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『翠星のガルガンティア』感想8

んー、んー、んー……船団長は、これだけ物語を転がすアイテム的に予定調和で殺すのだったら、死にそうです、という伏線はもうちょっと引いておいた方がフェアだったと思うなぁ。
船団長の葬式と船団の分離を重ね合わせるというエピソードのコンセプトは良かったのですが、なにぶんここまで、リジットさんがほぼ描写されていないので、ここに来て1話かけた上に最終的に凄くステレオタイプな所へ着地するリジットさんの新たなる旅立ちとか描かれても、正直、三文芝居にしかなりません。
今作の全体的なキャラクター描写に言える事ですが、ベローズとリジットの絡みにしても、“メインキャラ枠の中で妙齢の女性キャラ同士はある程度交流があって当たり前”という補完を作り手が視聴者に勝手に要求していて、ここまで上層部の会議シーン以外でほとんど会話らしい会話をしていない二人が、急に踏み込んだお話をしているのは、どうにも違和感が強い。
縦軸に二つの別離を起きつつ、横軸にエイミー達を含めて女の友情を描いていて、そこで淡い恋の発芽など挟んでくる辺りは嫌いではないのですが、コンセプトも端々の会話のやり取りなども悪くないのに、本来その土台となるべき積み重ねが足りていないので、すべからく空回りぎみ。
船団の模式図の分離ランプをキャラの心情描写に合わせたり、という辺りなんかも良かったのですが……しかし船団の模式図なんて設定にあるなら、もっと先に見せて置くべきではないか、とか。
……次回、予告で凄い顔していたピニオンの運命や如何に。