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『鳥人戦隊ジェットマン』感想10

◆第15話「高校生戦士」◆ (監督:新井清 脚本:渡辺麻実)
あまり厳密に触れるとややこしい事になるので、これまで避けてきたアコの学生生活にスポット。普段は脳天気に見えるアコだが、ジェットマンである事は親友にも言えず、スカイキャンプからの呼び出しがあればクラスメイトを誤魔化して……となかなかややこしい日常生活を送っていた。
そんな中、女のお喋りのエネルギーを奪い、破壊超音波に変えるボイスジゲンが出現。親友キョウコが声を奪われそうになりそれを助けるアコだが、ジェットマンへの変身を躊躇っている内に結局親友の声を奪われてしまう。怒りに燃えるアコはボイスジゲンに再び立ち向かうが、変身をキョウコに見られてしまい、動揺。4人が駆けつけてボイスジゲンは逃走するがアコもまた親友の前から走り去り、そして親友の元には、小田切長官がやってくる。
…………あれ、秘密を知った親友、消される?(笑)
どうすればボイスジゲンを倒し、親友の声を取り戻せるのか……ボイスジゲンが女性の声ばかり集めている事に気付いた雷太が一計を案じ、女装して囮になった上で近づいてきたボイスジゲンに至近距離で大声を浴びせる事で、弱体化に成功。
そして、長官から事情を聞いたキョウコが、元に戻った声でアコに声援を送る。
ジェットマンでも、アコはアコじゃない! 私達は親友よ!」
何か色々、契約書にサインさせられたんですね。

一、乙はジェットマンの秘密を決して口外しない事を誓約する。
一、仮にジェットマンの秘密が世間に漏れた場合、乙は即刻軍法会議にかけられるものとする。
一、・・・

みたいな。
ところで何故か、長官が出番はあるけど不自然に一言も喋らないのですが、なにか事情があってアフレコに参加出来なかったりでもしたのか。
ボイスジゲンは、親友の声援で力を得たブルースワローの攻撃から、ファイヤーバズーカで爆殺。ロボ戦では超音波に苦戦するもロケットパンチで拡声器を破壊し、バードニックセイバーで斬殺。ちょっと尺がありました。
後日、声を取り戻した親友と無事に合唱コンクールに出場するアコだが、途中でスカイキャンプから呼び出しを受け、さりげなく親友のフォローで退場。親友の理解と声援を背に、アコは今日もブルースワローとして戦いに赴くのであった……でオチ。
脚本は初めて聞く名前だったのでちょっと調べてみたら、主にアニメ畑、東映特撮/戦隊シリーズには『ターボレンジャー』『ファイブマン』から連続参加でした。内容は、可も無く不可も無く、という出来。


◆第16話「紙々の叛乱」◆ (監督:新井清 脚本:荒木憲一)
どうも五文字縛りでやっているらしい今作としては、割と凝ったサブタイトル。
そして今回は、長官、喋った!
トランの作り出したカミジゲンの能力により、絵や写真からその一部が抜けだして実体化、世間を騒がせる。著名な画家である間吹の絵から実体化した亡き娘・静子は、絵に込められた画伯の想いにより凶暴化する事なく、そのオカリナの音色が危篤状態の間吹を救うのであった……と怪人の能力に絡めつつファンタジックなエピソード。
この手のエピソードはどこでひねってくるか次第な所があるのですが、全くひねらず、非常にストレート。今作、井上敏樹パートが色々エキセントリックなので、1話完結エピソードはあまり捻らないように、というオーダーでも出ていたのでしょうか。
映像的には、漫画家の描いた絵からドーベルマンが飛び出したり、料理本の写真から実体化したスパゲティが人を襲ったり、映画のポスターから怪物が出現したりと、なかなかバラエティに富ませて、面白かったです。
折り紙のやっこんさみたいなデザインなのに、割と強力だったカミジゲンは、巨大戦でも幻影攻撃でジェットイカロスを翻弄し、ロボが少しずつ苦戦するようになってきました。バードニックセイバーの輝きで本体を炙り出されて一刀両断され、ダメージは与えてないんですが!(笑)
(静子さん、お父さんは元気になったよ、良かったね)
ラスト、肖像画に話しかける竜が、間吹家の思い出のオカリナを懐に収めて帰るのは謎(笑) 返せ。
次回――いきなりですが予告復活。
そして遊びほうけていたバイラム4幹部の前に、まさかの上司復活。更にラディゲ、度重なるセクハラ訴訟でいきなりのリストラ。裏次元伯爵の明日はどっちだ!