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春の新番組をちょっとだけ見た

◇『魔法科高校の劣等生』#1
中村悠一声の二枚目兄キャラとか間違いなく私のストライクだろうと見てみたのですが、本編開始1分程度でカット割りのあまりの酷さにのたうち回ってリタイア。……なんだあれ、コンテ段階ではちゃんと頭の上まで入っていたけど、作画の都合で顔が半分で切られたのか。演出的に何か意味があるのかと思ったらさっぱり無いし、作画の省力(目まで描いてバランス取る労力を省いた)の為としか思えませんが、本編始まって最初のカットから作画省力されている時点で意味不明。
仮にやむにやまれぬ都合ゆえの行為だとしても、ならそこは演出で誤魔化すべきだし、全く誤魔化されていない上にその後もだらだらと酷いコンテが続いて、Aパートを完走する事なく力尽きました。
主人公はまず間違いなく好みっぽいだけに残念だ。
◇『キャプテンアース』#1
一番驚いたのは、あれだけ大がかりで凝った(馬鹿馬鹿しい)合体シーンの末に、ブースター引っ込んだら手が出てきた事(笑)
確信犯なのでしょうけど。
ああいう、古典的スーパーロボット臭を入れた方がウケる、という判断なのか、やりたいのはこういうバカっぽいロボット物なんですよ! という意思表示が込められているのか。いやまあ、合体システムそのものが充分にバカなんですけど。
部分部分は嫌いではないのですが、開始3分ぐらいで一旦、主人公のモノローグでダウンしかけました。
ノローグ劇はモノローグ劇として成立していればまだいいけど、別にそういうわけでもないし。
これなら、モノローグ一切抜きで構成してみせるべき。
他にも、話の成り行きからするとどうやら勝手に合体シークエンスが進行している様子なのに、地上の司令官以外、さして驚かずに淡々と状況を読み上げてしまったりとか。訓練が行き届いている、というよりはロボットみたいで、リアクションで表現されるべき感情が表現されていない。
というわけで演出に不満がありますが、とりあえず、第2話も視聴予定。