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『仮面ライダーキバ』感想15

◆第21話「ラプソディー#指輪の行方」◆ (監督:長石多可男 脚本:井上敏樹
2008年――極限状態でロックな絆を感じた健吾は、名護さんに弟子入りしようと土下座を敢行していた。
「あんたはほんまもんのロックンローラーやぁぁぁぁぁ!!」
「待ちなさい。君たちは何か勘違いをしている。俺はロックンローラーではない。むしろ、嫌いだ」
渡も一緒に頭を下げるが、さすがの名護さんも、ロック魂を注入してほしいと迫られて困る(笑)
「仮に、君の言う通りだとして。月謝はどうする」
1986年――。
前回、ゆりルートのCGを回収し損ねた次狼は、婚約指輪でイベントを強制的に進めようとする。
貴男、好きと嫌いとか前に、せめて、身元と本職を(笑)
首領Sに許可は取ったと言っていますが、首領の許可を取らないと組織内恋愛とか出来ないのかやはり。むしろ、戦闘員の交際とか首領が適当に決めます感も出ていますが。
次狼のプロポーズを嬉しくは思いながらも、婚約をすんなりと受け入れられないゆりは、友達に相談。
ゆりさんに! そんな話を相談する! 女友達が居たなんて!!
「かっこいー。ゆり、お願い。私にも幸せを分けて」
「え?」
「合コンよ合コン」
名護「なに? 合コン?」
2008年――健吾、月謝代わりに合コンを企画。
「合コン……噂には聞いている。盛りのついた男と女が、体に悪い飲み物を飲みながら、不道徳な行為に及ぼうとする、不埒な会合だと」
恵がこれに興味を持って渡を巻き込み、一同は合コンに参加する事に。
〔渡・健吾・名護/恵・女A・女B〕
というメンバー構成の時点で、何かがおかしい。
そして1986年では、〔音也・次狼・力/ゆり・ゆりの友人・ゆりの友人の友人〕というこれまた面妖なメンバーで合コンが開催され、さっそく、音也と次狼が火花を散らしていた。
組曲#父と子の合コン」みたいな非常に困った展開を、テンポの良さで強引に見せていくという、ある種の職人芸(笑)
1986年では、腹の減った力がゆりのお友達をぺろりといただいてしまい、自分が服を売った相手を狙うカメレオンファンガイア(表の顔はブティック店長)との戦いで、真の姿を初披露。
フランケンはハンマーキバ同様、重量感のあるアクションが意外な格好良さ。
2008年では、渡が人見知りな上に押しの弱い“新聞を5誌取っている同士”として、合コン会場だった焼き肉屋のドジな店員・鈴木深央となんとなく仲良くなる、とフラグを構築。
渡が珍しく女性に積極的に声を掛けたのは、父の魂の残滓の悪影響なのか。そして目の前の蝶にふらふらと誘われてしまった音也の背後で、押しの一手でイベントをがんがん進めて行く次狼はエンディングに辿り着けるのか――。
軽いノリの展開の中で、力がぺろっとゆりのお友達を食べてしまっているのは、良くも悪くも今作らしい所。改めて、次狼達も人間の事は餌としか考えていない、という部分を一つ強調して入れてきました。
……あ、2008年でもイクサとキバがカメレオンと戦って、逃げられました! 迷彩能力は、定期的に便利です。


◆第22話「序曲#運命の交差点」◆ (監督:長石多可男 脚本:井上敏樹
1986年――音也は合コンで知り合った女に騙され、ミツグくん扱いを受けていた。
……音也の事なのでわかった上で女に騙されるのは別に構わないという事なのかと思ったら、本当に騙されていた様子(^^; まあ、騙されていたとわかった後は、別にそれでいい、となるのですが。
2008年――意外といい所を見ていた健吾は深央をデートに誘うが、強引すぎてフられてしまう。「自分を変えたい」深央は渡に付き合ってもらって、自分で選んだ洋服を買おうとする。店員の勧めを断って自分の選択で洋服を買い、流されてしまいがちな自分を変える一歩を踏み出す深央だったが、その店は、服を買った客を食べる性癖を持つカメレオンファンガイアの店だった!
1986年――首領Sからの情報でブティックの客が危ないと聞いた音也は、自ら服を購入し、女装。駆けつけたゆりの助けもあり、カメレオンの撃退に成功する。
2008年――冷麺をひっくり返してとうとう焼き肉屋をクビになってしまった深央に迫るカメレオンファンガイア。だが、深央に組み付いたカメレオンは「こ、この女……」と不可思議な反応を示す。そこへ駆けつけたキバは迷彩攻撃に苦戦するが、ドッガハンマーを召喚。ハンマーには何故かセンサーがついており、迷彩を見破って超電磁ハンマーで撃破するのだった。
登場の遅かったハンマーですが、フォームチェンジの3フォームの中では一番格好いいかも。
1986年――池のほとりで選択肢を出す次狼。
「聞かせてもらおうか、答を。イエスか、ノーか」
「確かに、あなたのことは、嫌いじゃない。でも……今は……結婚は無理だ」
「それは戦士として無理なのか? それとも、女としてか?」
「それは……。とにかく……この指輪は、返す」
「――その指輪は外れない。俺とおまえは運命で結ばれている。その、証拠だ」
ところがそこへお邪魔虫にやってきた音也が、ゆりの指からすんなりと指輪を外してしまう。
「おまえたちの間には、何の運命もない」
そのまま、池へ投擲。
訴えられても、知らないゾ。
ガルルさんは、改めて音也を闇討ちして千切りにしても良さそうなものですが、なんだかんだで始末に行かないのは、ルークの登場後は、一応、戦力の頭数と見ているからか。話の都合……と言ってしまうとそれまでですが、まあ何となく音也に関しては、じゃれあう相手としては認めている節もあり。基本、ガルルさんに殴られても平気で茶々入れに来るの、人類に希少だろうしなぁ(笑)
2008年――22年前、音也が呪いの指輪を捨て去った池のほとり。お洒落なカフェテラスで、渡は深央の相談を受けていた。思い切って外見を変えるも結局バイト先はクビになり、簡単に自分は変えられないと落ち込む深央はアクセサリーも外すが……
「でも、指輪だけはしておこうかな……渡さんが選んでくれたんだもん」
その言葉に、指輪を深央の指にそっとはめる渡。
わざと全て外してから改めて渡に水を向ける辺り、意外とテクニシャン、鈴木深央。しかし渡のストライクゾーンは高め設定だ! そしてお休みしている間にエネミーが増加した女子高生は反撃に出る事が出来るのか?!
「あの……似合ってます、とっても」
外された指輪と、填められた指輪――それは、如何なる運命の交差点なのか。……次回、クイーン再び。
ゲストヒロインの鈴木深央は単発ゲストかと思いきや、色々と意味深な伏線が張られ、引っ張る様子。店長にクビを宣告されて店のエプロンそのままで外に走って行く辺り、ドジとか人見知りとか以前に、もっと深刻な部分でダメな子っぽいのですが、果たして真っ当な社会人になる事は出来るのか。
演ずる芳賀優里亜は、『555』の時は当時15歳という事もあり、ふっくらした感じが目立ちましたが、すっきりとした美人顔に。今後どういった形で物語に関わっていくのか、次の登場が楽しみです。