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『魔法戦隊マジレンジャー』感想6

◆Stage.9「炎の友情合体〜ジルマ・マージ・マジ・ジンガ〜」◆ (監督:中澤祥次郎 脚本:前川淳
次兄が作っていたボトルシップを横からちゃっちゃっと錬成魔法で作ってしまうという、人間として最低レベルの行為で、今日も好感度下げに余念が無い末弟。
黄色の激怒を止めて代わりに軽く小突く兄者に長兄の優しさを見ますが、そこは顔面に全力ストレートでも良かったと思います。
赤が特に何かあったわけでもないのに調子に乗り出したり、ウルザードが唐突に「やっぱり魔法使いどもシメてくるわ」と地上に再出張したり、なんだか急な展開。というか、地底のブラさんが2話とじっとしていられない為、インフェルシアの職場の雰囲気が悪すぎます。基本設定が出来た所でキャラ話をもう少し回しても良かったと思うのですが落ち着く事が出来ず、偉い人が気が短い、という設定は失敗だったのでは(笑)
バンキュリアからウルザードの虚言を聞いて背後から呪いの矢を撃たせるも、帰ってきたウルさんと喧嘩になったと思ったらン・マ様に止められて引き下がるしでいい所も見せられず、ブラさんは正直現状、何の為に居るのかわかりません(^^;
そしてウルさんはマジキングの力を何故かトロルに与え、マジレンジャーのファイブファンタスティックキック(凄いネーミング)で撃破されたトロルがストーントロルとして強化・巨大化。
その頃、ウルザードの愛馬である魔導馬バリキオンと異次元空間へ飛ばされていた魁は、バリキオンの背に突き刺さった呪いの矢に気付いてそれを抜き取ろうとしていた。
「バリキオンって言ったっけな! 勘違いすんなよ! おまえを助ける気なんてないんだからな! ただ俺、自分だけ助かればいいヤツとか、思われたくないからさ!」
だ れ に (笑)
母の仇の片割れを救おうとしてしまう自分への言い訳なのでしょうが、どうしても凄くメタに聞こえます……まあ、思春期の少年として、常に山崎さんにどう思われている気にしている可能性もありますが!
あと、好感度上げないと立場が危ないからな!
敵味方を越えた、「命を助けたい」という純粋な想いが魔法の力となり、魁は錬成魔法で呪いの矢を抜き取る事に成功。バリキオンは魁を背に乗せて異次元空間を抜け出すと、石トロルに追い詰められていた兄妹達を助け、赤魔人と馬、まさかの合体。
「友情合体! ファイヤーカイザー!」
構造としては、ウルさんと赤魔人がコンパチで、馬の中にウルさんの代わりに赤魔人が入る事で、赤き炎の覇王・ファイヤーカイザーが誕生。下半身は同じなのでフォルムのバランスはやはり微妙ですが、顔はファイヤーの方が格好いい。
手持ち武器のファイランサーは、両サイドの穂先が燃えている槍で、どうもこれCGでは無い感じで、大胆な迫力が出ました。最後はちょんまげファイヤー(こちらはCG)で、石トロルを撃破。これによりマジキングの力はマジレンジャーに戻るが、借りを返した馬は元の飼い主の元へ帰還。最初から最後まで何をしたいのか全くわからなかったウルザードは、お馬と一緒に雰囲気最悪の職場へと帰って行くのだった。
えー、ウルさんが完全に、
〔自分ルールを発動して見逃す→突然「なかなかやるな」とか持ち上げ出す→貴重な力を計画性なく無駄遣いする→すべからく先延ばしにして帰る→短期的にも長期的にもやっている事が意味不明〕
という、一番駄目な敵のパターンに入ってしまいました。
3話前で完膚なきまでに叩きのめしたのに、トロル蹴り倒した程度で「ただの一撃で倒すとは。また腕を上げたな、魔法使いども」とか言っても説得力が皆無の上に、言っている当人の株も下がるという、一番最悪の台詞です。どうしてこうなった。