第21話。
地質学者のタニモト博士と、博士のかつての助手達が次々とさらわれる。ジャシンカ帝国の目的は、博士らがかつて開発した、どんな岩でも土でも泥にしてしまう地質変換システムを用いて東京を泥の海に沈めてしまおうという、「東京底なし沼作戦」!!
見所は、体内にスパーク爆弾を内蔵したワニシンカの、自爆も辞さず、という覚悟に変身を封じられるダイナマン。
「『覚悟』とは…………犠牲の心ではないッ!
『覚悟』とは!! 暗闇の荒野に!! 進むべき道を切り開く事だッ!」
苦戦を強いられるダイナマンだったが、北斗が透視カメラでスパーク爆弾の位置を解析すると、一騎打ちで爆弾を奪い、反撃に成功。ワニシンカを撃破し、博士達を救出するのであった。
ロボ戦では、ダイナミックジャンプに新映像が追加。より高度をもったジャンプのような演出となりました。
ところで今更ですが、適当に投げつけると大爆発するダイナロッドの中には、いったい何が詰まっているのだろう。
第22話。
動物の研究者(自称)、レイ、ネコ嫌いが発覚。
街に勉強嫌いで悪質な悪戯を行う子供達が大増殖。その背後には、進化獣ネコシンカの暗躍があった!
ネコシンカに子供達を操らせ、大人と子供を戦争させれば何もしなくても地上は我々のもの……って、王様肝いりの地上侵略計画なのに、ジャシンカ帝国財務省(大臣はたぶん奥さん)から、今季の予算削減でも通告されたのでしょうか。
夢野発明センターに遊びにくる子供達を扇動するネコシンカ、ダイナマンに子供達をけしかける。
「あいつらは大人の中でも最も悪い連中だ! みんなで倒すんだー」
ご、ごくつぶしだから?!
子供を盾にされてネコシンカとまともに戦えなかったダイナマンだが、ロボット(発明センターにいつも居るロボット)にマタタビガス噴出機能を付けて街を走り回らせ、ネコの本能を刺激された進化獣が誘い出されたところを、包囲殲滅。
こうして子供達は洗脳を解かれ、街に平和が戻るのであった。
……そろそろ、ジャシンカ帝国には本気出す事を求めたい(笑)