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『烈車戦隊トッキュウジャー』感想4

◆第4話「忘れ物にご注意を」◆ (監督:渡辺勝也 脚本:小林靖子
OP、緑は転びそうになるも、踏みとどまる。
次回で一巡しますが、6話以降はどうするのかなー。別のアクションになったら凄いけど、そこまでOPの小ネタに凝ると思えないので、素直に2周目に入るのか。
あと、トッキュウ1号のマスクが機関車モチーフのデザインで、煙突ついている事にやっと気付きました。
見所は、
「戦いは当然、ライトやミオには敵わないし」
さらっと筋肉カテゴリに分類されるミオの姐さん。
レインボーパスで買い物出来るのと、無尽蔵にお金を使えるのとは話が違うよな……と思ったら、早々にその誤解は訂正。調子に乗って大量の買い物をしたトカッチは慌てて返品に戻ってから帰ってきた所、パスを落としてレインボーラインに乗り込めなくなってしまう。そんなタイミングで、次の駅がシャドーラインに乗っ取られるという事態が発生。
「緊急発車しましょう。トカッチくんは、徒歩で移動してください」
それでいいのか(笑)
赤・緑・桃が先に3人で戦っている所に、タクシーで駆けつけたミオ(委員長属性でお世話係)とトカッチが変身して合流、折角だから改めて名乗り、と今回はかなりコミカル分強め。スーツアクションは初期からかなり遊びを入れていますが、雑魚戦で緑が桃を肩車して戦っていたり(笑)
早々に逃げ出したストーブシャドーを追って、場所移動。ミオ&トカッチはバスで追跡、と、レインボーラインの停車駅/停車中しか現世とコネクトできないのかと思っていたのですが、そうでもない事が判明しました。基本、5人の行動制限は、記憶喪失だけな模様。
まあ、記憶を失っている為に現世の「居場所」を持たない……本質的にコネクトできない、という事ではあるのですが。
だからこそ、「俺たちはここにいる」というのが、普遍的でありつつ今作ならではのキーとして機能している、というのが、上手い所。
今回も部分的に記憶が戻りましたが、毎度毎度やると面倒くさくなるので多分やらないだろうけど、今後もアクセントで使っていく形になるのか。
「僕……本当は気にしてたんだ。一番役立たずなんじゃないか、って」
「ライトに引っ張ってもらわないと、きっと何も想像できないと思う、あたし。だから、なんでトッキュウジャーに選ばれたのかなぁ……って」
根本的存在意義の軽さと、イマジネーション不足、戦場へ向かって山越えしながらそれぞれの抱えるコンプレックスを打ち明けるミオとトカッチ。
2話でヒカリが風船野郎の重しになってくれる意味を語っていたミオが、皆と一緒についていく為には、その風船に引っ張られるしかないと思っている、というのは面白い構造。前回はパーティとしてのモチベーション確認と物語の軸の明示だったわけですが、今回はトッキュウジャーの中での「居場所」の確認、という、キーエピソード(2話)できちっと布石を置いた上での、段階を踏んでしっかりとした構成は、小林靖子が“見えている”ところで、さすが。
ストーブシャドーに挑むも苦戦する3人を車掌とチケットくんが応援しているシーンでは、椅子に座りながら戦闘をモニターしている、という構図にする事で、関根勤が動きを表現しやすいようにして、少し見せ方に工夫を入れてきました。こういう工夫は今後も期待したい。
トカッチのなくしたパスは車内でワゴンによって発見され、戦闘に合流する2人。
電車が通り過ぎるとミオとトカッチが立っている、という王道演出から変身。
「まーた特急じゃない奴等なのだ」
「確かに鈍行だったけど、ここからは違う」
「トッキュウで行くよ、トカッチ」
そして主題歌が流れだしての戦闘――と、ドタバタ展開から、ばしっと決めてくるのは、渡辺監督のツボを押さえた演出。
2号と3号が乗り替え、1・4・5号も合わせて乗り替え。
今回も5号(ピンク)になるライトは要するに、
女装好き
という、気付かなくていい事に気付いてしまいました。
カグラの「スーーパーーガール!」も毎度やるとちょっと面倒くさいなと思っていたのですが、今回は無し。斧に振り回されるだけで活躍なし、というのは前回(及びトカッチ)とのバランスとして良かったと思います。
2号と3号の連係攻撃を浴びたストーブは巨大化。トッキュウオーで立ち向かうトッキュウジャーだが、シュバルツ様が繰り出したクライナーが、なんと人型へと変形する!
パッと見て脳内でつけた仮称「クライナーロボ」が公式名称でした(笑)
3対1で苦戦するトッキュウオーは、新装備、シールドレッシャーを接続・召喚。
「来た! けど……」
「けど……」
「突っ込んでくるー!!」
トッキュウオーに突っ込んできたシールドレッシャー、正面衝突のついでにクライナーロボを薙ぎ倒す。
「嘘? 本当に味方の烈車?!」
「らしいな。凄いチャンスになってる」
今週面白かったけど、ここが白眉(笑)
形勢逆転したトッキュウオーは同士討ちも含めてクライナーロボを蹴散らし、ストーブシャドーを一刀両断。その光景を観戦していたシュバルツ様が姿を見せて初顔合わせが実現し、シュバルツ様は蒐集鉄である事が判明しました。
ネロ男爵はたぶん撮り鉄なので、恐らく途中で、乗り鉄の新幹部が登場するに違いない。
初期からコミカル要素は多めに入れている今作ですが、今回はかなり積極的にコメディの間合いで話を進めており、シナリオ・演出ともに、笑いの要素がどれぐらいのバランスまでOKかを、測りにきた感じ。その上でテンポよく展開し、面白かったです。なおパート分けはA・B二分割に戻り、前回はなんだったのか。
ところでミオの通称を「姐さん」にするか「委員長」にするかで悩んでいたのですが、あまり筋肉推しだと可哀想だと思われたのか、最後に押し倒しイベントで可愛げアピールがあったので、とりあえず「委員長」で行こうと思います。
で、薄々思っていたけど、委員長は全くその気がないのに男引っかけまくる危険な女ですよね。
そして結局のところ、トカッチはうひょーキャラ、百歩譲っても、やる時はやるうひょーキャラ、で別に存在意義が増したわけではない、という辺りの限りなくドライな現実。
頑張れトカッチ、勝利のイマジネーションだ!
(本感想は、主にヒカリを応援しています)