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『鳥人戦隊ジェットマン』感想16

◆第24話「出撃超(スーパー)ロボ」◆ (監督:雨宮慶太 脚本:井上敏樹
表記上5文字縛りを守る為に、色々やってくるなぁ(笑)
ジェットマンと裏次元戦士達は、二体の巨大ロボットの修理を急ぐが、いまいち真剣味の足りないダン、そして和を乱す凱。
「奴には、奴には勝てねぇっ!!」
直後に喧嘩腰でたしなめる竜に対し、裏次元戦士達のリーダー・レンは、確かにもっともだと、二体のロボを合わせて新しいパワーを生み出せないか、と新たな提案をする。前回からの流れを考えると、2人のリーダー格の対比も入っていると見え、なかなか面白いシーン。
「新しい、パワー……」
長官が凄く楽しそうなのですが、確かに、好きそうな単語です(笑)
打倒セミマルの為の改造プロジェクトが盛り上がる中、ダンは怪我したフリをすると、アコを基地の外へ連れ出してレストランで食事という、凱以上のやる気の無さを見せる。前回、「自分達の世界の挨拶」と称してアコのスカートめくりを行っていたダンですが、まあ、滅びつつある世界から来たので、若いメスは貴重です。
「青い空か……僕たちの裏次元ディメンシアも、こんな風に青かった。バイラムが来る前まではね」
「ダン……」
「あっという間だった……あっという間に」
お気楽な調子から一転、悲しみを漂わせてアコの気を引くダンだが、その時、セミマルが再び出現する。改造修理を完成したジェットイカロスセミマルに立ち向かい、遅れてプログラムの入力を完成させたガルーダがその元へ向かおうとするが、ラディゲの強襲を受け、レイとカンナが次々と殺害されてしまう。
ジェットマン! 仲間が待ってるぞ! 地獄でな!」
うきうきしながらガルーダに乗り込んだラディゲは、ジェットイカロスを攻撃。セミマルとガルーダに挟まれ大ピンチに陥るジェットイカロスだが、ラディゲの攻撃を受けるも一命を取り留めていたダンが、青い鳥人に変身。ガルーダに乗り込むと、腹部を貫かれながらも至近距離から火炎放射を浴びせ、ラディゲを退ける事に成功する。
浮かれる→調子に乗ってしゃしゃり出る→むしろ邪魔、というこの天才的なコンボに、ラディゲの芸人としての凄まじい才能を見る思いです。
「みんな、合体……合体を!」
命がけでガルーダを取り戻したダンの叫びに応え、今、表次元と裏次元、二つの力が一つになる――!
「「「「「合体、グレートスクラム!!」」」」」
イカロスとガルーダが右手をクロスさせる、という合体の前振りは、戦隊ロボ史上屈指の格好良さ。
二つのロボが合わさって誕生したグレートイカロスは、セミマルの体当たりを受け止めると投げ飛ばし、必殺のバードメーザーでセミマルを打ち破るのであった。
「馬鹿な……セミマルが……セミマルぅぅぅ」
ラディゲ、がっくり(笑) そして、笑いものにされる。
「へへっ……最後は、格好良かった、だろ?」
「うん、格好良かったよ」
瀕死のダンの指に、アコはディメンシアでの愛のメッセージだという野の花を巻いてやり、
「へへ、やったね」
裏次元の戦士は、その若い生涯を終えるのであった。
バイラムへの怒りを強くする5人のジェットマン、そして、夕陽を浴びて佇む、シルエットになった二体のロボの姿が、非常に格好いい名シーン。
ナレーション――ジェットイカロスとガルーダが合体した時、無敵のロボ、グレートイカロスが誕生する。それは、裏次元戦士達の魂が宿る場所、平和の願いの結晶なのだ」
そして凄い重くされた!(^^;
ここ数話をかけて引っ張ってきた強敵セミマルを用いての新ロボ登場編。同時に、恋愛していたり、いっけんお気楽だったりするけれど、打倒バイラムの為に命を賭けているもう一組の戦士達を置く事で、ジェットマン全体の精神的ステップアップのスプリングボードになっている、というのが巧い。次回――更なる新戦隊登場?!