はてなダイアリーのサービス終了にともなう、旧「ものかきの繰り言」の記事保管用ブログ。また、旧ダイアリー記事にアクセスされた場合、こちらにリダイレクトされています。旧ダイアリーからインポートしたそのままの状態の為、過去記事は読みやすいように徐々に手直し予定。
 現在活動中のブログはこちら→ 〔ものかきの繰り言2019〕
 特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)

『五星戦隊ダイレンジャー』感想22

あー、嫌な予感はしていたので今週は後回しにしていたのですが、案の定テンション下がって、ほぼあらすじメモ状態(^^;
◆第41話「クジャク大昇天」◆ (監督:坂本太郎 脚本:藤井邦夫)
オールアップという事でか、白い洋服で登場のクジャクさん。
現代の汚れた空気に蝕まれたクジャクの生命のタイムリミットは、羽根飾り残り2本。聖なる孔雀の涙の手がかりを得た大五とクジャクはある湖の近くへと向かうが、そこに生き霊ガラが襲いかかってくる。一方、道士カクは聖なる孔雀の涙に隠された恐るべき真実に気付いていた。
(人々を救うはずの聖なる孔雀の涙が……人類を……)
大五とクジャクの元には本物ガラも現れ、クジャクとガラは一騎打ち。クジャクを追い詰めるガラだったが、自爆忍法を受け、視力を失う。生き霊ガラに行く手を阻まれる大五のもとへは仲間が駆けつけるが、大五は突如起きた地割れに飲み込まれてしまう。しかしその地下で、伝説通りに聖なる孔雀の涙を発見。それを手にクジャクを探す大五とダイレンジャーだが、突然、ワープして道士がやってくる。
「みんな、私の話を聞いてくれ」
道士カクの告げる残酷な事実……それは例え聖なる孔雀の涙でクジャクを癒しても、現代の汚れた空気は再びクジャクの命を蝕むであろう事。
「じゃあ聖なる孔雀の涙をあげて、大気の汚れを消して綺麗にすればいいんです!」
「人類を滅ぼしてもか……?」
聖なる孔雀の涙に隠された恐るべき真実――それは、全てを癒やし浄化するその強すぎる力は、あらゆる細菌の類いも消滅させ、結果として、人類の免疫抗体まで消し去ってしまう事。それは遠からず、人類滅亡の引き金となってしまうであろう。
「嘘だ……」
「いいや……嘘ではない」
やっぱり禁断のマジックアイテムでした。
はまあ、予定調和の内として、どうして道士がいきなりしゃしゃり出てくるのか、意味不明。何か、幻覚?みたいなものを見てましたが、少なくとも「現代の汚れた空気は再びクジャクの命を蝕むだろう」という辺りは以前からわかっていた筈なのに、ギリギリの局面まで出てこない、安定のタチの悪さ。
「道士……みんな! クジャクを助けてやってくれ!」
大五は必死に訴えるが、仲間達も突きつけられた事実を前に、無言。どうしてもクジャクを助けたい大五は聖なる孔雀の涙を手に走り出すが、背後から気力をぶつける道士。
「返せぇぇぇッッ!」
大五vs道士!
というか、どう見てもわざと追い詰めてニヤニヤしていて、最低、道士、最低。
聖なる孔雀の涙を手にした大五は大きく吹き飛ばされるが、そこへ現れるクジャク。「一滴だけ、私にください」と聖なる孔雀の涙を手にしたクジャクはガラの元へと飛び、追いかけた5人の前には生き霊ガラが立ちはだかる。
クジャク……最後の戦いだ」
「わかった」
交差するクジャクとガラ。大地に倒れたガラに、クジャクはとどめの代わりに聖なる孔雀の涙をたらし、頬の傷と両目は回復。クジャクの行為に動揺したガラの生き霊は消え去り、駆けつけてきた大五の姿を見て、ガラは狼狽したまま姿を消す。そしてクジャクは、聖なる孔雀の涙を湖に投擲。大五が駆けつけたその時、最後の羽根飾りが輝きを失って地に落ちる。
「大五……」
ガラを救えた事を喜びながら、大五の腕の中で力を失っていくクジャク
「私は災いを滅ぼし、命の平和を願う孔雀明王の化身。これでよいのです」
「しっかりしろクジャク!」
「大五……甦ってよかった。あなたに会えて……良かった……」
クジャククジャクぅぅぅぅぅ!」
命尽きたクジャクは、大五に抱えられ、変な衣装で昇天。
最後、ざっくりナレーションはどうか(^^;
えー……なんというか、散々引っ張った挙げ句に、やっぱり危ないマジックアイテムでした藤井脚本なので悲恋ものでした、と悪い意味で予定調和の中に。
や、そんなに藤井脚本を精査しているわけではないですが、知っている範囲の連続エピソード、『フラッシュマン』『メタルダー』『ジライヤ』と、全て悲恋ネタしか見た事ありません(^^;
まあそれは穿った見方なので省くにしても、土壇場で出てきた道士で話を転がしてしまう、のは非常によろしくない。今までろくに関わっていないのに、突然今思い出した悲報を伝えにくるとか、どれだけタチ悪いのか。仲間4人もほぼモブキャラ化していて、なんの存在理由もありませんし。前回の展開を受け、ガラに救いをもたらしたのだけは良かったですが、次回登場時にその流れを拾われるまでは、これも油断できません(^^; 場合によっては、もっとこじれて再登場しそう。一応、生き霊は消えたけど。
後これはプロデューサーサイドだと思いますが、陣話もそうですが、こういうネタは、ほぼ読めた上でもサブタイトルでネタバレしないで、一応、どう転ぶのか最後まで引いてほしい所です。サブタイトルで殺されてしまうと、どうしうても物語の中に入り込めません。それが上手く機能する時もありますが、陣にしろ今回にしろ、機能していたとはいいがたい。逆の言い方をすると、サブタイトルに殺されないだけの内容がなくて、キャラクターと一緒にエピソードも、サブタイトルに殺されてしまっている。
ううーん、このカップルの行く末は、9割方諦めていたにしても、ガックリだ。
次回、誰も反省していないので、カミナリおじさんが帰ってくる。


◆第42話「母ちゃん一直線」◆ (監督:小笠原剛 脚本:杉村升
公園に残されていた謎の足跡を追った子供達、神社に囚われるコウの母親と、そこに居た阿古丸を発見。
……あれ、また捕まっている?
もうよくわからないというか、どうでもよくなってきたというか(^^;
阿古丸の使役するメカメカしい怪人?イカヅチが出現し、子供達は逃げ出した所を買い物帰りのリンと出会う。仲間達が駆けつけ、神社へと走るホウオウレンジャー。阿古丸は時間稼ぎの為にイカヅチを巨大化させ、龍星王と戦闘に。イカヅチの放つ強烈な妖力が洞穴で眠っていたコウを更にゴーマへと近づけ、そして大神龍までも呼び寄せる!
遙か宇宙へ飛び去ったかと思われた大神龍さんですが、執行猶予期間という事で、割と近く(月?)で待機していた模様。
暴走キバレンジャーの操るウォンタイガーの攻撃を受ける龍星王。せっかく虎の子大秘術使ったのに、前使ったのと同じ「火」でがっかり。大神龍の姿を見てイカヅチは撤退するも、コウ母は人力車で連れ去られてしまう。よく見ると、その横を普通に走っている阿古丸(笑) コウ母は連れ去られる直前に身につけていた指輪をホウオウレンジャーへと投げ渡す。
神龍の攻撃を受け、ウォンタイガーも撤退。
「僕は、どうなってしまったんだ。怖いよ、母ちゃん……」
人とゴーマの間で激しく揺れるコウは再び、いずこともしれない洞穴の中で眠りに落ちる……もはやコウより、もう駄目かもしれない日本の方が心配ですが(笑)
東京に降り立った大神龍は二足歩行状態で待機。果たして大神龍は、何をしようとしているのか?!
一方、キバレンジャーのゴーマ化を完全にする為に、コウ母を殺してしまえ、と阿古丸に詰め寄る3事務員。だが親への歪んだ憎しみに囚われる阿古丸は、「ゴーマになったコウを母親に見せつけてやりたいから断る」と、それを拒否。阿古丸の思い通りになって立場が危うくなる事を恐れるシャダムは、自らの手でコウ母を抹殺する事を決意。だが阿古丸は、ゴーマ15世のお気に入り。そのゴーマ15世を納得させる事が出来るのか……?
「出来る。俺にはまだ、切り札がある」
編み物中のゴーマ15世の部屋を訪れたシャダム事務長は、いったいなにをどうしたのか、ゴーマ15世よりコウ母抹殺指令を取り付ける。それに反発し、イカヅチ(地獄の生物らしい)をけしかける阿古丸。ガラとザイドスがその相手をしている内に、コウ母のもとへと向かうシャダム。そして……

事務長「おまえは……!」
コウ母「シャダム……」
事務長「どういう事だ、おまえがコウの母親だったのか?!」
阿古丸「父上!」
コウ母「父上……? じゃあ! この子は……この子は……」
事務長「そうだ。俺の息子だ」
阿古丸「何を言っているんだ二人とも。父上は、コウの母親を知っていたのか」

顔見知りらしい、事務長とコウ母。
というか別れた夫婦にしか見えませんが、以前の感想で与太で書いたか、お約束すぎて書かなかったか記憶にないのですが、やっぱりそういう事で、コウと阿古丸は生き別れの兄弟なのでしょうか。
辻褄が合うかはともかく、糸を繋げるとしたらそこしかないのですが、仮にそうだとしても、シャダムはコウの事を知らず、阿古丸は母親の事を知らず、と何とも複雑な関係の模様。
場の空気がドロドロじ始めたところで、指輪に導かれてやってくるダイレンジャー、で集団戦に。イカヅチはまたも巨大化し、龍星王は武人変化。混戦の中、ダイレンジャーは囚われのコウ母を救い出す事が出来るのか? シャダム−コウ母−阿古丸の関係は? そして沈黙する大神龍は何をしようとしているのか?!
正直、コウがらみの話が私の中でどうでもよくなってしまっているので、そこはもうどうでもいいのですが、通してスーツアクション多めで良かったです。今作の最大の魅力は、やはりアクション。
次回、明かされるもろもろ(多分)
道士「奥さん、そりゃあ、あんたが悪いよ」 (おぃ)