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『革命機ヴァルヴレイヴ』1話感想

2013年っぽい『ガンダム』やろうぜ、というか、10年経ったからもう1回『SEED』やろうぜ、というか。コピーのコピーみたいな。
ところどころに『ガンダム』(『Z』含む)のオマージュぽい仕込みがあるのですが、やればやるほど、『ガンダム』第1話の壮絶な完成度の高さが浮き彫りになってしまうというか、まあこれは今作に限った話ではありませんが。
とはいえ、既に『ガンダム』も35年前の作品なので、このプロットを持ち込む事自体には、それなりの意味はあるのでしょう。
ただ、オマージュぽい要素を仕込む事自体が、既に35年前の作品との戦いを諦めているとも取れる所はあり、そこは堂々と戦いを挑んで、『ガンダム』1話越えを目指してほしかったなぁ、とも思いますが。
つまり、フラウ・ボゥ爆死ルートなわけで、これ。
それ自体が“通っている”人間の感想ではありますけど。
話としては、正直、テンポと雰囲気が合わなくて、5分ぐらいでセミリタイア。
何が特別悪かったかと問われると回答が難しいのですが、全体で言えば生理的に合わなかった、という他ありません。
例えば、美少年戦隊の潜入工作から打って変わって早食い大会の図、まではいいんですが……そこを名前ありっぽいキャラクター達が通りすがって一言ずつアピールする、なんて頭悪い演出はどうにかならなかったのか、とか、授業中に友人が「いい加減、告白しないの?」と振るのだったら、その前の早食いシーンで女の子の周りに勝利祝いにかこつけてモブ男達が声かけてくる絵を入れておくとか、そういう前振りが出来たよなぁ、とか、そういうのが積み重なって、視聴限界ポイントに達したという(そしてその間に継続に繋がる+ポイントがなかった)。
あと後半のTwitterみたいなものが大量に流れる描写は、あれが“新しい”と思ってやっているなら、ちょっと気持ち悪い。作り手のセンスが。日常のシーンで使う分には別にそれでも良いのですが、ああいった重要なセンテンスで使う要素としては、チープに過ぎます。脚本家の傾向を考えると、後であれも嫌な感じに使われるのでしょうけれど。
また、“わかりやすさ”を重視したのかもしれませんが、Twitterにしか見えない、というのも難で、機能としてはTwitter的なものだとしても、視聴者に対しては、“現代で言うTwitterの延長線上のハイテクだと想像しえるもの”を描かないと、面白くない。そこを理解させて説得力を持たせるのが、演出というものだと思うのです。それが出来ていればまだ良かったのですけど。
作品としては勿論これから独自のものを見せていくのでしょうが、続きにさほど興味は引かれず。