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『烈車戦隊トッキュウジャー』感想39

◆第39駅「終わりの始まり」◆ (監督:竹本昇 脚本:小林靖子
色々な意味でクリスマス回。
夏――それがアヤカシがフィーバーする季節なら、クリスマス――それは世間がイマジネーションに彩られシャドーラインがだるくなる季節。
…………て、浮き世の商業的イベントでこんな深刻なダメージを受ける悪の組織も珍しい(笑)
まあ、ネロス帝国(『超人機メタルダー』)辺りは健在なら、リーマン・ショックで壊滅的損害とか被っていそうですが。
メタ的には、世の中が夢に溢れていて皆が幸せなら、闇が蔓延る余地がなくなる、というのは楽天的ですがいいメッセージ。
そんなわけで、資本主義に負けてシャドーラインの活動が停滞し、クリスマスの準備に盛り上がるトッキュウジャーは明にも声をかけるが、その明と連絡が取れない。最近のおかしな様子を気にして明を探しにビルドレッシャーへ向かう5人だが、そこにはドリルレッシャーで切り替えポイントを探す方法を記したメモと、明愛用のヘルメットが残されているだけだった。
そう、明は遂に、この“闇減り”の季節に反攻作戦の決行を目論むシュバルツの召喚に応じ、レインボーラインを離れてしまったのだ。一方シャドーラインでは、同じくこの機会を狙っていたノア夫人が、地下に幽閉されていたボセキシャドーを地上へと放つ。それは闇を消費して再生シャドー怪人を作り出すという特殊なシャドー怪人であり、その活動によりキャッスルターミナルに蓄えられていた闇が減少して皇帝ゼットの力を弱めていく……。
これまで圧倒的力を見せていた陛下がまさかの急激な弱体化……恐るべし、資本主義!
というか黒幕はバ○ダイ?!
再生シャドー怪人との戦いで、こんな事もありました……あんな事もありました……と明との思い出を振り返ったのは、上手い構成。今回、つい先週の事も含め、やたら回想シーンが多いのは悪い意味で気になったのですが、年末進行?(という程、省エネになったとは思えない量でしたが)
掛け替えのない仲間となっていた明……最近ツッコミ疲れて扱いがおざなりになっていた事を反省し、出会った頃のように激しくツッコむ為にも明を探そうと決める5人だが、そこへモルク侯爵と墓石シャドーがもつれあって転がり落ちてくる。闇を無駄遣いする墓石を止めようとしていたモルクは、資本主義の呪縛で動きが鈍く、危うく大回転砲の直撃を受けそうになるが何とか退却。
幹部を盾にしようとするも、直前で体勢を変えられた墓石は粉砕され、巨大化。巨大再生怪人を作り出し、トッキュウオー&ディーゼルオーと激突し、冬だ! クリスマスだ! プレゼントの季節だ!という事で、変形バンクからサポートレッシャー多数出動のロボット戦。
実際のところ、この時期にPRしてクリスマス商戦にどの程度の影響があるのか気になる所ですが、まあ、風物詩みたいなものなので、クリスマス回がクリスマス回していると、なんだか安心します。
明不在でビルドダイオーが使えず、大技に持ち込めないという物語の流れともしっかり噛み合い、最後は超トッキュウオーで墓石を射殺。
ポリスが目立ったのに、ファイヤーが出番無かったのは……何故?!
改めて明を探しに行こうとする5人だが、そこにシュバルツのクライナー接近が感知される。シュバルツから事情を聞こうと強引にクライナーを止めようとするトッキュウジャーだが、その前に立ちはだかったのは、ヘルメットを捨ててテンガロンハットを被った――明。
明は5人の前で横領してきたアプリチェンジャーを構え(横領せずにはいられない体質)、トッキュウ6号へと変身する!
その頃、烈車の中ではクリスマスの飾り付けをするワゴンさんが、明のヘルメットを星と一緒にツリーの一番上に取り付けていた。
まだ星にしないでぇぇぇぇぇぇ。
果たして、明の死に場所はクリスマスになってしまうのか。キャッスルターミナルへ向かうシュバルツ、完成させた縫い物を手に何かを狙うノア夫人の思惑や如何に。そして、闇減りの季節に表に出てきたグリッタは、皇帝陛下と何を語るのか――勝つのは闇か! 資本主義か! 正義のイマジネーションはどこへ行ったのか!? 次回、白熱。