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『侍戦隊シンケンジャー』感想24

◆第三十七幕「接着大作戦」◆ (監督:竹本昇 脚本:石橋大助)
関西弁のアヤカシが街で大暴れし、出陣するシンケンジャーだが、アヤカシの妖術・モチツブテにより、青と緑の両手が繋がってしまう。
「わいを倒さな、おまえら一生そのまんまやでぇ」
金色の奇襲でアヤカシは撤退するが、青と緑の両手はしっかり繋がったまま…………てなんだこの、嬉しくない密着プレイ。
魔法だったり手錠だったりで片手が離れなくなる、というのは割とあるシチュエーションかと思いますが、両手(厳密には両手首)が繋がっている、というのはなかなか珍しいか。
妖術の輪は殿の剣技をもってしても斬る事が出来ず、とても戦えない状態になる流ノ介と千明だが、役立たずは御免だと妙に意地になった流ノ介がその状態のまま刀やモヂカラを強引に扱おうとし、かえって千明と険悪になってしまう。
戦いが駄目ならせめて……と、いい年した男2人ががっちり両手を組んで近距離で見つめ合いながら、カゴを抱えて買い物に。
完全に、通報案件です。
と、ドタバタギャグ風味で展開。冒頭で意外と気の合う流ノ介と千明の姿を見せてから、アヤカシの妖術を受けた流ノ介の無茶で険悪になるという流れなのですが、個人的にはむしろ流ノ介と千明の息が合っている方が違和感があったので、最初のシーンは特に要らなかったような気は。その方がクライマックスに説得力が生まれると考えたのかと思うのですが、無くても充分に成立した気はします。
再びアヤカシが出現し、戦力外二人を除いて立ち向かう4人だが、見事に粘着トラップに引っかかってしまう。買い物帰りにその光景を目にした二人は、自分達が戦うしかないと覚悟を決め、千明は殿の言葉を思い出す。
――「息が合わないんじゃない、息を合わせようとしないだけだ」。
自分の剣技では流ノ介の動きについていけないので、レベルを下げて自分に合わせて欲しい、と流ノ介に頭を下げる千明。一方の流ノ介も、今は千明の柔軟な発想力が必要だ、と指示を委ねて頭を下げる。互いに認め合い、譲り合った二人は、ぴったりシンクロ。
「「そこまでだ外道衆!」」
さあ、おまえの罪を以下略
両手首が繋がったままでの書道による変身から、緑と青の名乗りは凝っていて実に素晴らしく、そしてここから、
中の人凄い祭。
アクロバティックな動きでアヤカシの攻撃をかわし、翻弄し、互いが向かい合った相手の腰の刀を抜く、というのもとても格好良くなりました。刀を抜いた青と緑は、見事な斬撃の円舞を見せる!
「どうやら俺たちの場合、1+1は2じゃねえみてぇだな!」
「ああ。恐らく――無限大!」
うん君たち、ずっとこのままでいいのでは(笑)
最後はウッドスピアで突き刺した所を放り上げ、ウォーターアローを撃ち込んで撃破。巨大化したアヤカシには、猛牛大王、烏賊大海王、ダイゴヨウが立ち向かい、猛牛大回転で爆殺成敗するのであった。
石橋脚本回にしては悪くありませんでしたが、話がどうこうというよりも、変身前と後それぞれの役者と、アクション監督が大奮闘、というエピソード。素晴らしいアクション回でした。
最後はゴールド寿司で全く同じ調子で寿司を食べる2人……と、流ノ介と千明の息があいすぎて、正直、ちょっと気持ち悪い事に(笑) 私が何も得しないよ?!(身勝手)