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『塔のなかの姫君』(アン・マキャフリイ)、感想

<パーンの竜騎士>シリーズなどで知られるアン・マキャフリイの、60〜70年代の作品を集めた短編集。
マキャフリイは『歌う船』を一編だけ読んでリタイアした為に避けていたのを久々に読んでみたのですが、やはり、どうも、合わない(^^;
どの短編も基本設定と話の導入などはそこそこ面白そうなのですが、どれもこれも「え? そこでオチるの?」という所で終わってしまうので、何かこう、作者のセンスと根本的に合わないのかもしれない、とでも思う他ありません。
よくわからない方向へ行ってわけがわからなくなって終わる、というわけではなく、物語としては理解できるけど、そこで話がまとまってしまうのがピンと来ない、というのが短編集でひたすら続くというのも珍しい(^^;
ううーん、<パーンの竜騎士>シリーズも一応持っているのですけど、どうしたものか。