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『ダークナイト』視聴

そういえば、随分前に洋画劇場でやっていたのを録画しなかったけ……と思ったら、録画していた!
というわけで、感想書こうかと思ったのですが……録画時間が2時間24分(CM込み)だったのに対して、上映時間が152分だったというのを知り、下手すると30分近くカットされているのかと思うと、とても真っ当な感想とは言い難くなるので、大雑把な話だけ(^^;
やはり、ちゃんと見たい映画は、なるべく劇場、せめてDVDレンタルしないと駄目だなぁ……。
でまあ、とにかく“間”の無い演出なのが気になったのですが、これはカットの影響があったかもしれない。
あと割と情報量の多い割にぽんぽん進んでいく為、状況が把握し辛い映画だと思ったのですが、これもカットの影響かもしれません。
と、その辺りがカット前提だと詳しく踏み込み難くなるわけですが、なんというか、機関銃みたいな映画。
そんなこんなで、前半ちょっと乗り切れなかったのですが、後半1時間面白かったです。ジョーカーが本領を発揮し始めるのに加え、vsジョーカーの映画というよりも、強烈なメイクのインパクトも含め、あの人の誕生編として非常に面白かった。
過去のトラウマなどを持ち込まず、劇中で進行形の出来事だけで「あー、それはそうなっても仕方ない」と思わせる所までを物語の流れと絡めて描いたのが実に秀逸。
にしてもバットマン、SWATならこれぐらい大丈夫だろう、という感じで、SWATの扱い方が雑。
映画通して一番印象に残ったのは、執事に「あんたが私に対する態度とチンピラ退治以外でやる事は全て、レイチェル様(主人公の幼なじみ)にいいかっこ見せたいだけだ」と言われた主人公が、レイチェルの今の彼氏の為に開いたパーティ(当然レイチェル出席)に、女の子3人はべらかせながら遅刻して登場する所。
なんて面倒くさい男だ。