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『天装戦隊ゴセイジャー』感想1

というわけで、突然ですが『ゴセイジャー』マラソンスタート。見るの優先で大雑把になる予定。……とりあえず今回は、モード切り替える為の慣らし運転みたいな感じで。
◆epic1「護星天使、降臨」◆ (監督:長石多可男 脚本:横手美智子
護星天使――それは、地球と全ての命を護る事を使命として、生きる者達。強き力と清き魂を持つ彼等は、遙か昔より、人知れず、邪悪な存在と、戦ってきた。
見所は、素性を立ち聞きした少年を拉致して取り囲み、「記憶を抹消する」と凄む天使達。
見た目は一緒だけど、感覚は人間とちょっと違うよ、という表現としては、なかなか面白い(笑)
さて今回、一挙配信につき1週間で25話という見るのも書くのもハイペースの都合により、先にメンバー5人について1話時点でわかる事をざっくりと。

ゴセイレッド/アラタ スカイック族。シンボルはドラゴン。個人武器は剣。
ゴセイピンク/エリ スカイック族。シンボルはフェニックス。個人武器は銃。
ゴセイブラック/アグリ ランディック族兄。シンボルはスネーク。個人武器は斧。
ゴセイイエロー/モネ ランディック族妹。シンボルはタイガー。個人武器は爪。
ゴセイブルー/ハイド シーイック族。シンボルはシャーク。個人武器はボウガン。ぼっち。

5人は地球を護る使命を持った護星天使である、という、宿命系+職業系の合わせ技が基本設定。ただし5人は護星天使としては仮免であり、まだまだ未熟。何故そんな彼等が地球を狙う侵略者と戦う事になっているかというと……護星界と地上界の連絡路にして通信施設でもある“天の塔”が破壊されてしまった為だった。
キラキラした外装の宇宙昆虫軍団は侵略目標について入念に下調べしているらしく、先制攻撃でまず、天の塔を破壊。……やはり大事だ、傾向と対策!
アバンタイトル、天から逆さにそびえる塔を、股の間から逆さまに見るカマキリ怪人、というのは長石監督っぽいカット(笑)
初動で護星天使の動きを封じ、圧倒的優位に立った宇宙昆虫軍団だが、たまたま地上研修中だった5人の見習い護星天使――アラタ達が、地上には残っていた。本隊と連絡も取れず補給も増援も期待できないという絶望的な状況にも関わらず、天使達は超前のめり。落ち込む事も恐れる事もなく、地球と全ての命を護る為、侵略者に立ち向かうのであった。
「嵐のスカイックパワー、ゴセイレッド!」
「息吹のスカイックパワー、ゴセイピンク!」
「巌のランディックパワー、ゴセイブラック!」
「恵みのランディックパワー、ゴセイイエロー!」
「怒濤のシーイックパワー、ゴセイブルー!」
「星を護るは天使の使命! 天装戦隊ゴセイジャー!」
天の塔を壊したカマキリは幹部クラスの扱いらしく、地球攻撃の尖兵として街を破壊するフンコロガシと戦うゴセイジャー。アラタが変身カードを無くしてピンチになどあったものの、地上で交流を持った少年・望が拾っていたカードを受け取って変身。
変身や武器の召喚などにカードを用いるギミックがアピールされるのですが、『ダイスオー』の稼働開始と連動した作品でしたっけ……と思ったらやはり、『ダイスオー』が連動企画でした。
初回から高萩市の例の工場跡で派手に立ち回り(よく考えると前作『シンケンジャー』から2週連続同じ所で戦っている(笑))、前作がチャンバラベースの異色の殺陣だったという事もあってか、射撃武器をアピールしつつ、個人武器を合体して大型武器を発動、と実に正統派。
こうしてフンコロガシを倒した護星天使達だったが、その前に再びカマキリ星人が現れる……で、続く。
主題歌、「地球の 平和を 目指して!」の所までの抑えたメロディと歌い方が格好いいのに、その後陽気になりすぎるのが、個人的に惜しい。
OP映像の演出担当者も似たようなツボだったのか、「地球の 平和を 目指して!」の所で揃い踏みで爆発、という格好いいカット入ってたり(笑)
合体武器の発動時の台詞が「パニッシュ!」で、侵略宇宙人への殺害行為を、天罰と断言する辺り、なかなか熱い。
目には目を、歯には歯を、侵略には天罰を! この星の明日を護る為のスクランブルだ!!


◆epic2「ファンタスティック・ゴセイジャー」◆ (監督:長石多可男 脚本:横手美智子
エルフとドワーフとマーマンが対立していて面倒くさい。
望少年はハイドがきつくて苦手な感じと言うのですが、どちらかというとアグリの物言いの方がきついような。
カマキリ星人は名乗っただけで帰り、ガ大王の率いる侵略昆虫軍団の新たな刺客、UFOテントウムシが地上の人間を大量誘拐。一方、かつて天の塔があった場所に向かったハイドとエリは辛うじてマスターヘッドと連絡を取る事に成功し、護星界への帰還方法が判明する……だがその方法は太陽の爆発的なフレアのエネルギーを必要とし、チャンスは実質一度。果たして見習い護星天使達は護星界へ帰る事が出来るのか?
星界へ帰る事を優先するのか、目の前の人間を救うのを優先するのか、という話なのですが、そもそも5人が「護星界への帰還手段」の情報を共有しないまま、黒と黄が戦闘に雪崩れ込んでしまった為、肝心の葛藤が一部のメンバーにしか発生しないという困った事に。それなら1人でも帰還可能だけど、仲間と一緒に帰るか、とりあえず1人でも帰って本隊と連絡をつけるか、という選択が発生すればまだ成立したのですが、「5人一緒でないと帰還不可能」な為、全てちぐはぐに(^^;
5人の色分けもそれほどされていない為に方針の違いによる対立も面白くならず、その上で、ハイドにはハイドのいい所がある、という要素まで盛り込もうとした為、色々一緒にやろうとしすぎて空中分解。根本的に、しばらく成り行きと勢いで戦う→帰還手段が判明する→しかし敵の襲撃があってどうしよう?! みたいな感じで、もう少し後回しにすれば良かったような。
宿命+職業系戦士の「戦う意志」を立ち上げで描いておくべきだと思ったのでしょうが、正直、大失敗。
結局ハイドも人間界に残って戦う事を決意し(1人だと帰れないのですが)、5人揃ったゴセイジャーテントウムシを撃破。だがブレドランの放った謎の虫でテントウムシが巨大化してしまう(何も説明されないが、巨大化した当の怪人も驚いているので、昆虫帝国上層部の秘密兵器なのか)。その時、ベルトに生まれる新たなカード。
「俺たちの、新たな力だ!」
……なんだか存在も近そうだけど、某天空聖界と似たようなシステムなのか。
伝説のゴセイマシンが人間界のメカのボディを借りて誕生し、UFO軍団とのメカバトル。陸海空それぞれの特性を活かしてのメカ戦はなかなか面白かったです。
そして、「撃墜完了」と格好つけた直後に敵の攻撃を受け、しっかりと残念ポイントを稼ぐ青。
五つのゴセイマシンは天装合体し、巨大ロボット・ゴセイグレートが降臨。
「「「「「俺たち護星天使が、悪しき魂に、天罰を下す! グレートストライク!!」」」」」」
テントウムシを撃破し、さらわれた人々をの記憶を消去してオチ。「辛い記憶を忘れさせてあげるんだ」という天使目線で記憶消去するのですが、この辺りは、こだわるのかしら。
ハイドさんは1人だけ相方居ないのが何かしら過去に抱えてそうだったり、そんな都合により桃と絡みが多かったり、現時点では色々とおいしそう。
「戻らぬと決意したのか。しかし、これからの務め、容易ではないぞ」
そして護星界のボス、マスターヘッドは、色々と他人事気味だった。