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『機動刑事ジバン』感想13

先週分。
◆第16話「おれは透明人間だぞ!!」◆ (監督:岡本明久 脚本:高久進
いかにも研究馬鹿な感じの父、家計を支える母、そんな両親が大好きな一平少年、という暖かいが割とストレートに貧乏な感じの野呂一家。野呂海洋科学研究所を称して父が打ち込んでいるのは、透明になる研究とだいぶ夢見がちなものだった。
今日も今日とて、お母さんは外に働きに行き、お父さんは実験に没頭していたが、草野球のボールが飛び込んできたドタバタで、ペットの猿が適当に混ぜ合わせた液体から、念願の透明薬が出来上がってしまう。有頂天の野呂父は自ら透明になって外に飛び出すと、車に轢かれそうになるなど、お約束。
ところが、野呂父が研究の為に飼っていたクラゲは、バイオロン怪人・クラゲノイドであった…………え、ずっと、市井の素人発明家をスパイしていたのですかバイオロン(^^;
「私は完全に透明になりたくて、街の発明家をマークし、手に入れたのです」
怪人の自発的な行動だった!(笑)
いや、ギバ様の指示だとアホすぎるので、正直良かったですが。
クラゲノイドは盗んできた透明薬を、にぎやかしのモンスターで実験。高久先生は、お気に入りなのかこのモンスター。見事にモンスターが透明になったのを喜ぶギバ様は、透明薬の量産の為に、野呂父をさらってくるようクラゲノイドに指示を出す。
ギバ様が透明になる薬を求めていた理由――1分前までクラゲの自発的行動だった筈なのに、いつの間にか世界征服の為の作戦行動に組み込むギバ様カッコイイ――……それは、透明薬により子供達を大量に透明にすれば、万引きし放題だ!
………………………………え。
透明になった子供達は自分の欲望の赴くままに犯罪に手を染め、悪の心と喜びに目覚めた多くの子供達がそのまま大人になれば、やがて社会は泥棒だらけになるだろう!!
………………………………ギバ様?
高久脚本の時の、バイオロンの作戦はおかしい(笑)
透明薬を飲んで完全に透明になったクラゲは、当の野呂父が、透明状態から元に戻れなくなって困っているとも知らずに街に繰り出し、通りすがりの警官達に嫌がらせ。シーツをかぶって存在をアピールしていた野呂父がさらわれそうになった事から(シーツが外れて居場所がわからなくなって逃亡に成功)、野呂父に迫る敵を探すジバン。しかし赤外線スコープでも感知する事が出来ず、クラゲの攻撃を受けてピンチになってしまう。と最近やや、バイオロンに苦戦気味。
ボーイが音響ソナーにより敵の居場所を探り出すという潜水艦作戦を提案し、ディスクローズショックを放つジバン。これは機動刑事の特性を活かし、透明になった敵を破る作戦としては面白いのですが、ディスクローズショックの謎がますます深まります。そしてソナーによる探知は決定打にならず、結局、少年がカラースプレーをかける、という台無しな展開(^^;
姿が見えるようになったクラゲを相手にジバンは反撃に転じ、ジバンエンド。前回今回と、対バイオロン法の読み上げは無し。戦闘中のあれこれから、熱線を照射すると体内の透明薬の成分が蒸発する事がわかり、ジバンに軽くあぶられて、野呂父は元の姿に。悪い連中に狙われるのはもうこりごり、と透明化の研究を止める事にした野呂父は、心を入れ替えて働…………いたら負けなので、とりあえず今晩のおかず目的で釣り糸を垂らすのであった。あれ?
警官が見えない相手に殴り飛ばされたり吊り上げられたり、ジバンが一人で転がり回ったりと、映像的には面白くしようと色々やっていましたが、Bパートがほぼ透明アクションで、さすがに間延び。後、折角のソナー作戦が活かされなかったのが残念。そしてそろそろ、ジバンには自分で頭を使ってほしい。