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『魔法戦隊マジレンジャー』感想23

◆Stage.35「神々の谷〜マジ・マジ・ジジル〜」◆ (監督:鈴村展弘 脚本:前川淳
神々、大挙登場で、OPの「○○の声」が大変な事に。
「お父さんには、もう会えないけど、お母さんには、生きてるなら会える筈!」
母存命がわかった途端、父生存の可能性とか考えもしない兄妹、割とクール(笑) だが、麗がどんなに母の事を占っても、水晶玉は何も映さない……果たして母は本当に生きているのか?
あの父親の言葉を信じていいのか?
ヒカル先生は魁と翼の記憶を読み取り、過去のクズ母出現シーンにアクセスすると、クズ母が確かに生存しているという確証を得、クズ母の思いが強く残っている場所へ行こうと提案。ウル馬と巨大母が戦った場所へ向かうと麗の記憶を読み、2話の戦いにおいて、ウルザードは巨大マザーを倒したのではなく、そう見せかけてどこかへ転送していたという事が判明する。
母の氷の矢を受けて、一瞬、呪縛転生が解けていたそうですが、どこまでも、困った父。一瞬でも呪縛を脱して咄嗟にクズ母を救ったダメ父凄い! というよりも、一瞬目覚めたのにその後延々と迷走していたのか……という方が強い(^^; これには、そもそも呪縛転生の元であるン・マ様の描写不足、という要因もありますが。
ウルザード関係は、多少の揺らぎが出る可能性も入れつつ基本的な部分(正体と母との関係)は初期から仕込み通りだと思うのですが、上記のような印象含め、伏線が綺麗に繋がっている感動が全く無いのが困り物。結局、ウルさんの使い方が悪すぎた、という所に集約されるわけですが(^^;
一度は諦めかけるも、ヒカル先生の励ましもあって勇気を取り戻した麗は、強化占い魔法をDL。遂に水晶玉に映った母は、暗いオーロラと茨に囚われていた……。
その頃、瓦礫の下から復活したナイとメアは、崩壊したインフェルシア本拠で、古ぼけた一冊の本を発見する。そこに記されていたのは、これまでの戦いの記録……と、本編では未使用のものも含めて通り名とともに冥獣(人)の撃破シーンを振り返り、ヒカル先生の記憶リーディングと合わせ、総集編というほどの尺は使っていないものの、ここまでのおさらい。
冥獣(人)の撃破シーンは、数体かと思ったら全部やりきってしまい、非常に切ない事に(笑)
まるで目にしたかのようにこれまでの戦いを綴ったこの本は、もしや預言書なのか? 先を読もうとしたナイとメアは、突然勝手に動きだした本を追いかけている内に神々の谷へと入り込み、ン・マの封印により目覚めた、インフェルシアの冥府神と対面する。
巨大な冥府神が次々と登場してバンキュリアを翻弄する、というのは面白い見せ方。
また、壮絶な出オチを見せたン・マ様は冥獣体であり、完全体ではなかった、というようなフォローが入ったので、再登場の目もありでしょうか。
獣→人と来て、遂に神が登場し、元々そういう傾向ではありましたが、一神教世界観で堕とされた神々との戦いという構造がより強くなりました。最強ではないようですが、主導しているのがダゴンだったり、ン・マ様のデザインと合わせて、暗黒神話もハイブリッド。
怒れる邪悪な神々は、ピラミッド(南米風)に乗って地上へと顕現。
「我らは冥府10神。神々に背く罪深き者どもに、裁きを下さんと現れるなり」
挨拶代わりに軽く地上を薙ぎ払う10神に対し、マジレンジャーはマジレジェンドとなって突撃するが、たった一撃であっさりとやられてしまう。神託を下し終えたピラミッドは冥府へと帰還し、例の如く例のように、実力差など関係なく勇気でぶちのめしてやるぜ! と意気上がるマジレンジャーだったが、それを止めるヒカル先生。
「君たちはインフェルシアの神々と戦ってはいけない」
果たして、ヒカル先生の真意とは――? 一気にグレードアップした敵に対してマジレンジャーの戦いはどうなるのか。そして突然、囚われのヒロインポジションという予想外の攻撃を仕掛けてきた母の行方は!?
これからが! 本当の! ヒロイン争奪戦だ!!