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『マリーとエリーのアトリエ』(越智善彦)の6巻が無事に出た

ゲーム『マリーのアトリエ』『エリーのアトリエ』の両主人公が一緒に工房を開いたら……という設定から展開し、原作キャラとオリジナルキャラが入り乱れる、ひたすらのんびりまったりしたアフターストーリー。
特にこれといったイベントは起こらず、まったりした日々の諸々だけで展開するも、一応一度触れたネタは丁寧に扱って物語の背景をじわじわと転がり続けており、かといってそれが組み合わさって大事件でも起きるのかというとそういう空気も全くないけどまあそんなもの、みたいな、日常系通り越して人生系、とでもいえばいいのか。
展開と刊行ペースの遅さで、3年ぶりに登場、みたいなキャラクターも居るけど、全く気にした様子もなくひたすらのんびり進んでおり、まとめきれなかったらまとめきれなかったで、まあ、そういう事で、みたいな、そもそも別にまとめきる漫画でもない、という空気も感じるこれはこれでフリーダム。
巻が進むにつれてそれが悪化している感じなのが凄い。
正直コストパフォーマンスはよろしくないのですが、越智さんの漫画が好きなので、まあ、お布施みたいな。