
- 出版社/メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
- 発売日: 2014/12/18
- メディア: Video Game
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いわゆる《無双》系の、群がる敵を薙ぎ払いながらマップをクリアしていくというミッション形式の3Dアクションで、キモは、自機ががあくまでガンプラであるという事。
自機は、頭・胴体・腕・足・バックパックの基本5パーツと各種武装で構成されるガンプラで、それをゲーム内ゲームのシミュレーターで戦わせる、という設定。
ミッションを繰り返して敵MSを倒す事でそのパーツを手に入れ、手に入れたパーツで自機を組みます。その組み合わせは部分的な制約はありますが自由自在で、ザクの胴体に∀ガンダムの頭をつけてズゴックの腕とサザビーの脚にV2ガンダムのバックパックを付けてビームジャベリンを持たせる、などという“子供の遊び”が、100体以上の豊富なガンプラと、数値化された各種パーツで出来る、というもの。
各パーツは素材を消費する事で強化改造も出来、ある程度までは、自分の好きなパーツを優先して使い込む事が出来ます。とはいえ、最初の方はそこまで自由度は広くありませんが(^^;
基本的にはストーリー形式のミッションをクリアしていく事でやれる事が増え、パーツや素材も手に入れやすくなっていく、というシステム。
その為、ストーリーモードが面倒くさいと嫌だなぁと思ったのですが、幕間要素がほとんどなく、仲間のキャラがどんな立場なのかの説明すらほぼ一切なく、非常にざくざく進んでいくので、これがとても良い感じ(笑)
その上で、一応このミッションはこういう背景です(○○に到着したら敵が襲ってきたので反撃に出た、とかその程度のレベル)、というのが、ただ漫然と敵を倒していくよりもちょっとした味付けとして利いており、かなり良いバランスです。
それはそれとして、同僚のおっさんがゼロシステムに頼りまくりで、やかましい。
基本のモーションは武器準拠で、幾つかの系統に分かれて原典から多彩な武器が用意されており、これも性能で選ぶばかりではなく好みで集めるなど、楽しめます。
またセットしたパーツによって原作の特殊武装をオプションで用いる事が出来、これも個性が出せて面白いところ。色々な楽しみ方が出来る作りになっており、パーツ集めにパーツの強化の他、かなり細かい塗装まで可能と、凝り始めると止まらない、底無し沼仕様。
アクションゲームとしても爽快感が充分あり、かなり楽しくやっております。
難点は……情報量が多いし光線兵器は眩しいしで、目への攻撃力が高い(^^;
ああ早く、クロスボーンガンダムのパーツが欲しいなぁ。