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『烈車戦隊トッキュウジャー』感想34

◆第34話「恋は大騒ぎ」◆ (監督:竹本昇 脚本:大和屋暁
見所は、しれっと烈車の外に出ているワゴンさん。
いいのか。あれはいいのか。
駅から駅の移動中、女子の始めた恋愛ネタに、トカッチどっきどき。なおライトは食事中、ヒカリは読書中で興味無し。行き先の駅にビリヤードシャドーが出現し、撃退するトッキュウジャーだったが、ミオがそこで助けた男・表参道に一目惚れされ、付きまとわれる事に。
ビリヤードシャドーは、トッキュウジャーが番号である事と絡めた「次は3番を木っ端微塵だ」や、撤退時の台詞「素人のマッセはげんき〜ん」など、小ネタが秀逸。
話を聞かない粘着質な表参道に言い寄られて困ったミオは、通りすがりの明を彼氏に偽装。ヒカリ以外、激しく動揺する3人(笑) 余計な事を言おうとして、人体急所に肘打ちを2回ぶち込まれる明。それでもしつこい表参道を諦めさせる為、ワゴンさんの入れ知恵で、ミオと明は偽装デート見せつける事に……と冒頭から激しく引っかき回すワゴンさんが大活躍。
明はスーツに身を包み、ミオは私服スカート姿を披露。ヒールを履き慣れない仕草が入ったりとか、細かく可愛い演出。ヒカル以外のメンバーも黒服コスプレに身を包むが、ひたすら面倒くさそうなヒカリは、一応トカッチに気を遣ってか、ライトの参加を食い止める。
「ライトも留守番。ここはトカッチに任せよう」
「なんで?! せっかく着替えたのに」
「いいから。ライトが行くと、余計にややこしくなる」
そこは間違ってないが、これはこれで残酷なパスになりそうな予感しかしません(笑)
しばらく、偽装カップルの2人−それを尾行する表参道−更にその後ろから指示を出すトカッチ・カグラ・ワゴン、でコミカルに展開。カグラが集音アンテナを構えているのが無駄に細かい。
色恋沙汰が苦手なミオと、社会常識に疎い明、というぎこちないカップルがネタとして思わぬ相性の良さを見せ、リアルな固さがかなり面白い事に。ミオの恥じらいを気にせず、手を繋いだりベンチで隣に座ろうとしたり、ひたすらワゴンの指示通りに動く明だが、さすがに表参道に怪しまれてしまい、ワゴンさんが最後の手段を指示。
「私の言う通りに、お芝居してね」
烈車から出かける間際にワゴンに渡された箱を開いた明は、中から指輪を取り出す。
「トツゼンダガミオ、オレトケッコンシテクレ。キュウリョウノ、サンカゲツブンダ」
思わず飛び出す表参道……とトカッチ。
なんだかんだ拒否する、ミオも乙女。
いよいよ2人の仲をでっちあげだと言いつのる表参道は、キスを要求。
ところでもう、7時51分なんですが。
「いいだろう。――安心しろ。キスぐらい知ってる」
自信満々の明はがしっっっと表参道の肩を掴み、トカッチのコケ芸の後押しもあり、表参道と濃厚な口づけを交わす。
……変にリアルだから、唇ぬぐうな(笑)
天使の羽が舞い落ちる中、吹っ飛んでくる1号と4号。
「あ、あれ? ユー達、何やってんだ」
「何って言われても、「「ねー」」
やたら息のあったコンビを見せるカグラとワゴンさんですが、ワゴンさんの中の人は、5号の中の人と兼任だとか。
「まあいい。ユー達とも、突き合ってやるぞー」
「悪いけど、付き合う付き合わないとか、もううんざり」
「同感だ」
揃い踏みしたトッキュウジャーは変身し、名乗りをキャンセルして突撃した3号と6号が華麗なコンビネーションでビリヤードの球を弾き返し、ますますジェラシーの炎に包まれる2号。ビリヤードの変化球攻撃に3号と6号がダメージを受けると2号は1号が取り出したハイパーレッシャーを奪い、猛然と突撃。
「やっぱり……かなりのストレスだったか」
…………えーと、ヒカルさん、面倒くさくなって、わざと、やっていたんですかやっぱり。
「そもそもおまえのせいで、こんな事になったんじゃないか!」
嫉妬と憎しみの力でハイパー化した2号は、マウント攻撃から怒濤の大回転キャノンでビリヤードシャドーを粉砕。
「まだ僕の気持ちは収まらない。来い、ハイパーレッシャー!!」
巨大化したビリヤードに対し、そのまま勢いで関取を召喚すると、ジャイアント関取スマッシュでビリヤードを滅殺し、嫉妬の力を見せつけるのであった。巨大化後、ビルの屋上を台の代わりにしてブレイクショットを放つなど、色々面白かったビリヤードシャドーですが、愛の前に敗れ去りました。
3「トカッチ、なんかあったの?」
5「さあ? わかんない」
6「まさか……俺があいつにキスしたせいか……?」
4「キス?」
地上では、何か変な疑惑が生まれていた(笑)
そして熱いベーゼで繋がれた表参道は明に心を奪われ、次の駅に向かう明は妙な視線と悪寒を感じるのであった……でオチ。
最近、物理的に死にそうにならなくなっていたトカッチが、精神的に死にそうになるという新たな芸を披露。大和屋さんの持ち味が生き、楽しいエピソードでした。メイン以外のキャラクターも活き活きと動き、面白かったです。
ところであまり深く考えない方が良いのでしょうが、トッキュウジャーの正体が判明した事により、メンバーの恋愛ネタには若干のアブノーマルな要素が含まれる事になったのですが、むしろそこで正面から突っ込んできたというのも、凄いといえば凄い(笑)
次回、ターミナルジャック。
そして遂に、夢の炎神王G12超えなるか?!