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『Gのレコンギスタ』感想・第1話&第2話

◆第1話「謎のモビルスーツ」◆ (脚本:富野由悠季 絵コンテ:斧谷稔 演出:吉田健一/居村健治)
OP、綺麗なピアノのイントロからアップテンポになる入りは素敵。
上昇していく軌道エレベーターと地球の絵は美しく、そこへ入ってくるG−セルフも格好いい。
惜しむらくは映像が本編の切り貼りメインという事ですが、これはいずれ、完成版になるのかしら。
で、切り貼りでない映像が入ったと思ったらレオタード風衣装のヒロインズだったのは全力でツッコむべき所だと思うのでツッコみますが、
何故だ!
編入って、地球に降下するMS→コックピットから飛び出す少女を片方の陣営が回収→大聖堂でのミサ→軌道エレベーターの上昇、と流れるように展開。巨大な建築物と人間、人間と軌道エレベーター軌道エレベーターとMS、の大きさを対比し、カメラは上昇する軌道エレベーターの中の人間に。
ここで民間人の親子、に最初に焦点を合わせる事で、軌道エレベーターの生活との密着感も表現。そしてそこには、キャピタルガードの実習生達が乗り込んでいた。

「なんでよけたんだ?」
「ハイ。常日頃、臨機応変に対処しろとは、大尉殿の教えであります」
「さすが。二階級飛び級生のベルだな」

鞭を振るう大尉、それをかわして平然としているベルリ、それに対する二枚目のコメント、と、キャラクターの性格や能力、関係を濃縮した、実に鮮やかなやり取り。
そしてこのまま緊張感を保って進むのかと思いきや、乱入するチアガールで一気に空気が弛緩する間合いが絶妙。
世に色々な緊張感の砕き方がありますが、空気読まないチアガールが突撃してくるというのは、感動的でさえありました。ベルリと二枚目には懇意の女子が居る、と存在感の違いを出しつつ、二枚目をたしなめる教官の
「ガールフレンドが居ない連中の事も、考えてやれ」
というのは、1話で一番好きな台詞です(笑)
この台詞一つで周囲のモブキャラ達が、“そこに居る”という存在感を出しました。そして世界は、一握りの主人公達の為だけに、回っているわけではない。
チアガール達はベルリの指示でクラウン(軌道エレベーターの“箱”を差す言葉の模様)の運転席へと逃げ込むが、そこで連絡が入って実習が本格的に開始される事となり、チアガールを追いかけてニヤニヤしていた実習生達が、即座に切り替えるというのは今回の白眉。チアガールの乱入によりメタ的にも物語的にも空気を緩めて視聴者の肩の力を抜いた所から、実習生達が“切り替え”が出来る連中である事、また宇宙で活動するとは、そういった切り替えが出来なくてはならない、という事を見せているのが素晴らしい。
この辺りはネットの冒頭10分配信で既に見た所でしたが、改めて見ても、この始まって約5分の情報の入れ方と見せ方は物凄い。
運転席へ逃げ込んだチアガール達は、冒頭で大尉が拾った女の子をそこに発見。見張りの兵士がベルリと親しい女の子を蹴り飛ばすので随分と横柄で酷いなと思ったら、その後の態度(他の女学生にはそれほど厳しくない)からどうやら「クンタラ」というのが被差別階級である、というのが見えて来ます。
実習生の方は、基礎の確認という事で軌道エレベーターの設定説明。長すぎる台詞にならない絶妙な時間で動きを入れるのがさすが富野という所ですが、まあ設定に関しては覚えても覚えてもらわなくても良くて、ベルリと大尉のやり取りが主眼といった感じ。両方の要素を持たせているというか。
「教科書通りでいいから、答えてくれ!」
「そこはいい」
「喋れ」
と大尉の台詞を並べるだけで実に絶妙で、大尉に対する好感度が上がっていきます(笑)
大尉の、顔と言動だけだと頭の固いスパルタ教官ぽいのに、台詞回し・表情・仕草などで、あーこの人は間違いなく割と苦労性のいい人だ、というのも素晴らしい。大尉面白いよ大尉。
この辺りから、女の子の様子を見に行く大尉や、実習スタートなど、低重力下での描写が入り出すのですが、今回、髪がふわっとしているのにこだわりがあるらしく、作画がかなり大変そう。
実習生ベルリの主観を通して、初めての宇宙、をワンステップずつ描きながら、練習用MS搭乗、という部分も音楽も合わせてしっかりと盛り上げてきます。物語の入り口としてワクワク感を大事にした造りで、感情表現のストレートさも効いています。
MSの操縦実習が始まってすぐ、軌道エレベーターを襲撃する宇宙海賊。宇宙の闇を裂いて飛来したG−セルフがクラウンに取り付き、物語の開幕をビームライフルで告げるのは『∀ガンダム』のセルフオマージュを感じる所ですが、これは私が『∀』好きだからそう思うだけか(笑)
∀ガンダム』は超傑作なので、お薦めです。
動きを止めるベルリのMSに各モニターから一斉に通信が入り、そして今度はそれが次々に途切れる事で緊迫感を出し、これからなんかやるぞ、という前に口を湿らせるのが凄く富野。
だが、主人公よりも先にG−セルフへ攻撃を仕掛ける僚機(笑)
乗り込んでいるのは同じ実習生の筈なのに、搭乗者の描写も無いまま突っ込んでいく奴(しかも一応、背後から相手の足下を狙っている!)が居るのはビックリしました。これに連動する形でベルリも動き、作業用のパワーアーム的なものを振り回し、いきなりの肉弾戦。
クラウンに取り付く際の機動をベルリに「うまっ!」と言わせる事で、操縦技術の確かさを客観描写したG−セルフの女パイロットですが、G−セルフの謎の不調もあり、ベルリのレクテンと取っ組み合いをする事に。作業用MSだと思われるレクテンですが、G−セルフに殴られても結構耐え、割と頑丈。
ここの殴り合いと叫び合いはえらくパイロットの周囲がキラキラしており、ちょっとキラキラしすぎだったと思うのですが、何だったのでしょう(笑) 演出としては“昔っぽさ”がややわざとらしく感じたのですが、今回はこういう路線で行くのか。
また、G−セルフが抜いたビームサーベルに対してベルリがやたらに反応していたのですが、この時代は、ビームをサーベル状で固定化するのが、失われた超技術だったりするのか。
サーベルを構えるG−セルフ、パンチで突撃するレクテン。いざ、という所で背後から忍び寄っていた大尉と二枚目がG−セルフを確保し、パンチは空振り。G−セルフは鹵獲され、女パイロットは捕虜になる事に。
「私って、時々これだから……!」
MS操縦技術に優れた格好いい女パイロットぽく登場しましたが、ダメな人だ……! 「時々」って自分で強調する辺りが特に。
パイロットはアイーダ・レイハントンを名乗り、大尉はアメリアの軍人ではないかと詰問するが、あくまで宇宙海賊だと主張。軌道エレベーターから電気(フォトンバッテリー)を盗む事が目的だったようですが、宇宙に国家があってそれがアメリアという名前なのか、現時点ではまだ、情報不足。
戦闘中のアイーダとベルリの会話やここでのやり取りから、最初に突っ込んだ実習生のレクテンはG−セルフの攻撃を受けて機動エレベーターのエネルギー範囲から外れ、地球に落下しかねない危険な状況に陥ったようですが、復帰出来たのかどうかは描かれず、不明。大尉が怒ってアイーダに平手打ちしているので、この時点では戻ってきていないようですが、こっそり燃え尽きていたらえぐい。しれっと生き残っていそうな気もするけど。
戻ってきたベルリが、髪が広がって大変な事になっているアイーダさんの横を通り過ぎて見とれるシーンがまた、随分と古典的かつ直球なのですが、個人的にはもう少しさらっとやってくれた方が好み(^^;
アイーダしか開けられない筈だったG−セルフのコックピットを何故か開く事が出来たベルリは、コックピットに乗り込むと、操作パネルが吐き出した謎のカードを入手。ベルリは大尉の指示で試しにG−セルフを動かし、レクテンと同じように腕挙動からスタート。
G−セルフはあまねく衆生に向けて手を広げ、軌道エレベーターは遙か天へと昇っていく――。
主人公はレクテンでそれなりに活躍し、G−セルフもしっかり戦った上で、主人公が主人公機に乗る所までねじ込んでくるのは、一種の習い性みたいな気もしますが、そこから戦闘には持ち込めないし、“乗り込むだけ”では物語としての意味が薄いのでどうするのかと思ったら、ラストの絵に持っていった、のは鮮やか。
相当意識的な絵だと思われますが、レクテンの腕挙動がこういう前振りになっていたとはなぁ。
なぜベルリはG−セルフを動かす事が出来たのか、アイーダと宇宙海賊の関係は、G−セルフに異常な興奮を示した少女ラライヤ・マンディの正体は。今、世界の運命を動かす、冒険が始まる――。
ところで、メカニックの操縦系などが共通である事を「国際規格」として説明していたのですが、他の説明に較べて、やたらにその部分だけ繰り返し台詞にしていたのは、何か重要な意味が有るのでしょうか。時に不親切なぐらい説明を刈り込みたがる富野監督としては、珍しい。


◆第2話「G−セルフ 起動!」◆ (脚本:富野由悠季 絵コンテ:斧谷稔 演出:森邦宏)
宇宙海賊アイーダ・レイハントンが捕虜になってからしばらく後――、ラライヤ・マンディはセントフラワー学園に編入されてチアリーダー部に面倒を見られる事となり、第一回の宇宙実習を終えたベルリ達は学生生活に戻っていた。
てっきりあのまま話を続けると思っていたので、前回ラストから時間が飛んだのは予想外でしたが、一端落ち着いた事で状況を(視聴者が)整理しやすくなったので、展開としては良かったと思います。
調査部の大尉が思わせぶりな発言をし、ベルリはキャピタル・アーミーがラライヤの監視を続けている事に気付き、二枚目先輩(ルイン・リー)もクンタラである事が会話から判明。
1話のチア女子(ノレド)へのアーミーの態度から、クンタラには一目で分かる特徴がある――額の点? かと思ったのですが、ルインには特に無いので、そういう事では無い模様。概ねキャラの髪の色が黒・茶・金などで収まっている中、ノレドはピンク髪なので、色素関係に出るのかなぁ……? ルインもちょっと変わった色ですし。まあそれだとアイーダは? となるのですが、あれは、ギリギリ赤毛なのかどうなのか。まあこの辺りは、保留。
学生同士のやり取りで、年下への嫌がらせの話から、母親に取り入って〜という話に繋がってしまうのが、また凄く富野。
「凄く富野」で済ませるのは感想書きとしてどうかと思いつつ、こういう流れは「凄く富野」以外の言葉が浮かびません(^^;
前回ラストで宗教的なイメージの強い絵を入れてきましたが、2話では「法王様」が登場。1話のサブタイトル後にミサをしていた司祭と同一人物かと思われますが、今作どうやら宗教的要素が意図的に散りばめられているようで、1話の入りもざっくりした世界観の説明と雰囲気出し以上の意味があったようです。
……まあその法王様は、遠眼鏡でうら若き婦女子の顔をまじまじと見つめて、チアガールに叱られるのですが!
この劇中宗教に関しては、軌道エレベーターの存在を軸にした宗教なのか、既存の宗教が軌道エレベーターを取り込んだのかわかりませんが、EDの背景には露骨に様々な宗教を想起させるイラストが用いられており、どうやら今作、「宗教」が一つのテーマなのかもしれません。
富野作品と宗教というと、『∀ガンダム』と『オーバーマンキングゲイナー』は、宗教の前段階的な「祭り」がテーマの一つというか物語の軸でしたが、商業コンテンツとしてローカライズの問題などであまり歓迎されそうにない宗教という要素に、正面から取り組むのならこれはかなり興味深い。
で、セントフラワー=「聖なる花」なので、ラライヤの編入も含めて、この辺りも繋がっているのか。
前回ラストなどは、軌道エレベーターに、蓮華座のイメージを重ねていたようですし。
その後、法王様がパーティで外国の使節をもてなすなど宗教と政治がかなり近い様子も窺えるのですが、軌道エレベーターは“建設に適した土地”がある筈なので(この世界観でどうなのか、そういう事は語られていませんが)、軌道エレベーター(ひいては経済力)と宗教と政治が結びついているのかなと思われます。
外で花火が打ち上がる中、使節団は「こちらの花火が見たかったのです」と綺麗どころのダンスで大喜びと、俗っぽい(笑)
このパーティの警備に駆り出されたベルリとルインは、お喋り中。
「おまえさ。囚人の塔に入れられている女海賊を、助け出したいんだろ?」
「なっ、そこまで素っ頓狂じゃありませんよ」
素っ頓狂な自覚はあるっぽい(笑)
ここで運行長官であるベルリの母親が登場し、肩を抱かれてベルリがちょっと嫌な顔をするのは富野作品の親子関係だけに過剰反応しそうになる所ですが、思春期の男子と考えれば、むしろこれが普通か。
そこに冒頭で思わせぶりな発言をしていた調査部の白髪大佐が現れ、「母の期待に応えようとしたら、そうなります」など、ベルリは素っ頓狂だけどTPOに応じた如才ない社交能力は持っている事が判明。……大尉、デレンセン大尉、良くも悪くも遠慮しないでいい相手だと思われていますよ大尉!
ところで調査部の大佐は、重要キャラっぽいのに名前がクンパ・ルシータって結構適当な気がするのですが(タンゴの名曲「ラ・クンパルシータ」から取ったとしか思えない)、意外と重要なキャラではないのか。
パーティが華やかに進む中、突然、MS部隊がアイーダ奪還の為に街に強襲を仕掛けてくる。
1話からちょっと、「ミノフスキー(粒子)」という言葉の使い方は気になっていて、これ、シリーズのファンにはお馴染みなわけですが、初見でもすんなり飲み込めるのかは、気になった所。1話では「レーダーが使えなくなる」と説明し、2話で具体的に通信障害を描写してはいるので、何だかよくわからないが通信などが不能になるもの、というのは伝わるとは思うのですが、それで納得できるのかな、と。
元々が、初代『ガンダム』において、ロボットアニメとして必要な状況を理由づける為の設定だったので、それが劇中のガジェット化した時に「そういう小道具だから仕方ない」という説得力が、やや薄くなってしまったようには思えます。
逆に言うと、『∀ガンダム』の時はもっと大胆に更地から始めていたのですが、今作では、《ガンダム》というシリーズイメージとそのエンタメ構造の基礎は敢えてあまり壊さずに使っているな、と。
ここから物語は、空襲による混乱状況に。新設されて間もないキャピタル・アーミーのカットシーは海賊のMSと交戦し、ベルリとルインは二足歩行メカで囚人の塔へと向かう途中、これも歩行メカで移動中だったノレド、マニィ、ラライヤの3人と合流。5人は囚人の塔でアイーダの身柄を確保すると、教官が調達してきた輸送メカに乗って、G−セルフが隠されている25番ゲートへと向かう。
状況は大混乱なのだけど、メインキャラが皆バイタリティに溢れているので、とにかく行動的。
この、主要人物達が四の五の言わずにバイタリティで状況を突破していく、というのは富野監督の好む作劇ではありますが、誰も足を止めない上に、状況を丁寧に説明してくれるキャラクターが全く出てこないので、そこを不親切、と取られても仕方のない部分はあるのかな、とは思います。
「こういった事が起こって、今主人公達はこんな状況に置かれています」と説明してから物語を次のフェーズに進めるのではなく、“入り乱れる状況”を“入り乱れる状況”としてそのまま描いて、物語を成立させてしまう構成能力が物凄いのですが、描かれた状況を全て把握・理解しながら物語を見たいという場合には、ついていきにくい作劇かもしれません。
論法としては、「ベルリは緊張している」というのを、「ベルリが飲料を含んで乾いた口の中を湿らせる」事で見せる、というのを、ストーリーライン上で行っている、という事なのですが。
極端な話、状況が混乱してよくわからないという事そのものを描いているのでよくわからなくて当然であり、究極的には「空襲に始まった混乱状況の中でカーヒル大尉がベルリと交戦して死にました」というポイントだけ押さえれば、物語としては先に進める作りになっています。
ただそこは引っかかる人は出るだろうし、色づけが濃いので、良し悪しでなく好き嫌いの部分にもなってしまうかな、とは。
私自身はこういう分解する見方しか出来ないのですが、“よくわからないけどお話と映像が面白い”というのはむしろ至高の体験だと思うし、監督自身にもそういう志向はあると思うのですが、一方で映像と物語のダイナミズムの中に物凄い量の情報を詰め込んでくるのは、富野監督はまあ、欲張りな人だな、と(笑)
そんな情報の中で重要なのが、もみあげ大尉(カーヒル大尉)のアイーダに対する「姫様」発言。
……ああそうでしたか、アイーダさんは、姫様でしたか。囚人の塔で転落しそうになっていたり、G−セルフのコックピットに強引に乗り込もうとジャンプして失敗していたり(シャツから覗けた背中にベルリがドキドキしたり)、中途半端にコックピット入り口に捕まっていたせいでハッチの蓋にしがみついて大騒ぎだったり……姫様なら、全て納得です。
うんしかし、齢70を越えてもなお、「ヒロインは姫キャラなんだ!」という所には、人間の業の深さをつくづく感じます。
属性というのは、増えはしても減らないものなのか。
そして格好いい女戦士かと思われたアイーダさんの現在の属性は、アホ可愛い。
……ガンバレ。
後、カットシーが足からビームサーベル的なものを出しているのが強調して描写された上で、1話に続いてやたらにベルリが驚いているのですが、やはり何か、先進技術という事なのか。
細かい所では、マニィがラライヤの面倒を見ているのが好き。ノレドはベルリ方向しか見ていない(笑)
それから、姫様捜索中のカーヒル大尉が見た博物館のクラシックコレクション、という形で旧シリーズのMSが登場。この手のサービスシーンは、もっと後にさらっと入れるのかと思っていたのですが、割と早く入れてきました。
ベルリはG−セルフを起動し、追いすがるカーヒルはそれをアイーダの敵対行為と判断。G−セルフの破壊を優先したカーヒルの攻撃に咄嗟に対応したベルリは、ビームライフルでそのコックピットを貫いてしまう……。
今回ラストは人によって解釈分かれる所かと思うのですが、個人的にはカーヒルは、アイーダの救出よりG−セルフの破壊/回収を優先したのかな、と(一足飛びにアイーダの裏切りまで断定しなかった故の肉弾攻撃と見て取れますし)。そしたら姫様ってばコックピットハッチにしがみついていてビックリ、みたいな(可哀想すぎる)。まあカーヒルも、死後にアイーダは超持ち上げていたけど、姫様の捕まっている場所すら調べずに突撃してきた様子なので、だいぶ混乱があっただろう上に、本当に有能だったのかに若干の疑問があります(^^;
カーヒルが姫様を確認して動揺する前にG−セルフからもやもやが出てカーヒルのMSに絡みつくような表現がありましたが、あれが演出上のエフェクトなのか、G−セルフの機能なのかは、現時点では謎。どうしてもキャピタルに調べられたくないMSという事で、何やらG−セルフ自体がかなり特殊な機体のようですが。
「あのコックピットを元に戻してください!」
慟哭するアイーダが思いっきり口を滑らせて、宇宙海賊はアメリア軍の部隊だと判明。背後には地球と宇宙のエネルギー問題があるようですが、どんな風に世界が広がっていくのか、楽しみです。
細かい所では、ベルリを責め立てるアイーダを見て「何よあの女!」と、ノレドがネクタイを外す所が、好き。……喧嘩の準備ですよね? あれ。
あと、1話でお気に入りの「ガールフレンドが居ない連中の事も、考えてやれ」の教官が続けて登場し、それなりの出番と台詞があったのが嬉しかったです。レギュラーキャラだといいなぁ。
画面をある程度の秒数以上には止めない富野監督にしても、かなり動きっぱなしで、映像面でも非常に情報量の多かった第2話、正直、若干Bダッシュ過ぎた所もあったかとは思いますが、面白かったです。
第1話の雰囲気から、路線としては『∀』や『キンゲ』に近いのかなと思っていたら、2話にして1人、ビームライフルで蒸発してしまい、予想外で驚くと同時に、予断を許さない展開というのもドキドキ。それにしても、もみあげ大尉は顔も声も格好良かったので、勿体なかった……。
だが、本当の衝撃はEDに――。
どうしてそうなるんだぁぁぁぁぁぁ!!
現状、割とお気に入りの二枚目先輩ルイン・リーが、変な仮面の人と化していて、凄く、気になります(^^; しかも、とても楽しそうだし。
マニィはチアガールズの中ではちょっと目立つ、程度の扱いかと思っていたのですが、ED絵を見る限り、これからパイロット?にでもなって割とメイン扱いなのか。今回、歩行マシンを操っていたのは、操縦技術の伏線でしょうか。
そして、大尉ぃぃぃ!! そっちは駄目! 戻ってきて大尉ぃぃぃぃぃ!!!
今、一番好きなキャラなのに、デレンセン大尉に物凄い所でフラグが。
ううう。
なんという恐ろしいEDなのだ。
締めの∀ポーズはきっと愛。
ED曲「Gの閃光」は最初ピンと来なかったのですが、ED絵などの確認で3周ぐらいしていたら、耳についてきました。
つかめプライド つかめサクセス〜♪
次回、
待ち遠しくても、待て!
流行って欲しい(笑)