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『鳥人戦隊ジェットマン』感想23

◆第35話「鳩がくれた戦う勇気」◆ (監督:東條昭平 脚本:荒木憲一)
サブタイトルが――伸びた……!
産廃の不法投棄をする男達。それを鳩と、バイラムが見ていた。
「貴様達人類に、地球に住む資格はない」
地球の環境を守れ、バイラム!
産業廃棄物から誕生したバイオ次元獣・毒ガスネズミが街に現れるが、それに襲いかかる白い鳩。アコは鳩と心を通い合わせる少女・恵理と知り合いになり、その母親から、恵理が生まれついての心臓の病気でずっと入院生活を送っている事を聞く。手術を怖がる恵理に勇気を与えようとハイキングに連れ出すアコだったがそこにネズミが現れ、アコはブレスを落とした上に毒ガスによる目潰しを受けてしまう。
「2人仲良く、あの世へ行け!」
視力を失いながらも少女を守って必死に逃げるアコに向けて高笑いしながら襲いかかるラディゲ……凄く、駄目な人です。
だがその時、鳩の軍団が少女を守る為にラディゲに襲いかかり、鳩の猛攻を受けたラディゲ、池に落下(笑)
……凄く、駄目な人です。
池に落ちたラディゲは捨て置き、合流したジェットマンはネズミと戦闘。相変わらず視力を失った青が苦戦するが、ビークスマッシャーの反射ビームで適当にダメージを与え、一斉射撃で撃破。
巨大化したネズミに対してジェットマシンに乗り込もうとする5人だが、ここで物陰で戦闘を見ていた少女が「お願い! 私も戦わせて!」と宣い、青のマシンに乗り込む事に。
恐らく、バードニックウェーブを媒介に、狂気が空気感染したものと思われます。
この前の戦闘シーンで、5人で戦っていたと思ったらまとめて吹き飛んだ後、何故か青とネズミが一騎打ち(青が目が見えない事をわかっている筈なのに、他の4人がちっとも助けに来ない)もかなり無理があったのですが(その上で反撃方法も全く面白くない)、ここでも少女の指示を受けて、目の見えない青がマシンで単独攻撃を仕掛ける、という無茶苦茶な展開(^^; ジェットマシンで戦う理由付けがあれば良いのですが全く無い為、ひたすらガタガタ。
青のジェットマシンで一撃与えた後にようやく合体したイカロスは剣を溶かされて苦戦するが、テトラボーイが走ってきて援護攻撃。
「恵理ちゃん、このレバーを、思いっきり押すのよ」
青はテトラバスターを少女と共に撃ち、ネズミを倒すのであった……て、なんか、『科学忍者隊ガッチャマン』を思い出します(笑)
プロットは全然違うのですが、『ガッチャマン』に、敵組織の巨大ロボに父を殺されて復讐を求める少女を戦闘母艦に乗せて、「復讐したいんなら、バードミサイルを撃たせてやる! ほら撃て、撃ってみろ!」と主人公が迫るというエピソードがありまして(うろ覚え)……感想書いてなかったかしら、と過去の日記を検索したら、あった(笑)
〔バードミサイルは最後の武器だ/2012年3月28日〕
ガッチャマン』は、名作。
でまあ、戦う勇気を持った少女は自分を助けてくれた鳩の為にも手術を受ける決意をするのであった……って、うーん……。
第21話「歩くゴミ」と同じ監督×脚本コンビで、冒頭から環境汚染テーマに触れ、メインも同じくアコという事で多少は関連付けもするのかと思ったら全くそんな事は無し。環境汚染テーマ自体が掴みにそれらしく言及してみただけで(荒木憲一の師匠筋の杉村升の影響を感じる)、後半の軸になった難病の少女と手術の勇気という王道エピソードとも特に絡まず、ファンタジーな鳩と少女のシンクロは純粋にファンタジーで、詰め込んだ要素が空中分解。
鳩に襲われて池に落ちるラディゲだけは凄く面白かったですが……!
次回、まさかの慰安旅行。
エンディングの最後の、私服姿でオープンカフェに座る長官のカットと、次回予告の最初のカットが繋がる、という小技が楽しい。