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幼年期の神々

デウスエクス』てきとープレイ日記10。
世界中のあらゆるオーグメンテーション所持者を狂わせるバイオチップへの毒電波……それを止めるべく、北極の施設へ突入するアダム・ジェンセン。サリフ・インダストリーを襲撃して研究者達を拉致し、バイオチップにある細工を施そうとしたイルミナティ……しかしその大きな出資者の一人であるヒュー・ダロウは自らの真の計画の為に、もう一つの仕込みをしていたのだった。
20年前……オーグメンテーションを開発した天才科学者でありながら、その特異体質ゆえに自らはオーグメンテーションの恩恵を受ける事が出来なかった者。進化に取り残された科学者は、20年の愛憎の末に、オーグメンテーションは人の“人間性”を失わせ、人類を破滅に誘うものだと断じた。それゆえ、自らの手で、断罪を下すのだと。
この辺り、話はかなり複雑(というか、優しく説明してくれないので、必要以上にわかりにくい)。
ここまでに判明した大まかな構図は、
アダム〔主人公。オーグメンテーションに対して拒絶反応を起こさない特殊なDNAの持ち主である事が判明〕
ミーガン〔主人公の元カノで、オーグメンテーションの天才的研究者。研究第一。サリフから拉致された後、ダロウの研究施設で、研究を行っていた〕
ダガート〔反オーグメンテーション活動を行っている政治家。いっけん穏健派だが、裏では反オーグメントの過激派やイルミナティとも繋がっている。新型バイオチップの開発により、オーグメンテーションの機能制御をもくろんでいた〕
ヒュー・ダロウ〔オーグメンテーションの生みの親にして、世界有数の資産家。サリフともダガートとも繋がりがあり、イルミナティの出資者でもある〕
《サリフ・インダストリー》〔主人公の所属会社。オーグメンテーション大好き〕
イルミナティ》〔陰謀論の世界では最大手の秘密結社。詳細は不明。今作においては、18世紀から連綿と続く“本物”ではなく、その名前を利用した悪巧み集団の繋がり、といった扱いの模様〕
《タイロン・メディカル》〔世界最大手のオーグメンテーション会社。思想性は薄く、世界のトップ企業でいる事が主な目的。そのため、ライバル各社に妨害行為を行うとともに、イルミナティとも繋がっている〕
イルミナティ側がサリフからさらった研究者に新型のバイオチップを作成させ、全世界に配布。それによってオーグメンテーションの機能制御をもくろんでいたが、出資者の一人であったダロウはオーグメンテーション派、反オーグメンテーション派の双方を裏切り、あらゆるオーグメンテーション所持者を発狂させるスイッチを仕込んでいて、世界は大混乱、といった状態。
自らは、ミーガンが密かに開発していた新型バイオチップの機能無効ワクチンにより正気を保っているジェンセンは、世界の崩壊を食い止めるべく、北極の施設の中枢へ。
施設内部では、ゾンビ状態で群がってくる、「イカれた○○」の人達が、怖い。銃などは一切使ってこないものの、わらわらと接近してきて掴まれると凄い勢いでHP削られていきます(^^; しかも、狂っていて痛覚もおかしくなっているという設定なのか、やたら頑丈で、撃っても撃っても死なない。
障害物を置いておくと乗り越えられない事を発見するまで、どうなる事かと思いました(^^;
そんな○チガイ集団を回避したり虐殺したりしつつ、遂に施設の中枢、世界に毒電波を撒き散らす発進装置の元へ。ラスボス戦はイベント感が強く、数度の挑戦で、難易度ノーマルのまま勝利!
後半になると、主人公の能力強化・プレイヤーのスキルアップ・武器弾薬の余裕、と相まって、ミッション自体は割とごり押し可能に。最終的には改造ポイントが8ぐらい余ってしまいました。何かもっと、使えば良かった。
そしてジェンセンには、4つの選択肢が示される――
一つは、装置の停止とともに再生されるダロウのメッセージをそのまま流し、人間性の回帰を訴えるもの。それは人に“進化への挑戦”を恐れさせる事になるかもしれない。
一つは、ダガートのアイデアを受け入れ、事件をオーグメンテーション企業の不備とする事。結果としてダガートの思惑通りにオーグメンテーションへの規制は強まり、彼の言う、“選ばれた少数の良識的な人々”が世界を影から導いていく事になるかもしれない。
一つは、サリフのアイデアを受け入れ、事件を反オーグメンテーション主義者による攻撃だとする事。反オーグ主義者の立場が弱くなれば、各企業はこぞって更なるオーグメンテーションの開発を進め、人は新たな進化の道を歩むだろう……それは“神々へと続く道”なのかもしれない。
或いは――施設の自壊装置を起動させる事で、全てを闇に葬る事も出来る。あらゆる関係者と物的証拠はこの北極の氷海の底に沈み、事件の真相は謎のままになるであろう。その先の世界が進む道を決めるのは、残された人々自身だ。
さて、どのスイッチを押す――?
と、ラストは4択で、エンディングムービーが変化。
どれも主人公のモノローグで締められるのですが、急に観念的な話になってしまうので、若干もやっとします。……まあ、綺麗な着地はあまり期待していなかったので、こんなものか、という感じもでありますが。
どのモノローグでも、主人公がこの数ヶ月の戦いを振り返って、「なるべく他人を傷つけない道を選んできた」と、大嘘を主張するのが笑いどころ(プレイスタイルで、内容に変化があるかもしれませんが)。
そしてスタッフロールなのですが……このスタッフロールが独特?で、名前が流れる横に、スタッフの写真が次々と出てきます。
いやまあ、ゲームは終了して、後は製作スタッフのねぎらいという事でいいのかもしれませんが、が……慰安旅行先で撮ったスナップみたいのとか、移動中の飛行機で寝ている写真とか……どうしてそうなった。
しかもこれが、長い。
延々5分近く、ひたすら主に白人のおっさんの写真ばかり見せられるのは、さすがに苦行の域(笑) また、来ているTシャツ類にプリントされた柄や文字に、軒並みモザイクがかかっているのが、凄い謎。……いったいそこからどんな個人情報が読み取られる可能性があるのか、それともスタッフはそんなにそろって、隠さないといけないような卑猥な図案のTシャツを着ているのか。
……実に不思議な、スタッフロールでありました。
というわけで凄いオチがつきましたが、ゲームとしては面白かったです。
成長要素の存在と、戦闘主体ではない、という要素もあって、無事にクリアする事も出来ました。たぶん、FPSをクリアしたのは初。そしてやっぱり、戦闘主体のものは出来ないな、と思い知りました(笑)
同時に、それほど難度が厳しくなければこういうゲームも楽しめる事がわかったので、何かぬるめで面白いゲームがあれば、また挑戦してみたい。