらわれて、縛られて、吊された事もあったのに……!
「だが、殺しておいても損にはならん」と刺身のツマ扱いで狙撃されそうになるみどりとオサムだったが、その時、新たな人物が花を手に飛鳥の墓前へと現れる。
彼女の名は、皆川理沙。
飛鳥五郎の恋人であり、飛鳥の研究を受け継いだ科学者であった。
「あたしとうとう、シルベールを完成させたんです」
シルベール――それは、ズバットスーツに使われた素材よりも、更に10倍の強度を持つ特殊繊維であった! それを用いれば、ズバット今の10倍の強さになる。恐ろしい事を考える理沙の前に、シルベールを狙ってダッカー構成員が姿を見せ、逃亡する理沙だが、寺の境内に追い詰められてしまう。
そこへ現れたのは……仏像の前で座禅を組む早川健(笑)
そんな登場の仕方でも、とりあえずギター。
打撃武器じゃないよ、楽器だよ。
楽器じゃないよ、凶器だよ。
凶器じゃないよ、狂気だよ。
早川はあっという間に雑魚を蹴散らすが、そこに山法師姿の男、謎の組織の用心棒にしてマシンガンの名手・竜山丸が現れる。金剛杖に仕込んだマシンガン対決に勝利する早川。対決に敗北し、
「さあ、遠慮はいらんぞ、俺のここを狙って撃ってみるがいい!」
と妙に潔い竜山丸だが、それは罠。いずこからともなく響いてきた「金剛杖を捨てろ」という言葉に早川が仕込みマシンガン杖を投げ捨てると、それは大爆発。実は竜山丸は、対決に勝って調子に乗った早川が渡した武器で攻撃してくる事を狙って、罠を仕掛けていたのであった。この罠を回避した早川と理沙は、山門で謎の老人に会い、屋敷という名のぼろ家へと招かれる。いきなりタロット占いを始め、理沙と早川の素性をピタリと言い当てる、老人。
「飛鳥に恋人がいたなんて……ちっとも知りませんでした」
ここで初めて、飛鳥五郎に恋人が居た事を知る早川健
妹の存在も知らないし、彼女の存在も知らないし、本当に、親友だったのでしょうか。
言い方を変えると、親友だと思われていたのでしょうか?
まあ、妹に早川を近づけたくないというのは、わかりますけど(笑)
後まあ、彼女に「あの人はどういうお友達なの?」と聞かれた時に、返答には困るかもしれない。
……うんわかった、飛鳥、飛鳥は、悪くない。
老人から話を聞こうとした早川だが、屋敷が構成員に囲まれている事に気付く。更に、事前に仕掛けられていた時限爆弾が爆発。屋敷を飛び出した3人は、早川のみならず老人の華麗な立ち回りもあり、構成員を撃破。そこへやってきた東条を交え、理沙の逗留する、ホテル青雲閣へと向かう。
どういうわけか背広を脱ぎ捨て、中途半端な袖の夏服で出てきた東条は、刑事というより探検家っぽい。
ホテルの金庫に納めていたシルベールを取り出そうとする理沙……だが果たして、老人はいったい何者なのか?! 早川と東条の疑念の視線を受けた老人は呵々大笑。
「東条、この声がまだわからんのか」
カツラと付け髭を外した下から出てきた顔は……、東条の中学からの親友にして、国際秘密警察の刑事、神竜伸介。彼は任務により、世界征服を企む悪の大組織ダッカーの存在を追っていたのだった。ここで遂に早川は、秘密結社ダッカーと、首領Lの存在を知る!
「攻撃は最大の防御だ。ダッカーへの攻撃は、こっちから仕掛ける」
ダッカーの攻勢近し、という情報に、いつも通り「やられる前にやれ」を実行すべく、ダッカー本部へ威力偵察をかける早川……と東条。
「これがダッカーの本部か」
「いよいよ首領Lとの対決だ」
かねがね疑惑もありましたが、ここに来て早川と一緒にダッカー本部へ乗り込もうとする東条は、結局、そっち側の人だった。
ところがそこへ怪我を負った神竜が現れ、「飛鳥殺害犯の目星がついた」と告げる。一旦ホテルへと戻った3人は、早川が常に持ち歩いている、飛鳥殺害犯の用いた弾丸と、さきほど神竜が首領Lに撃たれたという弾丸を比較し、それが全く同じである事が判明する。飛鳥五郎殺害の犯人は、首領Lだったのだ!
早川はたぶん、肉眼で線条痕を見分けられるのです、早川だし。
国際秘密警察が2年がかりで調べたダッカー本部の見取り図を広げる神竜。鉄壁の防御網を敷くダッカー本部だが、早川の見立てでは守りの薄い部分が三カ所……3人は、その3カ所の同事攻撃を敢行する。

早川「たとえ二人の内、どっちが捕虜になっても、俺はあえて見殺しにするぜ」
東条「そいつは俺が言おうと思っていた台詞だ」
神竜「俺も異議はない」
早川「あばよ」

神竜はともかく、殺る気満々の東条。
早川健とまともに殴り合える男・東条進吾が、遂に今、野獣の本性を剥き出しにした!!!
そして、ここまでの流れを見る限り、
衝撃! ダッカー本部は、伊東温泉にあったのだ!
早川、6・7話の時点で、真犯人に肉薄していた事が発覚。
さて、勇躍ダッカー本部へ乗り込んだ3人は次々と警戒網を突破して奥へと進んでいくが、颯爽と罠にはまった早川、落とし穴に落とされる。ズバットに変身して事なきを経た早川の前に送られてくる首領Lと、囚われた東条・神竜の映像。
「確かに見極めたぞズバット! 貴様の正体が早川健だという事をな!」
二人を処刑する、という首領の言葉に、ズバットはムチで壁を破って罠を脱出。刑場において、遂に首領Lと対決する!


悪行の限りを尽くし
数えきれぬほどの人を殺し
あまつさえ
罪もない飛鳥五郎を殺した犯人
許さん!
首領L!

 ズバット・ア・タァァック!!

首領Lのブーメラン剣をかわし、炸裂するズバット・アタック。にっくき真犯人のマウントポジションを取り、武器で滅多打ちにするズバットだが……
「違う……飛鳥五郎を殺したのは、俺じゃない……」
虫の息の首領Lは、飛鳥殺害を否定する!
「飛鳥を殺した真犯人、ダッカーの総統……」
アリバイを言うどころか、ちょっと痛めつけられた程度で、もの凄くあっさりと真犯人について口を割る首領L(笑)
戦闘の見せ場も無いも同然でしたし、やはりこの人、役職こそ「首領」と言うものの、事務方のお仕事で、人事部長的な役割だったぽい。
ダッカーの総統とは何者なのか……それを口にする寸前、脳天を撃たれて死亡する首領L。首領Lを撃ち殺したのは、冒頭以来姿を見せていなかった、謎の組織の用心棒、竜山丸。竜山丸は告げる、首領Lが死んだ程度で悪の大組織ダッカーは揺らぎもしない。なぜなら……
「真の大ボス、総統D(でー)がおる! そしてダッカーの殺し屋、三大最高幹部もな!」
口が軽いと首領Lを処刑した直後に、自ら総統の名前をバラす竜山丸(笑)
ダッカー上層部も、結構グダグダです。
時間切れの迫るズバットを、更にマシンガン杖を手にした二人の男が囲む。
「我らダッカーの最高幹部、天! 海! 山! 三兄弟!」
タイマーが切れ、ただの重い服になってしまったズバットスーツを着た早川に集中砲火を浴びせる竜山丸、竜海丸、竜天丸。早川はズバットスーツを脱いで逃亡をはかるが、その前に、構成員達に捕まった東条と神竜が姿を見せる。二人を助けようとする早川。3人にまとめて浴びせられる弾丸の雨。果たして早川健は、この最大のピンチを乗り切る事が出来るのか?!
次回、決着!!